お散歩で犬だけがどんどん先に行ってしまったら、飼い主さんは楽しいでしょうか?
愛犬と色んなところに出かけ、一緒に外の空気を感じながら、歩けるからこそ楽しみにつながるのです。
まずは、犬を飼い始めたら、愛犬とのお散歩の頻度を考えてみましょう。
小型犬と大型犬では、運動量も異なります。もちろん、成長段階でも異なります。
1日1回短時間の気分転換で済む犬もいますし、2回以上長時間歩いたり走ったり、たっぷり運動が必要な犬もいるのです。
この運動量が少なくなってしまうと、家の中でもストレスが溜まり、無駄吠えなども増えてしまいます。
家で愛犬と落ち着いた暮らしをする上で、運動はとても大切になるのです。
「散歩=楽しい」
運動だけでなく、愛犬にとって、散歩がいつも楽しい時間になるよう工夫することも必要です。
同じコースばかりを歩いていると、お散歩も飽きてしまいます。
時には、ドッグランで思いっきり入ることも犬にとっては気分転換になります。
また、他の犬や人に会うことで、コミュニケーションを取ることを犬は学んでいきます。
車や自転車、外の世界で様々な経験をすることが犬にとっても成長につながるのです。
「マナー=危険から身を守る」
愛犬と楽しいお散歩をする為には、基本的なマナーを覚えることも必要になります。
これは、交通量が多い場所、人が多い場所では、事故防止の為にも特に必要になります。
子犬のお散歩デビューの際は、段階を踏んでお散歩できるようにしましょう。
最初から突然お散歩に出かけてしまっては、犬もびっくりしてしまいます。まずは、家の窓やベランダ、お庭や玄関先でもかまいません。
外の世界に出る準備をしていきます。
その後は、抱っこで近所を歩くなどして、愛犬の様子を見てみましょう。
子犬は、突然の大きな音がトラウマになってしまうこともあります。
まずは、焦らず優しく声をかけながら徐々に慣らしていきましょう。
近所の人に会ったら、撫でてもらったり、ごほうびをあげてもらうことも、愛犬にお散歩は楽しいものなんだと思ってもらえるきっかけになります。
自宅で予行練習をしよう
自宅では、まずリードに慣らしていきましょう。
特に子犬は、リードがつくだけでも未知の経験です。
リードを嫌がったり、噛んで遊んでしまうこともあります。
まずは、リードをつけた状態で自由に遊ばせ、徐々に勝手な方向には行けないことを教えていきます。
リードに慣れてきたら、一緒に並んで歩く練習をしていくのです。
まとめ
子犬とのお散歩前の練習は楽しく行うことが一番です。
一緒に並んで歩く練習、そして「マテ」や「スワレ」をごほうびをあげながら室内で練習してから、お散歩にいざ出発しましょう。
愛犬とのお散歩、特に飼い始めの子犬の時は、その後楽しくお散歩できるように段階を踏んで練習していくようにすることがよいのです。