ポイント1:何が補償される?商品によって異なる【補償範囲】
保険に入ってから1番トラブルに発展しそうなのが、
「ペットを動物病院に連れて行ったら、保険金が支払われなかった」です!
そんなことが無いように、検討中に何が補償の対象なのかを調べておきましょう。
例えば、ワクチンの接種費用や去勢・避妊手術などは、補償の対象外となる場合がほとんどで、動物病院で行った処置が、「治療」なのか「予防」なのかが補償の対象となるかどうかの大きなポイントとなります。
しかし、治療であっても保険会社によって、違う点があるので注意が必要です。
例えば「歯周病」や「膝蓋骨脱臼(パテラ)」は保険会社によって、対象外の場合があります。
歯周病とは
歯垢の細菌が原因となり、引き起こされる歯茎の炎症のことです。歯周病の治療は全身麻酔を伴う、処置となることが多いです。
※3歳以上のわんちゃん、ねこちゃんの約8割が歯周病(歯周病予備軍)と言われています。
膝蓋骨脱臼(パテラ)とは
小型犬で発生しやすい、わんちゃんの後肢にある膝蓋骨が正常な位置から外れてしまう状態のことを言います。症状によっては、手術が必要となることもあります。
細かいところまで全て把握するのは難しいと思いますので、「調べてもよくわからない」という方は、保険会社に直接聞いてみても良いかもしれません。
その他にも「免責金額」や「待機期間」の設定があるかどうかを把握しておくことで、トラブルを防げるかもしれません!
「免責金額」とは
保険の補償を受ける方が必ず自己負担で支払わなければいけない金額のことです。
免責金額が設定されている商品は保険料が安く設定されていることが多いので、保険料と補償内容のバランスを見て検討を行いましょう。
「待機期間」とは
保険始期日から一定期間の間、保険金が支払われない期間のことです。ケガは保険始期日と同時に補償されることがほとんどですが、「病気」や「ガン」はそれぞれ待機期間が設定されていることが多いです。
ポイント2:補償はちゃんと続く?【更新時の条件】
保険会社によっては、前年にかかった病気によって、保険の更新を断られたり、その病気が対象外になってしまうことがあります(かかった病気によっては、その後他の保険に入れなくなることも。。。)
他にも、1つの傷病に対する保険金請求が「○回まで」という制限がある場合もあります。
万が一、飼っている子が慢性的な疾患にかかってしまったときに、
安心して動物病院に通い続けることができる保険をオススメします!
ポイント3:どうやって請求する?保険金の【請求方法】
ペット保険の保険金の請求方法は、基本的に「窓口精算」と「直接請求」にわかれます。
窓口精算
動物病院の窓口で保険証を提示すれば、お会計時に保険による補償分を除いた診療費のみの支払いで済むという請求方法です(対応動物病院に限る)。後から書類を書いて送るという手間が無いので、とても便利です。
直接請求
動物病院の窓口で診療費を全額支払い、後ほど、保険金請求書類を記入して保険会社に郵送する請求方法です。窓口精算と比べると少々手間が掛かりますが、ペット保険の保険金請求方法は基本的に「直接請求」になります。「直接請求」の場合でも、保険会社によって必要書類が異なり、必要書類の取り寄せ方法も、WEBで簡単にダウンロードできたり、加入案内に入っている保険会社もあれば、毎回電話などで取り寄せる必要がある保険会社もあります。
「窓口精算」ができる保険会社は限られますが、保険金を請求し忘れることもなく、請求の手間も無いのでオススメです!
まとめ
いかがだったでしょうか?保険会社によって細かい違いはいろいろあります。ペット保険を検討されている方には、保険料も大切ですが、さまざまな観点から見極め、そして検討することをオススメします!保険に加入してから、「知らなかった」ということを減らすことで、保険に入ってからのトラブルを防ぐことに繋がります!1つずつ保険会社のページを見るのが面倒な方は、11社のペット保険会社が掲載されているペット保険比較/byわんちゃんホンポをぜひ、ご覧ください♪