その犬は何年間も鎖につながれ、飢えや感染症に耐え孤独に生きてきた

その犬は何年間も鎖につながれ、飢えや感染症に耐え孤独に生きてきた

保護された推定4歳ほどの犬は、もしかしたら子犬の頃からずっと、鎖につながれ、飢えや孤独に耐えて生きながらえてきたのかもしれません。犬の生活には、十分な食料、衛生的な環境、人や犬との適切な交流、チャレンジする楽しみなどが必要です。

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鎖と飢え、汚染、孤独に耐えて

発見・救出

「ジャンゴ」の保護を敢行した日、ジャンゴはセメントで作った小屋の中で重い鎖につながれ、やせ細り、感染症をわずらい、自分の糞尿にまみれ、飢えていました。

それでも人を恐れることなく、訪れた保護団体Takis Shelter のメンバーをやさしい瞳で見つめます。

ドッグフードを与えようとすると、飢えていたジャンゴは待ちきれずに袋に頭を突っ込みました。

ジャンゴを外に連れ出し、鎖をはずします。いったいどれだけ長い間、この鎖につながれていたのでしょう。

ケア

病院で改めて体の状態を確認すると、所々脱毛し、皮膚の炎症が見られます。腰骨や背骨も浮き出ています。リーシュマニア症、エールリヒア症といった感染症であると診断されました。

ジャンゴは、尻尾を足の間にピタッと巻き込んで、血液採取などに耐えています。

よく頑張ったごほうびに、たくさん食べてね。

経過

そして3ヵ月後。治療を続け、しっかり食べ、遊び、ジャンゴは回復しました。

仲間の犬たちにとても好かれている様子。ジャンゴのまわりに集まってきています。

目の上の「タン」と呼ばれる斑紋が、キリッと白く浮かび上がっていますね。

3ヵ月前は顔の毛もバサバサで、色のコントラストがあいまいでした。背中もきれいです。

その後

鎖につながれ、孤独の中に放置されていたジャンゴは、やっと犬らしい生活を送れるようになり、そして里親さんとの巡り合いを待っています。

動画を見ることは保護支援にもつながります!

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Takis Shelter

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