犬用ロングリード10選!選ぶポイントや絡まない上手な使い方も紹介

犬用ロングリード10選!選ぶポイントや絡まない上手な使い方も紹介

思い切り走り回ることが好きな犬であれば、ロングリードを使用するのがおすすめです。この記事では、犬用ロングリードの種類や特徴、選び方のポイントなどを解説します。

ロングリードの種類と特徴

女性とコーギー

まずは、ロングリードの種類とそれぞれの特徴をご説明します。

長さや使用する場所、メリットやデメリットを理解して、愛犬に合ったロングリードを探してみましょう。当然ながら、安全面にも十分に考慮する必要があります。

軽量で安価!愛犬が自由に動ける「手に巻きつけるロングリード」

犬用リードをそのまま長くしたような、手に巻き付けるタイプのロングリードがあります。平たい形状のものからロープのようなものまで太さはさまざまで、犬の大きさに合わせて選ぶことが可能です。

長さは5~10mのものが一般的ですが、20mや30mなどかなりの長さのものを用意されています。遠方からの「待て」や「来い」のしつけ用に50mのタイプもあります。

手に巻き付けるタイプのロングリードのメリットとしては、犬がリードを気にしないで走り回れるという点でしょう。

短いリードは犬が走った時に首に衝撃がありますが、十分な長さのあるロングリードであれば首に負担がかかるリスクは少ないです。デメリットとしては、犬をコントロールしにくいという点が挙げられます。

ドッグランやキャンプ場などの犬を思い切り走らせられる環境であれば良いですが、小さな公園などで犬が突然思わぬ方向に走り出してしまうと、手に巻き付けるタイプのロングリードであればコントロールができずに思わぬ事故に繋がる可能性があるでしょう。

しかし、何度もロングリードの取り扱いをしていれば、すぐにリードを短くすることも難しくはありません。

使い方のコツを掴めば、手に巻き付けるタイプのロングリードでも犬をコントロールできるでしょう。当然ながら、きちんと「待て」や「来い」などのしつけがされていることが前提です。

ちなみに、犬が突然走り出した時に飼い主の手が擦れて火傷をしてしまうことには、十分に気を付けなければなりません。

自動で簡単!初心者にも安心な「巻き取り式ロングリード」

巻き取り式ロングリードは、伸縮リードやフレキシブルリードとも呼ばれるロングリードです。長さはそこまでなく、最長でも10m前後でしょう。

巻き取り式ロングリードのメリットとしては、手元のスイッチでリードを簡単に伸縮させることができる点です。

デザインが豊富なので、好みのデザインから選ぶことができるのもメリットとして挙げられます。軽量で小さく、使用していない時は収納しやすいのも、飼い主にとっては嬉しいポイントでしょう。

巻き付けるタイプのロングリードのデメリットは、リードの細さです。リードが巻き付けやすいように細いリードが採用されているため、犬のリードに絡みついてしまい思わぬ怪我をしてしまう可能性があります。

細いリードで耐久性には不安があることから、大型犬への使用は難しそうです。また、リードのロックが間に合わずに、犬が道路に飛び出してしまうリスクもあるでしょう。

ちなみに、散歩時の犬のリードの長さは2m以内と、多くの地域の条例で定められています。そのため、犬の散歩時に巻き取り式ロングリードを使用するのは、マナー違反ともいえるでしょう。

犬用ロングリードを選ぶポイント

歩道を散歩する女性とチワワ

犬用ロングリードは、何を基準にして選べば良いのでしょうか?手に巻き付けるタイプと巻き取り式では、用途が異なります。

ロングリードの特徴やメリット、デメリットを踏まえて、愛犬に合った正しいロングリードを選びましょう。

犬の能力や遊ぶ場所の広さに応じて長さを選ぶ

まずは、犬の運動能力に応じてロングリードを選びます。運動量が豊富な犬であれば、手に巻き付けるタイプのロングリードを選ぶと良いでしょう。

シニア犬や小型犬などの力の弱い犬であれば、巻き取り式ロングリードで問題ないはずです。また、ロングリードを使用する場所で選ぶことも大切だといえます。

狭い公園や自宅の庭などでは、取り扱いのしやすい巻き取り式ロングリードがおすすめです。逆に、広々としたほかの人や犬が少ない場所であれば、手に巻き付けるタイプのロングリードで思い切り犬を走らせてあげると良いでしょう。

愛犬の体の大きさに合わせて選ぶ

愛犬の体の大きさで、使用するロングリードを選ぶことも大切です。小型犬や中型犬であれば力があまり強くないため、巻き取り式ロングリードでも問題ありません。

しかし、中型犬であっても運動能力の高いボーダーコリーなどは、手に巻き付けるタイプのロングリードを選びましょう。

また、手に巻き付けるタイプのロングリードはリード部分が太いため、小型犬に装着すると首に負担がかかりやすくなります。

そのため、手に巻き付けるタイプのロングリードは、リードの重さに耐えられるようなゴールデンレトリバーなどの大型犬や、中型犬であっても首が丈夫な柴犬などにおすすめします。

軽量タイプは飼い主の負担を軽減できる

巻き取り式ロングリードは、犬への負担は少ないですが、本体部分にそれなりの重量があります。そのため、長時間使用していると、飼い主が疲れてしまうでしょう。

もしも長時間使用するのであれば、軽量タイプのものがおすすめです。軽量タイプは耐久性に不安はありますが、小型犬であれば壊れる心配も少ないでしょう。

しつけの精度で選ぶ

犬のしつけがきちんとできていなければ、30mや50mの長い手に巻き付けるタイプのロングリードを使用することはできません。

極端に長いロングリードを使用する場合は、「待て」や「来い」などの犬をコントロールできるしつけをきちんとしておく必要があります。

愛犬のしつけに不安のある人は、しばらくは通常のリードでしつけをしましょう。最低限のしつけができるようになったら、短めのロングリードから徐々に慣れさせていきます。

犬用ロングリードおすすめ10選!

ロングリード

市販されているロングリードはさまざまなものがあるため、「どのロングリードを選べば良いかわからない」と考えている人もいるでしょう。

ロングリードの種類自体はそこまで多くはありませんが、おしゃれなものや安全性に優れたものなど、それぞれに特徴やメリットがあります。それでは、おすすめの犬用ロングリードをご紹介します。

Reodoeer LED埋め込み式 犬リード

Reodoeer LED埋め込み式 犬リード 伸縮リード 犬用リード 自動巻き 反射光 夜間散歩 長さ3m小・中型犬専用 (ブルー・3メートル)

リードの長さが5mの、巻き取り式ロングリードです。本体にLEDライトが付いており、夜間の散歩でもまわりを見渡しやすいでしょう。

ハンドル部分はゴム素材でできているため、握りやすさもポイントです。リードの長さ5mのほか、3mタイプも販売されています。

TUG 360° 引き込み式犬リード

TUG 360°タングルフリー、頑丈引き込み式犬リード、スリップ防止ハンドル付き;5 m 強いナイロンテープ。片手ブレーキ、一時停止、ロック S

SサイズからLサイズまで取り揃えており、さまざまな犬種に対応できる巻き取り式ロングリードです。丈夫さと扱いやすさが特徴で、簡単にリードの長さが調整できます。さまざまなカラーが用意されているため、好みのデザインから選びましょう。

Exodar 伸縮リード

Exodar 犬 リード ハーネス 伸縮リード 長さ8M 荷重40kg 巻き取り式ドッグリード 犬用リード 自動巻き 反射光 小・中大型犬対応

ほかの巻き取り式ロングリードよりも少し長めの、8mで設計されたロングリードです。リード部分はナイロンを採用しているため、通常の巻き取り式ロングリードよりも耐久性に優れているでしょう。

また、40kgまでの犬に使用できる点も、巻き取り式ロングリードとしては珍しいポイントです。はじめてロングリードを使用するのであれば、この商品を選んでおけば良いでしょう。

フレキシリード(flexi) 伸縮リード

フレキシリード (flexi) 伸縮リード ニューコンフォート コード S(12kg未満) 5m ブラック [犬用リード] 日本正規品

ペット大国のドイツで製造された、巻き取り式ロングリードです。おしゃれさと安全性を兼ね揃えており、使いやすさも抜群でしょう。

リードの長さは3m、5m、8mと3種類あり、愛犬の体の大きさや運動量に合わせて選ぶことができます。

WeinaBingo 愛犬用リード

WeinaBingo 愛犬用リード 伸縮リード 巻き取り式ドッグリード 犬用リード 自動巻き 反射光 長さ8M 荷重40kg 小・中型犬対応 (ブラック)

少し長めの8mに設計された、巻き取り式ロングリードです。リード部分にリフレクターが採用されており、夜間でも安心して散歩できます。

また、巻き取り式ロングリードはナスカン部分が壊れやすいといわれていますが、亜鉛合金で作られているため、ほかの巻き取り式ロングリードよりも壊れにくいでしょう。

ペティオ (Petio) リールリード

ペティオ (Petio) リールリード スマートコントロール スタイルトレーナー ディープブラック 小型犬用 S サイズ

シンプルで使い勝手の良い、巻き取り式ロングリードです。リードのブレーキ部分が独立してあり、操作のしやすさが人気の理由といえます。

グッドデザイン賞を受賞した、シンプルながらおしゃれなデザインも特徴です。

MIGHTYDUTY 犬用リード

MIGHTYDUTY 犬用リード 伸縮犬リード 愛犬用リード、自動巻き取り 長さ8M 荷重50KG 小型犬、中型犬、大型犬対応 噛み切れ防止 お出かけ 滑り止め 散歩 グリーン

最大体重50kgの犬まで対応している、巻き取り式ロングリードです。体重50kgの犬はなかなかいないですが、ここまでの耐久性があれば、どんな犬種でも問題なく使用できるでしょう。

リード部分はナイロンを使用しており丈夫なため、大型犬の引っ張りにも耐えることができます。

XiaZ ロングリード

【XiaZ改良型】ロングリード 犬 ロングロープ 9m かわいいピンク 犬 リード 小型犬 中型犬 大型犬 丸ロープ 犬用散歩リード 絡まりにくい 犬のリード 長い XiaZ

しっかりとした作りで、耐久性に優れた手に巻き付けるタイプのロングリードです。9mや15mの長さがあり、犬の「待て」のしつけにもちょうど良い長さでしょう。

リード部分は高強度ポリエステル素材を使用しており、大型犬の引っ張りにも耐えることができます。また、取っ手部分は柔らかくて丈夫なEVAを使用しているため、飼い主の手を傷める心配もないでしょう。

SRT ロングリード 20m

SRT ロングリード 20m ブルー 丸ロープ 【4色展開】 軽量 水に浮く 絡まりにくい 中型犬 大型犬 伸縮性 トレーニングリード しつけ 長いリード long leash

20mと、長めに作られた手に巻き付けるタイプのロングリードです。耐久性に優れているのはもちろんのこと、水に浮く軽量素材なので、犬と水遊びをする時にも良いでしょう。丸ロープを採用しており、絡みにくいのも嬉しいポイントです。

anddat 絡まりにくい まとめやすい 丸ロープ

anddat 絡まりにくい まとめやすい 丸ロープ パラコード 15m リード

長さ15mで、扱いやすい手に巻き付けるタイプのロングリードです。丈夫なパラコードを使用しているため、大型犬が走り回っても壊れる心配は少ないでしょう。広い場所で愛犬を思い切り遊ばせたい人は、このロングリードがおすすめです。

ロングリードの絡まない上手な使い方

男性と犬歩道を散歩する女性とチワワ

ロングリードは、犬の足に絡まることで思わぬ事故に繋がります。また、ドッグランなどでほかの犬の足に絡まるととても危険で、さらなるトラブルに発展してしまう可能性もあるでしょう。

ロングリードが絡まない方法としては、常にリードを軽く張っている状態にすることです。リードをピンと張らせると、常に犬の首に負担がかかってストレスとなる可能性があるため、軽くリードを緩ませつつ緩ませすぎないということが使い方のコツです。

また、ロングリードの巻き取り方にもコツがあります。巻き取り式ロングリードであれば問題ないですが、手に巻き付けるタイプのロングリードの場合は手にリードをまとめながら、常に犬の行動に注意しておきましょう。

ロングリードを使用している時の遊び方にも、気を配らなければなりません。ボールを遠くに投げて持って来させるのであれば良いですが、飼い主が手に持ったおもちゃを犬に追わせるような遊び方をするのは、ロングリードが足に絡まる原因になります。

ロングリードは使い方を間違えなければ犬にとっても便利なグッズなので、事故を予防しながら正しく使用しましょう。

まとめ

ロングリードを付けたビーグル

犬を遊ばせたりしつけをさせたりする時に、ロングリードはとてもおすすめです。正しい使い方をすれば、犬を思い切り走らせて日頃の運動不足やストレスの解消ができます。

ロングリードには、手に巻き付けるタイプと巻き取り式がありますが、それぞれ特徴が異なります。手に巻き付けるタイプは耐久性に優れているため、大型犬や運動量が豊富な犬に向いているでしょう。

巻き取り式のロングリードは、取り扱いのしやすさが特徴ですが、力の強い大型犬には向いていません。愛犬に装着するロングリードを選ぶ時は、犬の体の大きさや運動量を重視する必要があります。

もしも「どのロングリードを買えば良いかわからない」という人は、今回ご紹介したものを参考にすると良いでしょう。

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