老犬のトイレ問題!シニア犬がお漏らしをする原因や飼い主ができる対策とは

老犬のトイレ問題!シニア犬がお漏らしをする原因や飼い主ができる対策とは

老犬のお漏らしの原因と対策についてまとめました。シニア世代になると、おしっこを失敗してしまうことが多くなります。犬自身も失敗してしまったことに悲しんでいるかもしれません。

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老犬のお漏らしは「筋肉の衰え」が原因

トイレの前で眠るボストンテリア

犬も年齢を重ねるごとに老化現象がみられるようになります。お散歩のとき、歩くスピードが遅くなったり、疲れやすくなったり、お散歩に行きたがらなくなることがあります。やがて、歩くことができなくなり、自力で立ち上がることさえできなくなり、寝たきりになることがあります。老化によって、筋肉が衰えてしまうからです。その他にも老化現象はたくさんありますが、最も飼い主さんが気づきやすいのが、筋肉の衰えによる現象です。お漏らしをしてしまうのも、その現象のひとつです。

なぜ筋肉が衰えるとお漏らしをしてしまうのか

筋肉が衰えることによって、膀胱の出入り口の締まりが弱くなります。よいしょっと重いカラダを起き上がらせるとき、カラダにグッと力を入れますよね。そのとき、おしっこまで出てしまうことがあります。寝返りをしようとしたとき、座ろうとしたとき、くしゃみをしたときなど、ちょっとした力によって、おしっこまで一緒に出てしまうことがあります。筋肉が衰え、膀胱の出入り口の締まりが弱くなってしまったことが原因なのです。

手足の筋肉の衰えもお漏らしの原因になることがある

「あ、おしっこしたいな」と思ってから、立ち上がり、トイレまで歩いていき、しゃがむ。若い犬であれば、サササッとできる行動も、老犬になると、ひとつひとつの行動に時間がかかるようになります。一度では立ち上がることができず、何度もチャレンジしなければならないことがあります。立ち上がるときにお漏らししてしまうことがあります。トイレまで歩いている間にお漏らししてしまうことがあります。しゃがんだけれど、トイレの手前でしゃがんでしまっていることがあります。手足の筋肉が衰えてしまうことが原因なのです。

膀胱におしっこが残ってしまっている

老犬になると、筋肉が衰え、ふんばる力も弱くなってしまいます。そうすると、おしっこを全て出しきることができないことがあります。おしっこに行ったのに、膀胱にはまだおしっこが残ってしまったままです。このことが、お漏らしの原因にもなりますし、おしっこの回数が増える原因でもあります。ちゃんとトイレでおしっこを済ませた、がしかし、寝床に戻るまでの歩いている間におしっこが少し出てしまった、なんてこともあります。

老犬のお漏らしは「病気」の可能性あり!

柴犬の老犬、赤い首輪

慢性腎不全によるお漏らし

あまりにもおもらしの回数が多い場合には、慢性腎不全である可能性を考えることができます。おしっこの色やニオイなども合わせて判断しましょう。何だかおかしいなと思いつつも、ご自身で判断することが難しい場合には、すぐに獣医さんの診察を受けましょう。

認知症によるお漏らし

老犬のお漏らしは自然な現象です。老化によって筋肉が衰えてしまうことが原因です。ですから、トイレトレーニングを忘れてしまうわけではありません。飼い主さんにトイレトレーニングをしてもらったことをしっかり覚えています。トイレや排泄をしっかり理解しています。しかし、それらを理解することができなくなってしまうことがあります。「認知症」が原因です。トイレの場所を全く理解することができなくなってしまったときは、認知症の可能性を考えることができます。認知症を発症すると、様々な症状がみられるようになります。認知症の犬との向き合い方については、かかりつけの獣医さんに相談してみましょう。

老犬のお漏らしにできる対策とは

ダックスと「老犬だって大丈夫!」と書かれたボード

先にトイレに連れて行ってあげる

トイレの時間って、だいたい決まっていますよね。若い犬であれば、朝・夕・寝る前などでしょうか。しかし、老犬になるとトイレの回数が増えます。

朝起きてすぐにトイレに連れて行ったけど、出かける前にもう一度行っておこう。帰宅したらすぐにトイレに連れて行こう。夕食後のトイレに連れて行ったけど、寝る直前にも連れて行っておこう。など、「もう出ないだろう」ではなく、「少しでも出しておこう」と、トイレの回数を増やしてあげると、お漏らしの回数は減ります。

老犬と暮らしていると、トイレのタイミングがだいたい理解できるようになります。犬が立ち上がろうとしているとき、犬が歩き出そうとしているとき、「もしかしてトイレに行きたいのでは?」と考え、抱っこしてトイレまで連れて行ってあげるのも良いです。トイレまでたどり着けず、お漏らししてしまう、ということが防げます。

オムツをする

お漏らしで部屋を汚してしまうことが多くなります。それでも、ケージの中に閉じ込めておくのは可哀想だ、と思うのであれば、せめて、オムツをしてあげてはいかがでしょうか。部屋も汚れず、お掃除をする手間も省け、犬自身のカラダや寝床も汚れにくくなります。

まとめ

ソファーで眠たそうにしているゴールデン

お漏らしをしてしまっても、決して叱らないこと。怒ってイライラしないこと。老化による自然現象であるお漏らしは、犬自身もどうすることもできません。飼い主さんに申し訳ないなと感じています。飼い主さんが叱ったり怒ったりイライラした態度をしていると、犬はもっと悲しんで、落ち込んでしまいます。飼い主さんに嫌われてしまった…と感じてしまうかもしれません。しっかり対策をすれば、犬も飼い主さんも快適に過ごすことができます。お漏らしは、愛犬が元気に健康に長生きしてくれている証でもあると思います。ぜひ、あたたかい気持ちで向き合ってあげましょう。

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