犬のダニ・ノミの取り方や駆除と予防方法について

【獣医師監修】犬のダニ・ノミの取り方や駆除と予防方法について

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ペットトラブルで多い寄生虫の問題。ノミは激しい痒みの原因、ダニは病気やアレルギーの原因になり、人にもうつる厄介なものです。これらのダニ・ノミの取り方や駆除・予防方法についてご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬のダニ・ノミの取り方と駆除方法

ペットのトラブルで多い寄生虫の問題。ノミやダニは激しい痒み、病気やアレルギーの原因になります。また、人にもうつるため、大変厄介な寄生虫です。この記事では「ダニ・ノミ」について、その取り方や駆除方法・予防方法についてご紹介していきたいとおもいます。

犬のノミ取りグシ

犬のノミの最も効果的な駆除方法は物理的にノミを取り除く方法です。犬や猫の毛に付いているノミは「ノミ取りグシ」を使うと簡単に取れます。原始的な方法ですが最も効果的です。取ったノミは水に漬けてしまいましょう。ゴミ箱に捨てただけではノミがゴミ箱の中で増えてしまいます。

ドギーマン ハニースマイル ノミ取りグシ

ドギーマン ハニースマイル ノミ取りグシ
530円(税込)

フルーツ村のノミ取りグシ

ペッツルート フルーツ村のノミ取りグシ 犬 猫 コーム チャームオリジナル ウェットティッシュセット
906円(税込)

電子ノミとりホイホイ

また、ノミは光に集まる習性があり、それを利用した「電子ノミとりホイホイ」という商品があります。夜、これを使うと効率的にかなり多くノミが取れます。

なお、ノミは潰してはいけません。ノミの体内にある卵が飛び散ってしまって増える原因になります。ダニの駆除は熱や薬で行うのが効果的です。布団などは布団乾燥機を使って高温・乾燥状態にし、その後、掃除機でダニの死骸やフンを取り除きます。

布団専用掃除機を使うのも効果的です。犬や猫についているダニは薬を使って駆除します。マダニが犬や猫に寄生しているのを見付けても取ってはいけません。

くちばしを皮膚に喰い込ませているので無理矢理引っ張ると皮膚が裂けてしまったり、くちばしが皮膚の中に残ってしまいます。必ず動物病院へ行って取ってもらいましょう。

アース・ペット 電子ノミとりホイホイ

アース・ペット 電子ノミとりホイホイ
1,699円(税込)

商品情報
・電子でノミを誘引
・メタリック粘着シート
・コードレス(乾電池使用)

みんなが教える、犬のダニ・ノミの取り方と駆除方法

皆さんから寄せられた、犬のダニ・ノミの取り方・駆除方法をご紹介します!

みんなからのアイデア


女性 10代
ダニ・ノミの取り方はいくつか方法がありますが、前提として病気の媒介とならない為に殺してはいけません。ピンセットで取る方法や、アルコールやお酢を含ませたティッシュなどでダニを包み離れるのを待つなどです。でも、一番はすぐに動物病院を受診することですね。


女性 50代
ダニは草むらから犬についてきます。皮膚に食いついて吸血するので、ダニ・ノミの取り方としては無理に引き剥がさず、例えばアルコールをコットンに染み込ませてダニに当て、自然に落ちるようにするのが良いですね。よく効く薬は主に病院で手に入りますが、用法を必ず守り、副作用にも十分な注意が必要です。


女性 30代
ダニ・ノミの予防をしていてもお散歩中についてしまう事があるかと思います。ココアの場合は、両目グシをしようしています。ノミを救い取り、石けん救いのバケツにノミを入れて窒息死させます。また、ノミは卵が散りますのでつぶさないのが大切です。

ダニ取りクシ


女性 20代
みなさんは愛犬のわんちゃんにダニがついていたらどうしますか?間違った知識は危険です。改めて確認しましょう。まず基本的に、ダニを見つけた場合自分では取らず出来れば動物病院へ行き取ってもらうのが1番です。

なぜならダニが食いついてしまっている場合、ただ単にダニを取っても食いついていた一部が体内に入り込んでしまう場合があるからです。病院で適切に取ってもらった方が安心です。

犬のダニ・ノミ予防はどうすればいいの?

ダニ・ノミ対策をする犬と猫

ノミもダニも駆除すると同時に予防する必要があります。「ペットのボディケア」「家の中の掃除」ふたつの予防が必要になります。ペットのボディケアについては、

  • ノミ取りグシでノミを取る
  • ブラッシングをする
  • シャンプーをする
  • 月に一回垂らすだけで効果が持続する薬を使う
といった方法で予防するようにします。

家の中の掃除は文字そのまま、掃除をまめにして家の中をダニやノミが繁殖し難いような状態にすることです。布団乾燥機を使ったり、陽に当てて干したり、掃除機を掛けたりして、乾燥したエサのない状態になるようにします。

ダニもノミも外から家に持ち込んでしまうことが多いので、犬の散歩の最中にヤブや茂みに入る事は避けた方が良いでしょう。入ってしまった場合は、ブラッシングやノミ取りグシを使って、毛に付いたものを丹念に取り除くようにします。
散歩する習慣のある猫を茂みに入らないようにするのは難しいので、ブラッシングや薬を使った予防は必ず行うようにしましょう。

ダニやノミは小さな虫ですが、時には大きな病気に感染するきっかけになったり、一緒に生活する人間も被害を受けます。根気のいる作業を続ける必要がありますが、薬や便利な道具を使って上手に駆除したいですね。

犬の「ノミ・ダニ」ってどんな寄生虫なの?

まず、ひとくくりに、「ノミ」と言っても、その種類は沢山あります。また、動物によって、寄生する種類が違ってきたりします。例えば、猫の場合は「ネコノミ」が付き、犬の場合は「イヌノミ」が付きます。一過性であればどちらのノミも犬・猫に寄生します。

ただし、これらは人間にもうつるため、私たちはどちらのノミにも注意する必要があります。また、成虫1匹いつき、「一生のうちに1,000個以上卵を産む」と言われます。

ダニも種類がとても多く、家の中の至る所に居ると言っても過言ではありません。人と大きく関係があるダニで有名なのはチリダニで、大きさは0.1~0.3mm程度、人の皮膚の欠片やフケなどをエサとし、寿命は2~3か月くらいです。メスは生きている間に50~100個の卵を生むと言われています。

犬と大きく関係があるのはマダニです。大きさは5~10mmあり、肉眼で見ることができます。このダニは吸血性で、ガッチリとくちばしを皮膚に食い込ませて体重が100倍以上になるほど血を吸います。また、繁殖力も驚くほど旺盛で1度に3,000個もの卵を生みます。

猫で有名なダニはミミヒゼンダニです。耳ダニと言われていて0.3~0.4mmくらいの大きさです。外耳道の皮膚表面に生息し、繁殖力も旺盛で一匹の猫が寄生されていると一緒に飼っている他の猫もほぼ100%寄生されていると言って良いでしょう。

春から夏にかけて多く繁殖するダニやノミですが、室内であれば年中、繁殖できる環境があります。1匹の成虫がいたら、その100倍以上の数の幼虫や卵が存在していて、全てを駆除するのは簡単ではありません。

犬がダニ・ノミに寄生されたらどんな症状が出るの?

ノミは吸血虫です。ノミに噛まれると我慢できない激しい痒みに襲われます。強いストレスにさらされるだけでなく、掻いた場所に傷が出来ると、そこから病原体が体内に侵入して病気になってしまう危険性が高くなります。また、ノミが媒介する病気もありますし、お腹の中に寄生する条虫を運んでくるノミも居ます。

犬に寄生するマダニは自分の体重の100倍以上の血を吸うので、沢山のマダニに寄生されてしまうと貧血になります。また、人が死亡するような病気を媒介することもあります。

噛み付く力が非常に強いので発見しても取り除くのが大変なダニです。通常のダニであっても人やペットのアレルギーの原因にもなりますし、全てを駆除するのがとても難しい厄介な存在です。

犬のダニ・ノミ対策のシャンプーや薬の効果は?

ホームセンターなどで一般の方が購入できるものは「医薬部外品」です。残念ながら効果は強くなく、持続性は期待できません。雨に濡れたり、シャンプーしたりすると取れてしまうものがほとんどです。

シャンプーの中にも、ダニやノミに効くと効果をうたうものがありますが、薬ではないので明確な効果や持続性は期待できません。予防や駆除の補助的なものとしての利用をお勧めします。

参考文献

  • 家庭動物の医学大百科
  • 猫の病気とケアがわかる本
  • くわしい猫の病気大図典
  • 愛犬病気の知識としつけ方

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 まゆみ

    毎月必ず、病院で処方されるノミダニの薬を食べさせていますが、それでもつく事があるのでしょうか?
    見つけたら絶対に潰したくなりますが、潰してはいけないんですね。とても参考になりました。
    なるべく、ヤブや草むらには入らないように気をつけて散歩しようと思います。
  • 投稿者

    50代以上 女性 フーガ

    ノミとダニは、動物病院で買った薬を飲むことで予防できると思っていましたが、万が一ついてしまったら怖いので、すぐに動物病院へ連れて行こうと思います。
    ノミダニは、春から夏にかけて多い悩みの一つだと思うので、飼い主さんがしっかり愛犬の健康管理をしてあげたいですね。
  • 投稿者

    20代 女性 ゆん

    私が飼っていた犬はノミ、ダニの予防としてフロントラインというスポットオンタイプの薬で1ヶ月に1回、つけていました。外犬で草むらも全然行くのに、全く問題ありませんでした。
    私の犬は短毛だったので良かったのですが、長毛のわんちゃんだと地肌に薬が浸透しにくく、感染したことがある方もいらっしゃるみたいなので、心配であれば獣医さんに直接つけてもらうと良いですね。
  • 投稿者

    40代 女性 oomiya

    春先に散歩をしていたら、道端の植え込みからピョンっとノミがくっつきました。愛犬は白い毛なのですぐに気が付きました。まだそう暖かくなる前の時期です。
    とくだん草むらや野山を駆け回るわけでもなく、こんな普通の住宅街の舗道を歩いていてもノミがつくことがあると驚いたものです。それ以来フロントラインは欠かさず、本当に真冬の2,3カ月以外は行うようにしています。
    犬がかゆい思いをしたり、寄生虫などがつくのも怖いのですが、なにより家に持ち込まれることを想像するととっても嫌です!
    犬と生活をしていると、やはり虫に関する悩みはつきませんが、最近では人間のマダニによる死亡事故が起きていますので、よりいっそう気を付けないといけませんね。
  • 投稿者

    女性 カイカイ

    犬を飼おう!と考えている時に、犬のダニやノミの問題も最初の段階で考えていた方が良いと思いました。私の家族は犬が大好きで、いつも犬が側にいました。私も姉も既に実家を出て、それぞれに家庭を築いているのですが、姉もつい最近犬を飼い始めましたのですが、子犬のうちからノミがついてしまっていたのです!まさか子犬の時にノミがいるとは思っていなかったようで、慌ててノミのシャンプーや予防の首輪など買いに走っていました。ノミがいるとワンちゃんもとても痒がります。見ていてかわいそうになりますよね。これから犬を迎え入れようとしている方は、ノミ・ダニ予防の薬用シャンプーは事前に用意しておいた方が良いかもしれません!また、獣医さんにもよく相談しておくのも良いと思います。ノミやダニは本当に厄介です!
  • 投稿者

    30代 女性 まろんママ

    ほんの少しあたたかくなってきたかな~という春先に、いつも行っている神社脇の草むらで遊んでいたらダニの子供?がぶわっと犬の足についてきてものすごくびっくりしました。何かの情報でダニは無理やり取っちゃダメということを見たので、ひとまず急いで動物病院に行きました。結局獣医さんがピンセットのようなもので丁寧に取ってくれて大事には至りませんでしたが、本当にびっくりでした。。。山とかではなく住宅街にもこんなにたくさんダニっているんですね。この記事でもダニのことがよくわかりました。ノミはあまり意識していなかったので、これを参考にしてしっかりチェックしてあげたいと思います。それにしても、犬の体にも優しくて、なおかつノミダニが絶対つかない優れモノが開発されればいいのに!
  • 投稿者

    30代 女性 サワダ

    今のところノミがついたことはないんですが、草むらなどで遊ぶとどうしてもダニがついてきてしまうことはありますね。一応予防はしていますが、完全ではないしそもそも「ダニが全くつかない」という予防法はないですからね。見つけたら専用のピンセットでどうにか取っています。
  • 投稿者

    40代 女性 はる

    フロントラインをしていても効果が薄くなっている時にノミにやられたことがあります。その時はフロントラインをしていれば予防できる!と思っていたので驚きました。まず愛犬をシャンプーしてブラッシングした後にフロントラインをして効果が出る48時間を待って、布団など全て乾燥機にかけて掃除機をかけるということをしました。ノミ取り用のクシやノミ取りホイホイなんてものがあったんですね…。早く知りたかったです。早速買って日々のケアに追加しようと思います。
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