犬と一緒にエレベーターに乗りますか?
高層マンションにお住まいの方や、おうちの中にエレベーターがある方、お出かけの時にエレベーターをよく利用する方は、愛犬と一緒にエレベーターに乗る機会もあるのではないでしょうか?
じつは、普段何気なく使っているエレベーターに、愛犬の命に関わる危険が潜んでいるのです。
今回の記事では、犬と一緒にエレベーターに乗ったときに実際に起こった事故を動画でご紹介し、原因や改善点をご紹介していきたいと思います。是非参考にして、愛犬が危険な目に遭わないようにしてください。
ではさっそく、見ていきましょう!
※紹介する動画は全て助かっている事例ですが、ショッキングな内容になりますので、閲覧には十分ご注意ください。
エレベーターで犬が危険に陥った例4つ
例1:離したリードがエレベーター内に入りきらずに首つり状態になる
2匹のワンちゃんを連れた女性がエレベーターに乗り込みましたが、片方のワンちゃんにつけられたリードが、エレベーター外に取り残されています。
そのままエレベーターのドアは閉まり動き出します。リードは引っ張られ、犬は首つり状態になってしまいます。女性の必死の救出により、幸いにもリードが切れて犬は助かりました。女性は、この事故によって2本の指が折れたそうです。犬だけでなく、飼い主さんもケガをする可能性があるのです。
予防法
- 慣れた場所でもリードは決して離さない。
- ドアが閉まらないように注意する。
例2:エレベーターが閉まって犬が取り残されて首つり状態になった
女性が犬と一緒にエレベーターに乗ろうとします。使用しているリードは伸び縮みするタイプのもので、エレベーターに乗り込もうとするときにリードが長く伸びてしまいます。犬はエレベーター外に取り残されたままですが、ドアが閉まって発進してしまいます。幸い、エレベーターの外にいた男性によって助けられました。
犬が無事助けられたことは良かったですが、助けた男性が大事そうに持っていた沢山の卵?が落ちて割れてしまったのが気の毒です。
予防法
リードのような細い物体は、エレベーターが感知しないケースがあります。ですので、エレベーターに犬と一緒に乗る場合は抱っこをするか、同時に乗るようにしましょう。リードをつけた状態の時は、決して犬と飼い主さんが離れた距離では乗らないようにしましょう。
例3:犬とリードがエレベーター外に取り残され首つり状態になる
犬を連れた男性がエレベーターに自分だけ乗り込みます。犬はエレベーターに乗り込まず、そのままエレベータが動きだします。犬を連れた男性はなぜ確認しなかったのでしょうか?幸いにも、エレベーターの外側に犬を助けてくれる人がいたので助かったものの、この助けがなければ犬は大事故もしくは死亡していたでしょう。
予防法
- 犬が付いてきている来ているか確認する。
- 必ず一緒にエレベーターに乗る。
- リードはいざというときに(強い力が加わったときなど)ちぎれる材質や太さのものにする。
例4:犬が立ち止まりエレベーター外に残され首つり状態になる
少年とワンちゃんの事故ですが、少年はエレベーターが来るまでソワソワしたりゲーム機かスマホのようなものに夢中になっています。犬がエレベーターに乗らないまま、リードと繋がった状態で発進してしまいます。
予防法
子供にとっては危険予測が難しいかもしれません。子供が犬と散歩をするときは、「エレベーターは抱っこして乗ってね」「一緒に並んで乗ってね」と教えてあげましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。エレベーターはマンションなどに住んでいる人にとっては便利で欠かせない乗り物ですが、大事故につながる危険性を持っているということを常に意識しましょう。