ミニチュアシュナウザーの値段はいくら?平均価格・相場や価格差の理由まで解説

ミニチュアシュナウザーの値段はいくら?平均価格・相場や価格差の理由まで解説

ミニチュアシュナウザーの値段相場や平均価格をはじめ、毛色・性別・血統・月齢による価格差の理由を解説。ペットショップとブリーダーの価格目安、迎えるときの初期費用や継続的な飼育費、値段だけで決めないための子犬選びのポイントまで紹介します。

ミニチュアシュナウザーの値段相場

屋外で正面を見つめるミニチュア・シュナウザーの子犬

ミニチュアシュナウザーの子犬の値段は、20万円台をひとつの目安として考えられます。

大手ブリーダー仲介サイト「みんなのブリーダー」における直近3か月の成約実績を見ると、平均価格は約24万円です。成約価格には幅があり、最低価格は11万円、最高価格は66万円となっています。

ただし、これは特定の仲介サイトにおける一定期間の成約実績であり、全国のペットショップやブリーダーを含めた一律の価格を示すものではありません。

実際に子犬を探す際は、平均価格だけでなく、希望する個体の販売価格を確認しながら予算を考えるとよいでしょう。

ミニチュアシュナウザーの値段に差が出る理由

並んで座る2匹のミニチュア・シュナウザーの子犬

ミニチュアシュナウザーの販売価格は、同じ犬種でも数万円から数十万円の差が出ることがあります。特に価格へ影響しやすいのが、毛色、性別、血統、月齢です。

大まかな目安としては、毛色や性別による平均価格の差は数万円程度ですが、血統によっては30万〜40万円台、条件によっては50万円以上になることもあります。

また、月齢が進んだ子犬では10万〜20万円台まで価格が下がる例も見られます。

つまり、毛色や性別は価格を数万円単位で動かす要素、血統や月齢はさらに大きな価格差につながりやすい要素と考えると分かりやすいでしょう。

毛色による値段の違い

毛色別の平均価格を見ると、主な4色では次のような違いがあります。

  • ソルト&ペッパー:約23万円
  • ブラック&シルバー:約24万円
  • ホワイト:約25万円
  • ブラック:約26万円

最も低いソルト&ペッパーと最も高いブラックでも、平均価格の差は3万円ほどです。そのため、毛色だけで価格が大幅に変わるというより、数万円程度の差がつく要素のひとつと考えるのが実態に近いでしょう。

ブラックやホワイトがやや高めになる背景には、毛色ごとの人気や市場に出る頭数の違いが影響していると考えられます。ただし、同じ毛色でも血統や月齢などによって価格は大きく変わります。

性別による値段の違い

性別では、オスよりもメスのほうがやや高い傾向が見られます。現在の平均価格では、オスが約22万円、メスが約25万円で、差は3万円ほどです。

  • オス:約22万円
  • メス:約25万円

毛色別に見ても、ソルト&ペッパーではオス約21万円・メス約25万円、ブラックではオス約24万円・メス約27万円など、メスが2万〜4万円ほど高い傾向があります。

こうした価格差には、メスを希望する人の需要に加え、繁殖に用いられる可能性などが販売価格に反映されていると考えられます。

とはいえ、性別による差は数万円程度で、血統や月齢ほど大きな価格差にはなりにくい傾向があります。

血統による値段の違い

血統は、ミニチュアシュナウザーの値段を大きく左右しやすい要素です。

親犬や祖先犬にドッグショーでの実績がある子犬では、30万〜40万円台で販売される例があり、条件によっては50万〜60万円台になることもあります。

こうした子犬は、犬種として望ましい外見や体格を受け継ぐことへの期待が高く、ショーや繁殖を重視する人からの需要もあるため、価格が高く設定されやすくなります。

ただし、家庭犬として迎える場合、チャンピオン犬の血統であることが飼いやすさや健康を直接保証するわけではありません。血統を重視するかどうかによって、必要な予算も大きく変わります。

月齢や体格による値段の違い

子犬は、迎えられるようになったばかりの若い時期ほど需要が集まりやすく、20万〜30万円台で販売されるケースが多く見られます。一方、月齢が進むと販売価格が見直され、10万〜20万円台になる例もあります。

実際に、生後半年を超えた子犬や1歳前後まで成長した個体では、若い子犬より価格を下げて募集されるケースがあります。

販売者としても、成長に伴って飼育期間や販売機会が変わるため、月齢に応じて価格を調整することがあるためです。

体格については、小柄な個体が高めに評価されるケースもありますが、月齢ほど明確な価格差は見られません。

「小さいから何万円高い」といった基準で考えるより、予想される成犬時の体格が希望に合っているかを確認することが大切です。

購入先によるミニチュアシュナウザーの値段の違い

子犬たちに寄り添って見守るミニチュア・シュナウザーの母犬

ミニチュアシュナウザーの値段は、購入先によっても違いが見られます。生体価格の大まかな目安は、ペットショップで20万〜35万円前後、ブリーダーから迎える場合は20万〜30万円前後です。

  • ペットショップ:20万〜35万円前後
  • ブリーダー:20万〜30万円前後

ペットショップは店舗運営や流通にかかる費用が価格へ反映されやすく、ブリーダーから直接迎える場合は流通経路が比較的短いため、価格を抑えられるケースがあります。

ただし、ブリーダーでも血統などによって30万円を超える子犬は珍しくありません。

購入先だけで価格が決まるわけではありませんが、同程度の条件で比較する場合は、ブリーダーから直接迎えるほうが生体価格を抑えやすい傾向があります。

ペットショップから迎える場合

ペットショップで販売されているミニチュアシュナウザーは、20万〜35万円前後をひとつの目安にするとよいでしょう。現在の販売例でも20万円台から30万円台前半の子犬が多く見られます。

ペットショップでは、ブリーダーから店舗までの流通にかかる費用に加え、店舗の賃料や人件費、子犬を店頭で管理するための費用などが必要です。

こうしたコストが生体価格へ反映されることが、ブリーダー直販より高めになりやすい理由のひとつと考えられます。

一方で、月齢が進んだ子犬などでは10万円台まで価格が下がることもあります。店頭価格には幅があるため、20万〜35万円前後を中心に見つつ、個体ごとの価格を確認するとよいでしょう。

ブリーダーから迎える場合

ブリーダーから直接迎える場合は、20万〜30万円前後がひとつの目安です。現在の成約価格でも20万円台が中心となっており、ペットショップよりやや価格を抑えて迎えられるケースがあります。

ブリーダー直販では、店舗を介さずに子犬を迎えられるため、店舗運営や流通にかかる費用が少ないことが価格差につながっていると考えられます。

ただし、親犬の血統やドッグショーでの実績などを重視して繁殖している場合は、30万〜40万円台、条件によってはそれ以上の価格になることもあります。

そのため、ブリーダーから迎える場合は「必ず安い」と考えるのではなく、一般的な家庭犬では20万円台を中心に、血統などを重視した子犬では価格が上がると考えると分かりやすいでしょう。

購入価格以外に必要な費用

キャリーから顔を出すミニチュア・シュナウザー

ミニチュアシュナウザーを迎える際は、子犬の購入価格だけでなく、飼育用品をそろえる費用や予防接種、日々のフード代、トリミング代なども必要です。

迎える前の準備には数万円、その後の飼育には年間で数十万円かかると考え、購入価格とは別に余裕を持って予算を組んでおきましょう。

迎えるときにかかる初期費用

子犬を迎えるための飼育用品には、4万〜5万円前後をひとつの目安として考えられます。主に次のようなものが必要です。

  • ケージ・サークル・クレート
  • ベッド
  • 食器・給水器
  • トイレトレー・ペットシーツ
  • 首輪・ハーネス・リード
  • ブラシや歯磨き用品などのケア用品

このほか、ワクチン接種や健康診断などの費用がかかる場合があります。

販売業者から購入した犬は原則としてマイクロチップが装着・登録されているため、新しい飼い主は自分の情報への変更登録を行います。オンラインでの変更登録手数料は400円です。

狂犬病予防法に基づく犬の登録や狂犬病予防注射にも費用が必要です。自治体によって手数料などが異なるほか、ワクチン代などが購入代金に含まれている場合もあるため、迎える前に販売者へ確認しておきましょう。

飼育中に継続してかかる費用

飼い始めてからは、ドッグフードやおやつ、ペットシーツなどの消耗品に加え、狂犬病予防注射、フィラリアやノミ・マダニの予防、健康診断、必要に応じた診療費などが継続的にかかります。

犬種を問わない参考値ですが、アニコム損害保険が行った2025年の調査では、犬1頭にかけた年間支出は平均41万3,416円でした。

実際の金額はフードの種類や医療費、ペット保険への加入などによって変わりますが、年間数十万円単位の支出を見込んでおくとよいでしょう。

ミニチュアシュナウザーでは、さらに定期的なトリミング費用を考えておく必要があります。サロンによって異なりますが、カットを含むトリミングは1回1万円前後から1万円台になる例が見られます。

トリミングの頻度は毛の長さやカットスタイル、自宅でのお手入れ状況によって変わります。フードや消耗品だけでなく、この美容費を継続的な支出としてあらかじめ予算に含めておくことが大切です。

値段だけで決めないための子犬選びのポイント

飼い主に抱っこされているミニチュア・シュナウザーの子犬

ミニチュアシュナウザーを迎えるときは、販売価格の安さだけで判断せず、その金額に見合った健康管理や説明が行われているかまで確認することが大切です。

同じような価格の子犬でも、健康診断やワクチン接種の状況、親犬に関する情報、購入後の保証内容などには違いがあります。反対に、高額だからといって健康や飼いやすさが保証されるわけでもありません。

表示価格に含まれる費用を確認する

まず確認したいのが、表示されている価格と実際の支払総額に差がないかという点です。

販売者によっては、ワクチン接種費や健康診断費、マイクロチップ関連費用などが別途必要になる場合があります。表示価格だけを比較するのではなく、迎えるまでに必要な費用を含めた総額を確認しましょう。

子犬と親犬の健康情報を確認する

子犬については、健康診断の結果やワクチン接種状況、これまでの病歴などを確認します。あわせて、確認できる範囲で親犬の健康状態や遺伝性疾患に関する情報を聞いておくと安心です。

遺伝子検査を行っている場合は、検査を受けているという事実だけでなく、どの病気を対象に調べたのか、その結果がどうだったのかまで確認すると判断材料になります。

飼育環境や子犬の様子を見る

可能であれば、子犬が過ごしている環境や普段の様子も確認しましょう。清潔な環境で管理されているか、子犬が人との触れ合いにどのような反応を示すかなどは、迎える前に見ておきたいポイントです。

ブリーダーから迎える場合は、親犬を見せてもらえるか尋ねるのもひとつの方法です。親犬の体格や様子を確認することで、成長後の姿をイメージする参考にもなります。

保証内容や契約条件を確認する

購入後の保証制度が設けられている場合は、対象となる条件や期間、どのような場合に保証を受けられるのかを確認しておきましょう。

また、迎えた後に病気が見つかった場合の対応や、キャンセルに関する条件なども販売者によって異なります。契約書や説明内容を確認し、不明な点を解消したうえで迎えることが大切です。

価格だけを比べるのではなく、子犬の健康状態や育った環境、販売者から受けられる説明まで含めて納得できるかを基準に選びましょう。

まとめ

おもちゃのボールを抱きかかえるミニチュア・シュナウザーの子犬

ミニチュアシュナウザーを迎える際は、子犬そのものの価格だけでなく、その後の飼育にかかる費用まで含めて無理のない予算を考えておくことが大切です。

販売価格にはさまざまな条件が反映されるため、金額だけを見て高い・安いと判断するのではなく、健康状態や育った環境、販売者から受けられる説明、契約内容なども含めて比較しましょう。

迎えた後は、食費や予防医療、日用品に加えて、ミニチュアシュナウザーでは定期的な被毛のお手入れにも費用がかかります。購入時だけでなく、長く一緒に暮らしていくための支出まで見通しておくことが重要です。

相場はあくまで予算を考えるための目安です。価格と飼育環境の両方に納得できる子犬を選び、家族として迎えた後も無理なく世話を続けられるかを基準に判断しましょう。

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