犬の解剖学もバーチャルリアリティ技術(VR)で学ぶ時代!

犬の解剖学もバーチャルリアリティ技術(VR)で学ぶ時代!

今やバーチャルリアリティ技術はいたる所で活用され「え!そんなものまで?」という分野でもその名が聞かれるようになりました。獣医学の世界でもバーチャルリアリティで犬の解剖学が学べるのだそうです!

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バーチャルリアリティで犬の体内に入れる!

口を開けたワイマラナー

バーチャルリアリティ技術は、どんどん新しい分野を切り開いており、犬にまつわる分野でも活用されています。

アメリカのバージニア工科大学の、バージニア・メリーランド連合獣医科カレッジでは、バーチャルリアリティ技術を、犬の解剖学の授業に取り入れています。VRグラスを着けた獣医科の学生は、バーチャルな犬の骨格や、その内側の内臓器官をクローズアップで観察することができます。

更に実物のようなバーチャル体験をするだけではなく、実際の世界では不可能な犬の体内に入り込むことさえできるのだそうです。デバイスのボタンをクリックして、特定の臓器をズームインすることも可能です。

VR犬の優れているところ

犬のレントゲン写真

獣医科の助教授によると、学生たちが犬の身体の診察を学んだことと、解剖学で学んだことを結びつけるのに苦労していることに気づきました。VR犬を使うことで、この問題は解決されます。

また、従来の獣医科の解剖学では、図や献体された実物の犬の体が教材として使われていますが、実際に犬の身体を診察するときには、犬は4脚で立っているので、ここでも違いが出てきます。

VR犬を使っての授業ではこれらの問題も解決できます。また、犬の各臓器が実際にどのように関連しているのかを、3Dで理解できるのはとても有益なことです。

このVR犬を作り上げたのは、バージニア工科大学の准教授で、以前にも子犬の社会的行動を調べる視覚化ツールなど、バーチャルリアリティ技術を使った犬のためのツールを作成しているそうです。

獣医学VRプロジェクトのこれから

VRグラスを着けたドクター

この画期的な獣医学バーチャルリアリティ技術は、現在のところ、他の技術者には真似のできないものなのだそうです。しかしこのプロジェクトは、他の大学や獣医師も利用できるようになる予定です。

また、このVR(仮想現実)犬を作った技術者は、AR(拡張現実)犬も開発しています。AR犬はスマートフォンアプリとして作られており、現実の犬の映像に仮想映像を重ねて観察することができます。ちょうどゲームの『ポケモンGO』のような感じですね。

しかし、AR犬の獣医学プロジェクトが実現するためには、より多くの資金が必要なのだそうです。また今後は、犬以外の豚や牛などのVR版を開発することも考えているそうです。

こちらはバージニア工科大学が公開しているVR犬の動画です。どんな世界が見えるのか少し見ることができます。

まとめ

聴診器をくわえたシェパード

獣医学に、バーチャルリアリティ技術を使って、犬の骨格や臓器をクローズアップで観察したり、犬の体の内部に入り込んで解剖学を学んだりすることができるというプロジェクトをご紹介しました。

今までとは違う視点から、実際の世界よりも詳細に速く徹底した学びが実現できるのは素晴らしいことですね。

獣医学の世界だけでなく、犬にまつわるバーチャルリアリティ技術は、いろいろな分野で開発がされています。

犬の扱い方の教育などは、生きている犬に負担をかけることなく安全に実施できるため、さらなる普及に期待したいと思います。

《参考》
http://www.qrcodepress.com/veterinary-vr-tech-enables-students-to-uniquely-study-canine-anatomy/8535385/
https://vtnews.vt.edu/articles/2018/10/univrel-vrdogproject.html

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