ペットショップに展示された可愛い子犬たち~お母さんの存在を知ってください!

ペットショップに展示された可愛い子犬たち~お母さんの存在を知ってください!

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週末、ペットショップのショーウィンドウ前は、親子連れで賑わう。「可愛い!」と楽し気な声が聞こえてくる。犬が欲しい=ペットショップで子犬を購入する、が常識となっている…日本はこのままでいいのでしょうか?

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繁殖犬~お母さんの存在を知ってください

ペットショップにて

筆者はよくペットショップを見学に行きます。
愛犬をカートに載せて、ウロウロ歩き回ります。
すると、必ず、その場にいたお客さんたちに話しかけてもらえます。

「かわいいですね!コーギーですか?」

「はい、そうです。でも、この子は保護犬なんですよ。
動物愛護管理センターで殺処分が決まっていた子をもらってきたんです。」

「え~!そうなんですか!こんな子でも殺されちゃうんですか?」

「はい、次から次へと収容されてしまうので、飼い主さんのお迎えがない子や貰い手のない子たちは、殺処分するしかないんです。センターにはたくさんの犬猫たちがいます。」

それ以上は言わない。

犬や猫をペットショップに買いに来た人たちが、それをどう判断するかはその人次第だ。
買う気満々で来ている人に初対面で”買わないで!”とは強制はできない。

でも、少なくともこれから書くことは是非知ってほしい。

コーギー 私の愛犬の写真

何も知らない消費者

ショーケースに展示されている仔犬達。
連日、子供からお年寄りまで賑わっている。
何も知らない消費者とは、恐ろしいものだ。
誰一人として母犬の事を知ろうとしない。

出典:https://www.facebook.com

ポメラニアン

大量生産

今や業界は1兆円越える規模となり、大量生産を繰り返している。
あたかも、車を生産するかのように...
過酷な地獄絵図のような環境で、
母犬は商品である仔犬を産み続けいずれ、死を待つだけとなる。

出典:https://www.facebook.com

母犬を知って下さい

母犬を知ってほしい
仔犬を買いたいなら母犬を知って下さい
仔犬を飼いたいなら母犬を知って下さい
携帯で「パピーミル」と「仔犬工場」と検索して下さい。
そう、それが仔犬達のお母さんです。
あなたはそれでも、買いたいですか?

出典:https://www.facebook.com

優しい選択

あなたの「買わない」、優しい決断で救えるお母さん犬がいます。
あなたの「買わない」、優しい決断で救える未来があります。
そのあなたの優しい決断に私は土下座します。
お母さん犬に「産まれてきて良かった」と思わせてやって下さい

出典:https://www.facebook.com

お母さん犬

以前、わんちゃんホンポでご紹介したこともある滋賀県を拠点に動物達の保護&里親探しを行っている”ぼくらはみんないきている”のchinatsuさんは、繁殖業者を説得し、繁殖犬たちの救出活動も行っています。

上記の繁殖犬の写真も、そして下記もchinatsuさんが助け出した繁殖犬たちです。

今日保護した子たちです。
ペットショップに並ぶ子犬のお母さんです。
動物をお金で買うことをやめてください。
この子たちを苦しめている原因が貴方にもあります。

出典:https://www.facebook.com

繁殖犬

繁殖業者にとっては、子犬は商品にすぎません。
また、その親犬たちは、商品を生み出す機械、つまり物のような存在です。

物に手入れや医療などは必要ありません。
なるべく経費を抑えるために、余計な事は一切しません。

毛はブラッシングもシャンプー、カットもされたことは殆どありません。
だから毛は伸び放題、皮膚トラブルに脱毛状態の子が殆どです。
爪も切られたことは殆どありません。
だから伸びっぱなしで、酷い子はアンモナイトのように巻き爪になってます。
歯の手入れもされたことはありません。
だから歯垢が固まって歯が抜け落ちて1本もない子もいますし、歯茎が溶けている子もいます。

だからといって医療行為は行われません。
病気になって死んだとしても、悲しむ人はいません。

身動き取れない狭い檻の中に閉じ込められてまま、餓死しない程度の食料といつ取り換えられたかわからないような変色した水が与えられて、檻の外に出られるのは交配と出産の時のみです。

産めなくなったら、不要物として処理されます。
繁殖犬たちには、とても残酷な最期が待っています。

売れるから商売になる

それもこれも商売になるからなんですよ。

「命をお金で買う」ということは、このような残酷な世界を作り上げてしまうということなのではないでしょうか?

子犬たちは商品

池ケ谷大輔さんのお母さんは、鹿児島で”天使のおうち”という動物愛護団体の代表です。
息子さんの大輔さんは関東在住で、関東の里親さん宅に保護犬を届けるお手伝いをされています。

ある日、犬を迎えに羽田空港の西貨物ターミナルへ行ったときのこと。
そこで目にしたのは、たくさんの洗濯籠に入れられた生後間もない仔犬である。
「ミー、ミー」鳴いている。
籠の中で兄妹達と母犬を探しているのだ。
業者の男達は分厚い書類を手に、籠の中の仔犬達を照合している。
ハイエース2台、中にはぎっしり籠が押し込められ、仔犬達の母犬を探す鳴き声。
社名を見て調べると、日本最大のオークション業者であった。

出典:https://www.facebook.com

人間のエゴ

籠の中で母犬を探している仔犬達を思うと、胸が張り裂けそうになった。
犬達は人間が利用して、生計を立てる為の資源ではない。
悪徳繁殖業者、ペットショップ、ペットオークション、引き取り屋、なんだこのシステムは?
人間には理性があり、道徳的な判断もできる。
地球で人間だけが、特権があるかのような世の中。
「言葉が話せない」だけで...
痛みや苦しみを味わせるのは間違っている。
人間のために、動物達は痛みと苦しみを繰り返されてきた。
食文化、医療、身の回り全て。
だからこそ
幸せに生きていけるように最大限の配慮してあげなければいけないと思う。

出典:https://www.facebook.com

今回、写真と文章を提供していただいた”ぼくらはみんないきている”のchinatsuさんのFBページ▼
https://www.facebook.com/chinatsu.irie0827

同じく文章と写真、絵を提供していただいた池ケ谷さんのFBページ▼
https://www.facebook.com/profile.php?id=100010983312321

最後に

今回は、とても衝撃的な内容だったかもしれません。

でも、これがペットショップの生体販売の裏側です。

まだまだ書ききれないくらいの、犬たちが人間のお金儲けと購買欲のために押し付けられる残酷な現実が存在しています。

日本ほど生体販売に対して、何も疑問が持たれずに平然と行われている国は、他にはないと思います。

欧米ではすでにペットショップでの生体販売を禁ずる法律が施行され始めています。

日本はまだ、そんな動きはありませんよね?

果たして日本はこのままでいいのでしょうか?

残酷な犬生を強いられる繁殖犬たちを作り出しているのは、お金で愛犬を手に入れている、そう”あなた”なんですよ…

※記事の執筆に関しましては、池ケ谷大輔さん(文章、写真、絵の提供)及びChinatsu Irieさん(文章、写真)のご協力とご承諾を得て行っています。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 匿名

    テレビでも、この母犬の姿、放送してもらいたい。
    辛い。
    今も沢山の母犬が辛い環境でお腹に赤ちゃんがいて、必死に頑張ってるかと思うと、辛い。
    こんな酷い事、無くしたい!
  • 投稿者

    50代以上 女性 もっちー

    我が家の愛犬も保護犬です。
    我が家で最初に飼った子は日野の保護施設で見つけた生後2ヶ月の中型犬の雑種でした。
    他の兄妹達とは違い、酷く怯えて隅っこで震えていたので、兄妹達のように、可愛いと言われ抱っこされることは無かったそうです。
    その子は貰い手が見つからない場合は、他の施設を転々として最期にはガス室へ行く事になると説明され、怯えた目でじっと見つめられ、命を救いたい一心で我が家の愛犬として迎えることを決めました。
    箱に入れ、電車に乗って連れ帰りました。
    人間をとても怖がっていて、1週間くらいはケージから出てこようとはせず、家族に慣れるのもとても時間がかかりました。
    我が家に来てからも家族以外には懐くことはありませんでしたが、元気に走り回ったりイタズラをしたり幸せな17年の生涯を終えたと信じています。

    しばらくは動物は飼えないと思っていましたが、翌年6歳になるパグの保護犬をネットで見かけました。繁殖用に飼われ、もう産めないからとの理由で捨てられたと説明され、その子のことが気になって息子と2人で会いに行き、直ぐに飼う事を決めました。
    最期のその時まで愛情一杯に一緒に暮らそうと思っています。
    繁殖用に飼われ、必要無くなると餓死させるブリーダーも多いと聞いて、ホントに悲しくなります。
    保護犬たちを救いたいです。
  • 投稿者

    女性 匿名

    パピーミルのことは記事で読んだことがあります。子犬を産むためのお母さん犬や保護犬の姿を見て胸が痛くなります。
    うちの愛犬はペットショップで購入しました。はじめての犬だしお気に入りのショップだったので店員さんとも仲良しでした。
    うちのコをはじめて見た時、運命の出会いを感じました。
    セールではなかったので、それなりに高価でした。
    でも私たちにとって、子どもとなった子犬との出会いはペットショップであろうと保護犬だろうと入手経路は関係ないのです。

    私の周りでも一頭目はペットショップで購入した方がほとんどですがみなさん可愛いがっていますよ。
    こういう記事を読むと、ペットショップで出会ったうちのコが悪いのかと思ってしまいます…。
    入手経路は関係なく、家族に迎えた目の前の愛犬の一生のお世話をすることが飼い主の務めだと思います。
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