お正月は飼い主さんもお休みの方が多く、愛犬とゆっくりと過ごせる時間を確保できるのではないでしょうか。しかし、そんなお正月ならではの事故も発生しています.。今回は「お正月で起きがちな4つの事故とやりたい対策」についてご紹介します。事故は未然に防止して、安心できるお正月を過ごしてくださいね。
1.誤飲事故
あるペット保険の調査によると犬の「誤飲事故」は12月が最も多く、次いで1月~3月頃まで多く発生する傾向があるのだそう。これはクリスマスやお正月などのイベントで犬がいる家庭への来客が増えることが原因だと考えられます。犬を飼ったことがない来客が人間の食べ物を与えてしまったり、飼い主さんが忙しく過ごしているうちに犬が誤飲をしてしまったといったケースがあるのだそう。
人と接する機会が増え、ご馳走が並ぶのがお正月。そんな時だからこそ、愛犬の動きにもしっかりと注意を向けましょう。また、お正月は普段は目にしない食事が目を引きます。しかし、あくまでも人間の食事は人間の食事。犬が興味を示しても、決して与えないようにしましょう。
2.迷子
お正月といえばカウントダウンのイベントや初詣に出かける方も多いのではないでしょうか。そんな時に愛犬を連れて出かけている人を目にすることも増えました。しかし、年末年始はどこに行っても人が多いもの。特にイベント期間中は人でごった返していることも少なくありません。
そんな中での犬を連れた外出は迷子の危険性が非常に高まります。人の多さに犬が興奮することもあるでしょう。一度リードから手が離れてしまうと、興奮した犬が駆けだしてしまい、人に紛れて見つからなくなってしまうなんてことも考えられます。年末年始に人気の多い場所へ犬を連れて歩く際は十分に注意が必要です。また、人が多いということは、犬が苦手な人に遭遇する可能性もあります。愛犬や周りに配慮できない限り、できれば犬を連れた外出は避けましょう。
3.交通事故
年末年始には人間も巻き込まれることが多い交通事故。犬も十分な注意が必要です。年末年始はバタバタとすることが多く、どうしても交通事故が増えるといいます。いつものお散歩の道でも、飛ばした車や自転車に遭遇する危険性があります。いつものお散歩だと油断せずに、しっかりと愛犬と共に歩くようにしましょう。
また、お正月は人の出入りが増え、家へ遊びに来た犬の散歩に不慣れな人がお散歩をすることがあるかもしれません。特に親戚の子どもなど、子どもが散歩へ連れていく際は必ずお散歩に慣れた大人がついていくようにしましょう。慣れない相手にリードを持たれた場合、犬は思わぬ動きを見せます。事故を防ぐためにも、普段から散歩をしている人がメインで散歩を行ってくださいね。
4.噛み付き事故
人の出入りが増えるお正月にもう一つ注意したいのが、愛犬による噛みつきの事故です。基本的に噛みつかないようにしつけをしていると思いますが、見知らぬ相手の出入りが増える場合、犬も落ち着かずにいつもと違った行動をする可能性があります。慣れない相手がむやみやたらと愛犬を触ることがないように、愛犬の様子は飼い主さんが見ておくようにしましょう。
また、来客に対する注意も必要ですが、お正月の外出にも注意が必要です。外には犬が苦手な人や嫌いな人も数多くいます。飼い主さんが目を離した隙に、そういった人々がいたずらをしないとも言い切れません。そうなった時に愛犬は自己防衛で噛みつく可能性があります。他人と触れ合う場合は愛犬にストレスがかかるような事態になっていないか、十分に注意してあげましょう。
まとめ
お正月は人の出入りも増え、慌ただしい日々が続くことも多いですよね。お正月だからこそ起きがちな事故には注意して、良いお年をお迎えくださいね。来年は戌年。いつも以上に愛犬を大切にできる年になるといいですね。