老犬の最期のときに飼い主がすべきこと

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老犬の最期のときに飼い主がすべきこと

老犬の最期はどのような形で訪れるのか分からないものです。しかし、どんなに手をつくしても寿命とともに愛犬の最期は必ずやってくるのです。飼い主は愛犬が安心して穏やかに最期の時を過ごせるよう、温かく見守ることが大切ではないでしょうか。

老犬の最期

横向きの犬

もし仮に最期を覚悟をしていたとしても、老犬はどのような形で「その時」が訪れるかは分かりません。
突然のことかもしれませんし、長い闘病生活の末に訪れるのかもしれません。
しかし、必ずやってくるものです。
どんなに愛犬との時間を求めても、生まれて出会った瞬間から「最期の時」は近づいてきています。

愛犬が老犬と呼ばれる最期の年代に差し掛かってきたら、飼い主は心のどこかで愛犬のと最期の時について覚悟しておく必要があるのかもしれません。

ただ、それがどのような形であっても、最期の時までわんちゃんに精一杯の愛情を伝えていく努力をしなくてはならないのです。

人間と違って、わんちゃんには「自分の死」、「自分の最期」という概念がないのかもしれません。

もしくは、本能的に知っているのかもしれませんが、それは人間には分からないことです。

しかし、人間のように、「病気を治すために闘病している」とか、「死んだらもう会えなくなる」などとは思っていないでしょう。

犬はその時その時を生きている、ともいえるのかもしれません。

ですから、老犬にとっては、その時の気持ちがとても大切なのです。飼い主さんが不安そうな顔をしていたら、わんちゃんまで不安な気持ちになってしまいます。

愛犬の症状が芳しくなく具合が悪いときには、より一層、飼い主さんを必要とすることでしょう。飼い主さんに少しでもそばにいてほしい、視力が衰え呼吸が弱々しい老犬の場合には、「少しでも触っていてほしい」と望んでいるかもしれません。

もし、症状が悪化して治療のために通院し、注射や苦い薬を飲まされたとしたら、「どうして飼い主さんは、こんな嫌なことをするのだろう」と不安に思っているかもしれません。

そんなわんちゃんの気持ちに応えるには、やはり、少しでもそばに居て声をかけてあげるのが一番なのかもしれません。

わんちゃんの前では、決して泣いたりしないで、明るい気持ちで接してあげてください。

たとえ、わんちゃんに最期の時がきたとしても、もしかすると、わんちゃんは、これで飼い主さんと会えなくなるとは思っていないかもしれません。

ですから、最期のときまで、どうか、温かくやさしい声をかけ続けてください。

老犬の最期と向き合うために

正面をみている犬

最近では、予防接種の接種率の向上や、食べ物の質の向上、そして飼い主さんの健康に対する意識の変化などから、わんちゃんの寿命も延びてきています。

もともと人間に比べると寿命の短いわんちゃん達。
いつか別れがくることはわかっていても、少しでも長く一緒に過ごすことができるのは、飼い主としてもとても嬉しいことです。

長い間一緒に生活をしてきた多くの飼い主にとって、わんちゃんはもはやペットではなく、家族の一員といえる存在になっていることと思われます。
自分の子供のように、かけがえのない存在であるにも関わらず、どうしてこの子だけが自分より早く老いてしまうのか、頭では理解していても、どうしても納得できない…と思ってしまう飼い主さんも多いことでしょう。

わんちゃんの平均寿命である10年は、人間にとってはあっという間の時間です。

しかしその間に犬は成長し、老化し、最期の時を迎えることになるのです。飼い主は、その過程を見守っていくことになります。

子犬の可愛さにつられて飼い始めた人であれば、もしかしたらそんな時がくるなんて思っていなかったかもしれません。きっとそれは、相当の試練ともなるはずです。

しかし、一旦家族の一員として迎えた以上、老犬の最期をしっかりと見届けるのが、飼い主としての責任といえるでしょう。

ペットロスから立ち直るために

梅と犬

家族のように可愛がっていたわんちゃんが最期の時を迎えてしまったら、多くの飼い主さんが、ペットロスになってしまうことでしょう。

それは、仕方がないことであり、当然のことでもあります。

そして多くの場合、『もっと何かしてあげられたのではないか』と悔やまれることがあったり、『なぜうちの子が』と、どうしても納得できない悲しみに暮れることでしょう。

しかし、それほど思ってもらえるわんちゃんは、幸せだったのではないでしょうか。懸命に介護すればするほど、至らなかった自分に悔いが残るものです。

ですが、どんなに頑張っても、完璧などあり得ません。

それは自分で分かるものでもありませんし、わんちゃんがどのように感じているのかも分かりません。
でも、最期を迎えたわんちゃんのことを想っていてくれることは、きっとわんちゃんも嬉しく思っていることでしょう。

ですから、今度はわんちゃんが安心して天国で暮らすことができるように、元気を取り戻して、ペットロスから立ち直ること。

元気になった飼い主さんを見て、天国のわんちゃんも安心することでしょう。

そこまでが飼い主としての役目なのではないでしょうか。

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みんなのコメント

6件

  • 女性 匿名

    バウが亡くなっての初盆です。私も少し落ち着きました。綺麗な天国のお花畑を走り回っていると思います。いつの日にか会える事を楽しみにしています。
  • 50代以上 男性 ゴンパパ

    今週の月曜に愛犬が亡くなりました。
    喪失感とたたかっていますが、みなさんの体験談を拝見させてもらい気持ちが保てています。
    何とか、ペットロスを乗り越えたいと思います。
    今日、火葬しますが気持ちが壊れそうです
  • 50代以上 女性 ゆきわん

    今年3月30日にウチの子が亡くなりました。迷って来た子で、23年も一緒に暮らしました。火葬にした時に、いらしてくれた方がどこも悪いところはなかったね、とか、この子は幸せだったとか、心が楽になることを言ってくださってとても有り難かったです。まだ時々泣いてしまうのですが、その方も愛犬を亡くして3年たつけどまだ辛いんです。と言っていたので、安心して悲しむ事ができるので辛さは軽くなります。ウチの子も虹の橋のたもとで私を待っているから、会える時を楽しみに、今はしっかりと生きなくてはと思っています。
  • 女性 ピーチママ

    ハッピーが虹の橋を渡って3年過ぎましたが今でも側にいて欲しいと思う事があります。家族だから、盆や彼岸は墓参りを欠かしません。ハッピーの忘れ形見のピーチが今は癒やしてくれていますが、この子も老犬になりました。ピーチが亡くなったら、みんなどうなるのか心配です。が、お花畑で楽しく遊び回れる様に私達は早く立ち直る様に頑張りたいと思っています。
  • 40代 女性 mustang97

    うちの子(幸=さち)は自分の旅立ちを分かっていたように思います。
    亡くなる日の夜、真っ暗な部屋の中で、あの子の視線を感じました。
    幸は確かに私をじっと見つめていました。
    言葉は交わせませんが、長年一緒に生活していると、言っていることは分かります。
    幸は確かにあの時、私に別れを告げていました。
    だから私も覚悟を決めました。
    でも、幸は死んでいません。今でも私の心の中にいます。いつでも会話しています。
    あとは私が死んだときに、幸に会えるのを楽しみに今は生きています。
    その為に、私は日々、自分なりに精一杯生きています。
    年金がいくら貰えるのかとか、老後がどうとか心配する人がいますけど、
    私は目の前の事だけ見て考え、その瞬間を懸命に生きるようにしています。
    ワンコってそうでしょう。先の事など考えない。今この瞬間を生きている。
    だから私もそう生きる。
    そう生きることが幸への最大の供養となることを信じて。
  • 女性 ももたん

    昨年の12月の8日にお空に舞い上がって逝きました。15歳4カ月でした
    ミニチュアダックスの女の子です。生まれたときからずっといっしょでやんちゃでゴムまりのように飛び跳ねていました。夜寝る時も私の腕枕で主人が焼きもちを焼くぐらいそばにいてくれて本当に私の宝物でした。体は乳腺がいくつも腫れあがり大きいしこりガでき歯はほとんど自然に家の畳の上に日とともに落ちておりました
    その数を数えながら年をとったなあと思っていました
    日に日に眼も見えてないようでテレビの裏側とか狭いところに入って出られなくなったり呼んでも反応が無かったり
    ご飯も水も飲まなくなり当然散歩は嫌がりぐったりして時たま何かに怯えたり痛がったりしてかわいそうで1日だけ1階に柵を作って1人で寝かせました私も夜中じゅう動き回ってるのに疲れたのです。翌日心配で早く起きて様子を見に行った所
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