犬の膿皮症の基礎知識~症状・治療・自宅でのケアについて~

犬の膿皮症の基礎知識~症状・治療・自宅でのケアについて~

犬に多い皮膚病のひとつに「膿皮症」があります。膿皮症自体が犬を死に至らせる疾患ではありませんが、夜眠れないほどの強い痒みや痛み、発熱を伴います。QOL(quality of life)を著しく低下させるので他の病を招きかねません。愛犬が膿皮症になった際にはどんな治療が必要か、自宅でどんなケアが必要か、実際に膿皮症を完治させた経験を元にまとめました。

お気に入り登録
SupervisorImage

記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子
  • (AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・ペットライター )

獣医師・AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・ペットライター
山口大学農学部獣医学科(現:共同獣医学部)卒業。2006年3月~2023年3月 有限会社ふくふく動物病院 取締役・院長。ジェネラリストですが、得意分野は皮膚疾患です。
獣医師歴26年(2023年4月現在)の経験を活かし、ペットの病気やペットと楽しむアロマに関する情報をお届けします。

その発疹は「膿皮症」かも?こんな症状にご注意を!

膿皮症

↑はできてから3日程と思われる膿皮症。小豆大のものが2つ、膿が出ています。

膿皮症

↑上の写真と同じ頃にできた、違う部位の膿皮症。小さな発疹が2つ、手で触れると周辺の毛やフケのようなものがポロポロとはがれています

膿皮症は主に犬の皮膚にできる、発疹を伴う皮膚疾患で、犬の皮膚病の中ではもっとも多いと言われるぐらい、ポピュラーなものです。体幹(背中、腹)足の付け根、耳の裏など、色々なところに現れます。膿皮症は感染するスピードが早いという特徴があり、ひとつ発疹が出来れば身体のあちこちにどんどん増え、完治するまでに時間を要します。

また、症状が進行すれば強い痒みを伴い、引っ掻くことで、更に治療が長引きます。愛犬の身体に発疹を見つけたら、まずは全身チェック!そして、以下のような特徴があったり、ひどく痒がる症状があれば「膿皮症」を疑って、一刻も早く治療をはじめましょう。

  • 赤味のあるポツンとした発疹ができる、それが日に日に増える
  • 膿を出すジュクジュクの発疹がある、それが日に日に増える
  • 発疹がある部分の毛が抜けている、ポロポロとフケのようなものが出ている
  • 発疹がある部分の皮膚が色素沈着を起こしている
  • 鼻の頭にだけ発疹が出ている(短頭種に多い膿皮症のタイプ)
  • 肉球の間や足先が腫れている、膿んでいる(他の疾患が膿皮症を起こすタイプ)

膿皮症の基礎知識

膿皮症とは?

人間も犬も同じですが、普段から皮膚には一定の菌が常在しています。しかし、何らかの原因で皮膚環境のバランスが崩れた時に、皮膚に常在している菌のひとつ「黄色ブドウ球菌」が異常繁殖し、発心や痒みなどが起こった状態を「膿皮症」と総称します。

膿皮症の初期段階では皮膚の浅い部分にできる表面性膿皮症、毛の根元に達した浅在性膿皮症(表在性膿皮症)、更に皮下組織にまで進行した深在性膿皮症と進行の段階別に分類されます。症状が進行する程、痒みや発熱などの愛犬を苦しませる症状が出てきます。

膿皮症になる要因は様々!

大きく分けて、『環境や抵抗力』、『他の疾患』がある場合が考えられます。

環境面

抵抗力が落ちると皮膚の常在菌であるブドウ球菌が一気に増え、発疹や痒みなどの症状が起こります。日本では春先の雨のシーズンや梅雨頃から、発生率が飛躍的にあがる傾向にあるようです。

他の疾患がある場合

食物アレルギー、アトピー、脂漏症、糖尿病、肝臓病、クッシング症候群、甲状腺機能低下といった皮膚に影響を与える基礎疾患が膿皮症をひき起こしている場合や、ニキビダニ、疥癬等の皮膚の寄生虫疾患が膿皮症を二次的に起こしている場合もあります。

例外として、ジャーマンシェパードには原因不明の「全身性膿皮症(特発性膿皮症)」という疾患があります。

膿皮症はどの犬種にも現れますが、免疫力や抵抗力が低い子犬やシニア犬、アレルギー体質の犬の場合は、特に注意してあげる必要があるでしょう。

膿皮症の一般的な診断と治療

発疹や膿から検出される菌の分析や視診と共に、基礎疾患がないかどうかを見極めた上で、治療方針を決めます。(基礎疾患がある場合はその治療が優先です)膿皮症の診断自体はついても、その原因が何かを突き止めるのは獣医でも容易ではありません。

獣医と飼い主さんとの連携が非常に大切なので、普段から愛犬の様子を観察し、気になる点はしっかり伝えましょう。犬が膿皮症を診断された場合は、以下のような治療が中心となります。

抗生物質の投与

膿皮症の連鎖と進行を止めるために用います。場合によって投薬期間が長期になること、抗生物質が体質に合わなかった場合は軟便になるなど副作用もあります。また、菌に合った抗生物質を使用しないと、効き目が弱かったり、効果が期待できないこともあります。

薬用シャンプー(薬浴)

菌の繁殖を抑え、皮膚の清潔を保つために週に1度程度のシャンプーが推奨されます。が、シャンプーの選択ミス、薬剤の皮膚への負担、乾かしが不十分だとかえって悪化させます。また、膿皮症が進行している場合は、シャンプーを用いずぬるま湯のみで洗い流す場合もあります。

痒み止め

あまりに犬の痒みがひどい場合はステロイドを用いるケースがあるようですが、対処療法でしかありません。

塗り薬

軽徴な段階なら患部への塗り薬の塗布が効く場合がありますが、進行している場合は、あまり効果がないという説も。

そして、膿皮症は自宅でのケアが大事です。犬のベッドやハウスなどの犬がよく使うものや場所を清潔に保つこと、適切な食餌や運動で体調を整えましょう。

治療費

薬や通院費など、想像以上に治療費がかかってしまいました。ペット保険に入っておけばよかったなと痛感しています。

もちろん愛犬のための治療費はいくらでも惜しみませんが、高齢になるにつれ大きな病気にかかってしまう可能性が高くなるため、今後のために入っておくべきだと思いました。

↓で簡単にペット保険の保険料を調べることができますので、一度検討してみてはどうでしょうか。

我が愛犬の膿皮症治療経緯

残念なことに、昨夏、我が家の犬を膿皮症に罹患させてしまいました。完治するまでの半年弱の間、気分的にもお財布的にも痛い思いをしました。ある日突然起こった膿皮症と完治までの経緯をまとめます。

発見はサロンでのシャンプーから数日後

コミュニケーションの最中に、小さなニキビのような発疹を2つ発見。翌日には5カ所見つかりました。小さなポツンとしたものの他、耳の後ろのものは小豆ぐらいのサイズでジュクジュクしていました。その日に診察し、膿皮症と診断。抗生物質は保留し、毎日のケア(塗り薬+患部を清潔に保つ)を行いました。

抗生物質と薬浴の開始

自宅ケアをはじめて1週間。大きくジュクジュクした発疹の治りは進まないものの、小さなものは治ったり存在すらなくなり安心していたところ、雨が降った翌日、一気に新しい発疹が大小含めて5つ見つかりました。

このままではダメという判断をし、抗生物質と薬浴を開始しました。抗生物質はラリキシン。朝・晩に半錠ずつを2週間服薬。薬浴には、ビルバゾイルとアデルミルが選ばれ、マイクロバブルと共に病院付属のサロンで行いました。こちらは当分の間、1週間に1度のペースです。

膿皮症

↑この記事の1番最初の写真の同じ部位は、自宅ケアでは変化がなかったものの、抗生物質と週1回のシャンプーをはじめて2週間でここまで回復しました。

新しい発疹ができにくくなる

抗生物質を終えた頃から、新しい発疹ができにくくなり、薬浴は隔週ペースとなりました。また、一番症状がひどく膿んでいた発疹が乾燥状態になりはじめました。ここから新しい発疹が完全にできなくなる(完治)まで、数ヶ月を要しました。

跡を残さずに完治できたこと、そして次々に発疹ができては消えていく過程でも、愛犬が発疹を痒がったり掻いたりすることが全くなかったのは、幸いでした。

ちなみに、我が家の犬が膿皮症にかかった直接的原因と考えられるのが

ネッククーラー

自宅での濡らすタイプのネッククーラーの使用です。この年に購入したネッククーラーを室内でも長時間使っていたところ、ネッククーラーがあたっている場所から発疹が次々に発生したのでした。愛犬には申し訳なく、心から反省しています。

我が愛犬で実践した膿皮症の自宅でのケア

シャンプーについて

膿皮症があれば一般のサロンでのシャンプーは断られるケースもあります。サロン併設の動物病院がオススメです。薬浴の他、毛穴から綺麗にできるマイクロバブルが利用でき、自宅でのシャンプーよりも効果があると思います。

自宅で行う場合は、強すぎない薬剤を選び特にドライイングを念入りに行って下さい。 シャンプーのやり過ぎは、皮膚に必要な菌までを落としてしまいます。また、乾かしが不十分ですと菌の繁殖の元となり、逆効果となります。

塗り薬とスキンケアウォーター

清潔を保つ

とにかく患部を清潔に保ちます。 ジュクジュク膿んだ状態が落ち着いてきたら、ポロポロした白っぽいフケのようなものがではじめますので、コットンなどを使い無理のない範囲で取り除いてあげましょう。この際、炎症を起こしている皮膚にも使えるケアグッズを併用すると、除菌・皮膚の手入れに効果的です。(写真右:アースリーフ/スキンケアウォーター。皮膚のケアの他、ハウスやベッドにも使えます)

乾燥を保つ

特に我が家の場合では、濡らすタイプのネッククーラーの使用と雨の後に発疹が増える傾向が強かったので、クーラーのドライ機能を使う、濡れた場合は徹底的に乾かすなど、足の付け根や耳の後ろ、お腹など、蒸れやすい部分は特に、長時間濡れたままにならないようにしました。(膿皮症の段階や治療によっては、毛を剃る、短くするのが効果的な場合もあるようです。)

塗り薬

犬の発疹に合う薬を使えば、症状がおさまる場合があります。種類によっては副作用もありますので、 獣医と相談し、処方して頂きましょう。

食餌の工夫

我が家では手作り食を導入しており、朝はドッグフードに食材をトッピング、夜は完全手作り食、食後はヨーグルトを利用していますが、更にショウガ、亜麻仁油を乾燥させたアマニパウダー、全体にタンパク質(特に魚)と食物繊維(穀物アレルギーがあるのでキノコ類や海藻類を利用)のバランスを増やしました。

膿皮症のわんちゃんにオススメの商品

アンチノール

アンチノールは皮膚の炎症対策におすすめのサプリメントです。

DHAやEPAなど91種類の不飽和脂肪酸を含み、熱を加えない製法によって脂肪酸の酸化を防いだまま製品化しています。

脂肪酸自体に消炎作用があるので炎症に直接作用してくれます。

また皮膚が炎症する原因の一つである「活性酸素」を排除してくれる強力な抗酸化原料「クリルオイル」を含んでいます。


8,000件以上の動物病院で取り扱われ、国内外からの評価も高いサプリメントです。

公式サイトだけになりますが「60日間の返金保証」や「もう一箱プレゼント」などお得になるキャンペーンを実施しています。

\Vetz Petz アンチノール 犬用 90粒/

ビルバック (Virbac) の膿皮症用シャンプー

ビルバック (Virbac) 犬用 エチダン膿皮症用シャンプー 200ml
2,535円(税込)

フジタ製薬のクロルヘキシジン配合シャンプー

フジタ製薬 薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー 犬猫用 200g(医薬部外品)
818円(税込)

商品情報
・皮膚・被毛の洗浄、殺菌消臭に効果有り
・動物病院で最も処方されているクロルヘキシジン配合
・ウィルスなど抗菌する作用
・毒性や刺激性が低く、低濃度でも殺菌効果あり

スケアクロウ パンフェノン

スケアクロウ パンフェノン
8,021円(税込)

商品情報
・サプリメントで被毛をケア
・獣医師と共同開発された動物用健康補助食品
・全国の動物病院でも使用されている
・副作用無し、薬剤と併用可能
・小さな粒で食べやすい

獣医師が開発した犬の皮膚サポートフード

【獣医師開発】無添加国産 鹿肉ドッグフード デイリースタイル(DailyStyle) 犬用療法食/皮膚サポート 300g×2袋 (全犬種用)
3,980円(税込)

商品情報
・新鮮な生の蛋白が良質なまま低分子化
・炎症性物質のリノール酸含有量を削減
・すべてピュアオイルを使用

最後に

どうしても膿皮症になりやすいタイプの犬はいますが、なるべくかからないように、そしてかかっても軽く済む様にする事は、飼い主さんの努力で実現できるでしょう。

基礎疾患の治療や衛生のほか、免疫力低下に密接な関係がある腸内環境を整える食事療法はかなり有効のようです。

様々な酵素やサプリが市販されており、あなたの愛犬に合うものを見つけて成果が出るまでには時間がかかりますが、「毎日いいウンチ」ができていれば、膿皮症以外にも様々な病気の予防につながります。早期発見・早期治療に加え、普段からのケアを惜しまずに、お互いに愛犬の健康維持に努めましょう。

▼犬の病気を症状や病名から調べる▼
犬の病気大辞典!知っておきたい基礎知識

はてな
Pocket

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 TIKI

    我が家の愛犬も梅雨時期になると赤い発疹が出来ます。幸い消毒液をつけて治まるので、膿皮症ではないのかもしれませんが、高齢になってきて(現在13歳)免疫も落ちてきているので注意しなければいけないですね。一度発症すると治療費もかかりますし、何よりかゆみがひどくなると可哀想です。ベッドを清潔にしたり、食事を気を付けたり、出来る事から予防したいと思いました。
  • 投稿者

    30代 女性 Chappy

    『膿皮症』というのは初めて聞きましたが、けっこう痒そうですね。。
    人間の赤ちゃんも、梅雨時期から夏にかけて蒸れたり汗をかいたりして、清潔に保ってあげないと湿疹や皮膚が赤くなったりします。

    犬も同様、患部を清潔に保ってあげることが大切なんですね。今暑い時期に大活躍の、首に巻いてあげるタイプのものは蒸れやすいのかもしれないですね。。
    私も使っていたので、こまめに清潔にしてあげなくてはいけないと思いました。
  • 投稿者

    30代 女性 きなこ

    愛犬も2年前から夏になると脇などにブツブツができたり指の間に炎症(指間炎)が起こったりしていました。
    病院で診てもらったら、アレルギーではなく真菌が原因なので抗生物質とシャンプーをすすめられました。

    真菌は体に元々住んでいる常菌なのですが、色々なストレッサーを引き金に暴走し悪い菌へ変化してしまうのです。うちの場合は、2年前に引っ越しをしてきて散歩コースが今までのアスファルトを歩くコースから草が多い茂る場所が多いコースへ変化した事(環境の変化)と梅雨独特の湿気からくるものだと感じました。

    それからは、夏場は散歩から帰ってきて濡れていたらキチンと水気を取る、月イチのシャンプーの回数を増やす、湿度が高い日はエアコンをドライ運転にするなどしました。今年は水不足の影響で雨があまりなかったのも幸いしてまだ症状は出ていませんが、免疫力をあげる為にヨーグルトなどもあげるようにしています^^
  • 投稿者

    50代以上 男性 テディ

    去勢手術後、ひどい膿皮症にかかり、動物病院で1年間治療しました。その間、使用した薬剤は抗生剤は2種類(ラリキシンとミノマイシン)、薬用シャンプー、抗生剤入り軟膏などをいろいろ試してもらいました。少し快方にむかったこともありましたが、結局治癒しませんでした。

    諦めていたのですが、あまりに症状がひどく犬が可哀想でしたので、消毒薬としてうがい薬のイソジンを規定どおりに薄めたものを1日1~2回患部に塗布したところ、効果てきめんでした。皮膚はさらさらで犬もかゆがらず、元気いっぱいになりました。
    ただし、完全治癒したわけではなく、このよい状態を維持するために、ほぼ毎日イソジンを塗り続けなければなりません。隔日でも2~3日毎でもいいのですが、その場合は多少ブツブツができてきます。
    イソジンはヨウ素剤で、頻繁な使用は甲状腺に悪影響を与えることがあり得るので、病院で定期的に検査を受けています。
    何より、薬を飲むのを嫌がっていたので、その点だけでもよかったと思っています。
  • 投稿者

    40代 女性 ととりこさまんさ

    我が家の愛犬も幼少時からは全く問題なかったのに、シニア世代に入る頃に、はじめて膿皮症を経験しました。それまでと環境は全く変えていなかったので、免疫力が少しづつ低下している前触れなのかと愕然としましたが、獣医さんの適切な診断や「アレルギー体質でここまで保てているだけで十分」という励ましを受けながら完治させました。
    が、毎年、梅雨の頃になると膿皮症がやってくるパターンを抜け出せずにおりました。愛犬自身は、痒がるそぶりもなく気にしてないのが幸いですが、ケアも治療費も大変なものですし、悪化させると愛犬のストレスは尋常ではありません。どうにかこうにか、この悪いパターンを抜け出せないか?と悩んでいたところ、昨年の夏、ようやく膿皮症から解放されました。しかし、秋の終わり頃に、膿皮症(軽度)にかかりました。この理由を分析したところ、昨夏、水分をあまり取らない愛犬のために、キュウリやスイカといった水分の多い野菜や果物を取る機会を増やしていました。そして、秋になりそれをやめた途端に、膿皮症になったのではないか?・・・あくまで、推察でしかありませんが。幸い、我が家の愛犬はキュウリをはじめとするウリ科のものにアレルギーはないようですので、ほどほどを条件に、今年も「キュウリとスイカ」を膿皮症予防に取り入れてみるつもりです。
  • 投稿者

    女性 ポムポム

    うちのミニチュアシュナウザーも膿皮症には2回なりました。1回目はまだ半年前後のパピーのころ。撫でてマッサージをしていたらおなかにちっちゃい赤い斑点があることを発見しました。予備知識もなくすぐに病院に連れて行くと膿皮症と診断されました。パピーはなりやすいとのことで原因はよくわかりませんでした。その時は塗り薬での治療すぐによくなりました。2回目は2歳を過ぎたころです。そのときは足裏の肉球の間と体にところどころ斑点がでました。自宅でかなりなめたりかゆがっていたのですが、このときは気づいてあげるのが遅くなってしまいました。治療は、獣医さんと相談をしました。ステロイドは私の気が進まなかったので、薬用のシャンプーを足裏幹部に毎晩して乾かすこと、飲み薬の2本立てでおこないました。毎晩のシャンプーは手間のかかることでしたがステロイドにいいイメージがなく、ステロイドよりは手間をとりました。食事のアレルギーの可能性もありましたので、市販のお菓子を与えることもやめて、2週間くらいで症状は落ち着きました。膿皮症はどのワンちゃんでもなる可能性があり、またよくかかる病気だと思います。早めに気づいてあげることが、治療も早く終わり一番いいことだと思います。
  • 投稿者

    50代以上 女性 あお

    ミニチュアシュナウザーを飼っています。
    シュナウザーはもともと膿皮症に罹りやすい犬種のようで、うちの仔も切りがないくらい次から次へとできて困っています。
    時々潰れて膿が出てきて独特な匂いもします。
    やはり体が痒いのか、しょっちゅう掻いていて、背中にできたときは足が届かず掻けなくて可哀想で仕方ありませんでした。
    今は薬用のシャンプーとまめなブラッシング、免疫力を高めるためブロッコリーやかぼちゃ、ささみなどの食材をドライフードに混ぜて食べさせています。
    比較的に清潔に保っていると思うのですが、その子の体質もあるようで、完全に治すことは難しいようです。
    それでも少しでも減るように食事療法などが効果を出してくれることを願っています。
  • 投稿者

    女性 ピロー

    我が家の犬も膿皮症になったことがあります!愛犬が最近すごく体を痒がるなあ・・・と思っていて、ある日体をくまなくチェックしていたら、カサカサになったカサブタを多数発見してしまったのです!!汁気が出てウジウジしているものもあり、もっと早くから体をチェックしてあげれば良かった!と激しく後悔しました。このカサブタの周りの毛がくっついてしまい、無理に引っ張ると毛までゴソッと抜けてしまうので、膿皮症を発見した際にはこのカサブタをはがさない方が良いですよ!結局、愛犬を獣医さんの所へ連れて行って飲み薬と軟膏で無事に治療をしましたが、膿皮症はかなりのワンちゃんがなってしまう皮膚病のようです。また、使っているシャンプーも薬用のものに替えました。
  • 投稿者

    女性 白川

    我が家の愛犬も足の水かきに赤いポツポツがよく出来てしまうので、膿皮症の可能性があるならいい対処法が見つかるかもしれないと思いました。

    浅在性は子犬に多いと言われています。対処が早ければ悪化する前に完治することが可能です。
    表面性は夏場に多く角質層で細菌が増えていくので、不衛生にしないことが大事です。
    皺壁性は短頭種に多いです。お顔にできる皺の部分に表れやすいので、やはりこちらも不衛生にしないことが大事です。

    皮膚の弱い部分や柔らかい部分に出やすいので、夏はよく洗うこと、冬は乾燥させすぎないことが重要になります。ただし洗いすぎも良くありませんので適度に。
    ひば油スプレーは殺菌抗菌作用を持つので、高い効果がみられることがあります。比較的軽い症状の部分から試してみるのも良いかと思います。

    今までは膿皮症になったことがないのに、シニアになったらよく発症するようになってしまった、という話も少なくありません。体調の変化でも表れやすくなってしまうので、常日頃、愛犬の健康チェックをクセにするといいですね。
  • 投稿者

    50代以上 男性 MITSU

    我が家の愛犬(6歳 ヨーキー)も長年膿皮症に苦しめられてきました。首周りから肛門辺りまで、特に背骨部や腹部にはたくさんのブツブツが・・・。
    塗り薬、食べ物、温泉、海水、焼酎、消毒薬等々色々試しましたが、思ったような効果もなく治らない病気なんだとあきらめていました。

    ところが、今年の家族旅行で立ち寄った大分県別府温泉の地獄めぐりで、たまたま購入した皮膚病の塗り薬をだめもとで使ってみたところ、約2ヶ月でほぼ完治しそうな状況です。なぜよくなるのかは分からないけれど、この薬の何らかの成分が膿皮症の細菌繁殖を抑え込んでいるのは間違いないと思うのですが・・・?
  • 投稿者

    40代 女性 匿名

    我が家のボーダーコリーも、膿皮症と診断されました。ダックス達に使っている、普通の犬シャンプーをボーダーコリーに使ってお風呂に入れたら、2,3日後に首の後にプツプツしたカサブタみたいなものが・・・。

    シャンプーが合わなかったんですが、このボーダーコリーは少し子犬の頃から食物アレルギーもありました。

    アレルギー持ちのワンコは、皮膚疾患にもなりやすいみたいです。
    病院で処方された抗生物質を投与しつつ、シャンプーではなく沐浴剤を使うことでなんとか症状が治まっています。
    沐浴剤も色々厳選しつつ、もんしゅしゅを使っています。
    合わないシャンプーだと、全身に菌が広がる、と獣医さんに言われたので、シャンプーは使わないようにしています。
  • 投稿者

    女性 コロ

    膿皮症の原因がネッククーラーというのは予想外でしたね。
    うちでも夏の暑い日はネッククーラーや水に濡らして着せるタイプの服を活用していましたが、去年使ったものを出したらカビが発生していました。ちゃんと洗濯、乾燥していたのですが、思っていた以上に蒸れるものなんですね。
    犬用品で水に濡らすもの、直接触れるものは衛生的にも注意しなくてはいけないと思います。
  • 投稿者

    女性 cha1

    こんにちは。我が家の11歳のミニチュアダックスフント(♂)も数年に渡り
    、特に梅雨時期から夏場の暑い時期に毎年膿皮症を発症しています。治療のため色々なものを試しましたが、動物病院で処方された薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプーはウチのコにあっていたようで、効果がありました。
    あと、わたしは自宅シャンプーの際に市販の竹酢液を使用しています。もともとはノミ取り目的で、シャンプーの際に、薄めたものを洗面器で背中にかけて使用していました。
    先日、背中に膿皮症を患い、荒療治かとは思いましたがスプレー容器で原液を少量塗布したところ、なんと数日で完治しました!竹酢液自体は天然の成分で作られたものなので赤ちゃんも使えるぐらい安心安全ですよ。ただ、独特の燻したような匂いがしますので、気になる方は使用できないかもしれません。
  • 投稿者

    女性 レオン

    知人の犬が皮膚がポツッと紫色になっているので動物病院へ行ったところ膿皮症と診断されたのですが、治らず酷くなるばかりで別の病院へ行ったところ血小板減少症による内出血だったということがつい先日ありました。全く違う病気のはずですが、皮膚疾患だという先入観があったのでしょうか。塗り薬などで改善しない場合はセカンドオピニオンをおすすめします。
  • 投稿者

    女性 匿名

    もう膿皮症になって半年以上経ちます。薬も何回も変えました。アレルギー検査もしたけど原因も分からないし、他の病院に行ってみるつもりです。別な持病も悪化してくるし自分も悩みすぎて夜眠れなくなるしどうしたら治してやれるのかと毎日悩んでいます。こういう記事やコメントなどとても参考になります。
  • 投稿者

    30代 男性 匿名

    シュナウザー3才です、膿皮症を患っています。
    主に背中にブツブツができます。
    抗生剤も朝晩与えなければいけないのですが、夜のドッグフードに混ぜなければ食べてくれないので仕方がなく夜のみ与えてます。
    初めの酷い時はしっかり与えていたので今は初期の頃に比べるとだいぶ改善されています。
    お腹や主に股の間にたまにできる発疹はイソジンを塗ってしばらくするとポツポツが目立ってくるので人間用の痒み止めフルコートを塗ると一発で治ります。
    背中の方はそうはいかないので鹿肉、馬肉、漢方ドッグフード、ヨーグルト等など与えて治療中(様子見)です。
    えごま油や亜麻仁油なども試してみたいと思っています。
    まだ服用中なので薬無しでの改善が出来るのかが分かっておりません、色々試していますが根治させるのは難しそうです。
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。