犬の誤飲・誤食はSOSサイン!ストレスを軽減する方法

【獣医師監修】犬の誤飲・誤食はSOSサイン!ストレスを軽減する方法

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犬の誤飲・誤食の原因と対策をまとめました。誤食は犬のストレスのサインでもあります。開腹手術や内視鏡を遣って誤食したものを取り出すこともある大事故にもつながりかねません。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

犬の誤飲

誤食は犬の事故でもよく見られるものです。

スーパーボール、タオルの切れ端、石、トイレシートなど本来食べるものではないものをバクバク食べてしまい、排泄されず、体調が悪くなり、開腹手術や内視鏡手術で取りださなければならない事態になります。

誤飲・誤食の原因は?

タバコ

大変な事態になりかねない誤食ですが、原因はなんでしょうか。

生き物は自分に害のある物は食べないので、食べることができないものはそもそも口に入れません。

消化吸収できず、排泄もされないものを口に入れて飲み込むということは生物としておかしい行動です。

口に入れて飲み込む=食べることは生きることに直結しています。

食べることができないものを度々飲み込んでしまっては生き残る確率も大幅に減ってしまい、生物の行動として矛盾が生じます。

つまり、誤食をするのは生き物として異常な状態だということです。

犬が誤食をしているのではなく、犬を取り巻く環境が悪く誤食をさせているという認識が必要です。

誤食をする犬はストレスが過剰にかかり、とても興奮している場合があります。

過剰なストレスと興奮のために食べられるものと食べられないものの区別がつかなくなっています。

誤食をしたら口に咥えたものを「出して」の合図で離すトレーニングをしたり、誤食しないようにクレートやゲージに入れることでは根本的な解決になりません。

誤食をする原因は犬が抱えているストレスなのでそれをいかに減らすかを考えることが必要になります。

誤飲をしたら愛犬がとてもストレスを抱えて困っている状態であり、SOSを発していると受け止めてください。

ただし、気を付けなければいけないことは、何もストレスだけが誤飲誤食の原因とはかぎりません。多食になるような病気や、たべてるごはんの量が少ない、飼い主さんの関心をひくためなどストレス以外でも起こることがありますので、気になった方は獣医さんに相談してみてください。

ストレスを減らすために

犬の誤飲

では、愛犬のストレスを減らすためにはなにをしたらいいでしょうか。

犬の大きなストレスのもとになるものを3つピックアップします。

1.ケージなどの閉じ込め飼い

ケージやクレートに長時間入れて、自由に動けない状態にしていませんか?

自分に置き換えてみるととても不快であることが容易に想像できます。

2.引っ張り散歩

短いリードで首輪をグイグイ引っ張る散歩は興奮します。

首輪に圧力がかかると首や気道を痛める原因にもなります。

騒がしいところを散歩するのではなく、静かな草木のあるところをゆっくり散歩しましょう。

3.かまいすぎ

犬はかわいい存在なので、つい何度も名前を呼んだり、いつも目で追ってしまいますが、 いつも気にされていると犬は気が休まらず大きなストレスになります。

愛犬が誤食をしたときには、愛犬の生活環境をよく見直してみましょう。

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