老犬で問題が起きやすい部位と悪化するきっかけ

【獣医師監修】老犬で問題が起きやすい部位と悪化するきっかけ

犬がシニアに近づくにつれて出てきやすい症状や行動、またその予防・対策について若いうちから愛犬のためにできることをご紹介いたします。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

老犬

誰にでも老いが来るもの。

もちろんワンちゃんにもいつかは訪れることですね!

シニア犬になると今まで出来ていたことがだんだん難しくなることがあります。

一番、目に見えてわかるものはやはり運動能力の低下だと思います。

若い頃はお散歩の引っ張りがすごかったのに歳をとるにつれてゆったり歩くようになったり… 昔と比べると機敏な動きが出来なくなってきたりします。

そして足腰の筋肉量が落ちたり、関節炎などの症状も出てきやすくなります。

問題が起きやすい部位

下半身

よく聞くものとしては、下半身。

股関節や膝関節の動きが悪くなるようです。

それらの関節の動きが悪くなると、おすわりの時にお尻が浮いたままだったり、さらにはおすわりを理解しているはずなのになかなか座ろうとしなかったり…

このような症状も見られてきます。関節炎があればその治療が必要ですが、関節炎はなくても年とともに関節の動きが悪くなることがあるようです。

シニア犬になってからこうなることをできるだけ防ぐために、毎日のお散歩は欠かせません!

ここで、ある飼い主さんに聞いた話をご紹介したいと思います。

その方は、13歳になる中型犬と一緒に暮らしています。

若い頃はやはりお散歩で引っ張ることは当たり前、そしてつい最近まで飼い主さんの指示があると、キレのある動きでトレーニングが出来ていたようです!

急激に悪化したきっかけ

冬の犬

しかし、冬になり寒さのせいで飼い主さんがお散歩をよく怠るようになってしまったとのこと。

そこからその子の老化が一気に進み、キレのある動きどころか、おすわりが思うように出来なくなってしまったと聞きました。

まだまだ若いからといって油断をすると、予想以上のスピードで衰えるということがあります。

ましてやワンちゃんと人間の寿命を比較してみると、人間よりもはるかに早く寿命がくるのです。

それだけ老化するスピードも早いというわけですね。

現在の経過

話を戻しますが、その子は今も元気に暮らしていると聞きました!

そして、少しでも衰えを取り戻すために今では毎日の散歩を怠ることがなくなったと聞きました!

最近また、おすわりがちゃんと出来るようになってきたという朗報も届きました(*^^*)

でも一度衰えてしまった身体をもう一度前のように戻すことは簡単なことではありません。

なので、ワンちゃんが若いうちから予防を兼ねて無理のない範囲の運動をさせていくことがとても大切です!

みなさんもワンちゃんとより長い時間一緒にいるために、ハッピーライフを送れるように、普段の生活をもう一度見直してみると良いかもしれません(*^^*)!

▼老犬を飼うときに知っておきたい基本的な知識についてもっと知りたい方はこちら
老犬を飼うときに知っておきたい基本的な知識一覧

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