犬をマンションで飼っている時の絶対NG行為7つ

犬をマンションで飼っている時の絶対NG行為7つ

例え、ペットと暮らすことが出来るマンションであっても、住人全てが動物好きとは言えません。集合住宅に住む以上、お互いが快適に暮らすためには、気遣いや公的な制約が必要です。「非常識な飼い主」と非難されないよう、マンションなどの集合住宅で犬を飼っている時に絶対にしてはならないNG行為について、考えてみたいと思います。

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1.管理規約を守らない

紙を破く

どんなマンションにも「管理規約」がある

「管理規約」とは、居住者個人で使用していい場所、居住者全員で共有する場所についての決まり事や、居住者全員が快適な生活を送るために国が定めた「区分所有法」に基づいて作られたルールです。

例えば、ゴミを出すときの分別の仕方、場所、避難場所についての取り決め、「管理規約」の中の「使用規約」によって、共有部分での喫煙の有無などについて各マンションごとに細かい規約があります。

ペットの飼育を許可しているマンションなら、ペットに関する規約もあり、居住者はそれを守る義務があります。

ペットに関する管理規約の例

マンションでのペットの飼育についての規約には、国土交通省によって「マンション標準管理規約」と「中高層共同住宅ペット飼育細則(さいそく)という規制例が示されていて、ほとんどのマンションがそれらの規則に則って独自のマンション規約としています。

例えば、ペットを飼う場合には「ペットクラブ」に加入することが義務付けられていて、届け出も必要です。また、そういった規約の中に、飼育できる動物の頭数や大きさが定められています。

その中には、

  • ペットクラブに加入すること
  • 共有部分で給餌、排泄を行わないこと
  • 悪臭が上下隣近所に伝わらないようにトイレの位置には気を配ること
  • 盲導犬、介助犬を除く動物は、エレベーターで移動する時に抱きかかえるか、ゲージにいれること
  • 予防接種、健康診断などの義務

などが明記されています。

悪質な飼い主は「飼育禁止者」とされ、飼育禁止になることも

マンションで定めた規約に違反し、何度も管理組合やペットクラブからなんども勧告されたにも関わらず、改善されないと判断されたら「飼育禁止者」とされ、ペットを飼うことが出来なくなります。

2.排泄の躾をしない

トイレに座るボストンテリア

できるだけ居室内で済ませること

上記のペットに関する規約の中には、「トイレは居室内で済ませること」としているマンションもあります。その場合でも、「自分の家の中ならどこでトイレをしてもいい」と言うのではありません。賃貸マンションならなおさら、床の汚れや悪臭が部屋の中にこびりつきます。

また、分譲マンションであっても、部屋中好きな場所で排泄するようになれば、その始末だけでも大変な手間で、いずれ排泄物の悪臭で近隣の人の迷惑になります。部屋の中でも、きちんとトイレが出来るようにトレーニングをする必要があります。

3.無駄吠えを放任

吠えている茶色の犬

動物の習性を理解し、適切に対処すること

犬の無駄吠えは、人間が勝手に「無駄」と感じているだけで、犬には犬なりの「吠える理由」があります。もし、管理組合やペットクラブから苦情が来るほどうるさく吠えるのであれば、なぜ吠えるのか、その理由を考え、問題を解決するように努力したり、吠え始めた犬の行動を制御出来るように、飼い主さん自身もトレーニングをする必要があります。

そういった努力を一切せず、「犬は吠えるものだから仕方ない」と放っておく人など、人に迷惑をかけてもなんとも思わないということです。

4.共有部分、あるいは定められた場所以外でのブラッシング

コームについているゴールデンの抜け毛

「共有部分」とは、マンションの住人全てが共同で使える部分のことで、駐車場、駐輪場、エントランスなどを指します。「専有部分」とは、居室内やバルコニーなどマンションの持ち主が所有している部分のことです。

駐車場、駐輪場などでブラッシングをするのは禁止

ペット飼育が許可されているからと言って、全ての住人が犬好きなわけではありません。犬の毛が汚い、と感じる人もいるし、犬の毛に対してアレルギーを持っている人もいないとは言い切れません。

飼い主さんにとれば大切な家族であっても、他人から見れば「ケモノ」です。まして、自分の部屋を汚したくないから外でブラッシングをする、というのであれば、ご自身も犬の毛を「ゴミ」だと思っていると言えます。

共有部分で犬をブラッシングする、ということは、犬を飼育していない人にとっては、「誰でも使える場所を汚し、ゴミをまき散らしている」と思われても仕方ないことだと考えましょう。

バルコニーでのブラッシングは禁止

換毛期のある犬は、その時期になると大量に毛が抜けて生え変わります。家の中が毛玉だらけになったり、気を付けていても飼い主さんの服に犬の毛がついてしまう、ということも珍しいことではありません。

そんな状態ですから、家の中でブラッシングをすると羊の毛刈りをしたかのようにふわふわと家中に毛玉が舞い散って、ブラッシングの後始末や、部屋の掃除が大変な手間になることでしょう。

ですから、つい、占有スペースであるバルコニーでブラッシングをしたくなる気持ちもわかります。けれども、風で飛び散った抜け毛が近隣の人にとっては迷惑なゴミでしかありません。

5.排泄物の放置

英語の看板

居室内で済ませるように躾けたとしても、100%家の中だけで済ませられるわけではありません。

建物の中でなくても、マンションの敷地内やマンションの区画内である公園や散歩道として舗装されている道などに、犬の排泄物を放置するのは、明らかにマナー違反です。

6.不潔な環境で飼育する

散らかった部屋

飼い主さん自身の住環境が不潔だと、犬の健康状態にも悪影響を及ぼします。ダニ、ノミなどが発生することもありますし、生ごみなどを放置したままだとその生ごみを犬が誤飲誤食して、下痢や嘔吐してさらに悪臭を放つことになりかねません。

また、マンションの管理規約の中にも、「定期的なブラッシング、シャンプーなどを行い清潔に保つように心がける」「居室をこまめに掃除する」と言った飼い主としての義務と心構えを明記している場合もあります。

犬のトイレはもちろん、飼い主さん自身の生ごみなどから悪臭が出ないように、自分だけでなく、近隣の人にも迷惑をかけないように居住空間を清潔に保つよう心がけましょう。

7.隠れて飼育する

バッグの中に入っているパグ

ペットクラブに加入したり、さまざまな規約を守るのが面倒だから隠れて飼う、あるいはそもそもペット飼育が許可されていないのに、隠れて犬を飼う、というルール違反は絶対に止めましょう。

賃貸マンションなら、退去勧告される可能性があるばかりでなく、もともと飼育が許可されていたとしても、最悪の場合、「隠れて飼う人がいて、部屋の維持管理、原状回復に多額の費用がかかるため、今後ペットの飼育は禁止します」という事態を引き起こしかねません。

また、退去時に多額の清掃代や修復代が請求されることもあります。

まとめ

バルコニーにいるプードル

マンションのような集合住宅に住むということは、不特定多数の人と居住する空間を共有することです。それは、ペットと一緒に旅行する際、宿泊施設で提示される規約とよく似ているように思います。

世の中の人すべてが子ども好きではないように、犬が嫌いな人、犬が苦手な人もいて、そう言った人と共存するためのマナーやルールを守れない人ばかりになると、ますます犬と一緒に暮らせる場所が少なくなり、犬や猫をマンションで飼う人達が肩身の狭い思いをするようになるのではないでしょうか?

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