犬は小さい時に嫌な思いをすると、ずっとひきずってしまいます。
実際に筆者のヨークシャテリアの場合ですが、家族がお散歩に行った時、歩かないので無理やりアスファルトの上を引きずってしまったことがありました。
帰ってきたら足から血がにじみ出ている始末…それからはアスファルトの上を歩こうとしなくなってしまったのです。
普通に散歩ができるようにするために、少しずつ少しずつアスファルトにチャレンジをして、恐怖を克服するまで一年間かかりました。
きちんとした知識を持っていれば防げたことです。犬にとても可愛そうな思いをさせてしまいました。
皆さんにはこのようなことがないよう、筆者の体験の下、これだけはしておいた方がいいよということを以下に挙げていきます。
おうちの中でリードウォークの練習をしておきましょう
最初からきちんとはできません。
今日は首輪またはハーネスをつけるだけ。次の日はそれにリードをつけて、その次の日は少し歩く。
そして、その度毎犬を褒めてあげると、犬もとっても楽しい気分になります。
犬がリードを見ただけで喜ぶところまでいくと完璧です。
散歩のコースを下見しましょう
初めての散歩で怖い思いをすると、散歩自体が怖いから行きたくないと思ってしまうかもしれません。
家の中では元気いっぱいでも、外に出たら案外臆病な性格だったということもあります。
お散歩コースに吠える犬がいないか、車の通りはどうか、確かめておくと安心です。お散歩に慣れてきたら散歩コースを変えても大丈夫です。
散歩前におトイレに行く癖をつけましょう
お外でしかトイレができないようにしつけると、後々大変です。
台風の日、自分の用事で散歩に行けない時、犬が歩けなくなった時、どうしますか?また自分の家の近くでトイレをされたら、近所の方が嫌な思いをするかもしれません。
犬を飼うにあたって近所づきあいはとても大切です。
口に咥えたものを、放すよう訓練しましょう
外には犬が食べては危険なものが沢山です。
しかし、何を食べたらいけないのか犬は判断できません。飼い主が慌てて口から物を取り上げようとすると、犬は取られまいとして飲み込んでしまいます。
おやつと交換して口の中のものを出させるようにすると、スムーズにできると思います。
無駄吠えをしないように訓練しましょう
散歩中、ほかの犬とご挨拶して友達になる。とっても素敵なことです。
でもあまりにワンワン吠えてしまうと、ご挨拶はできません。
吠えるのを止めさせるコマンドを覚えさせましょう。
「待て」ができるようになっておきましょう
もしかしたらリードが手から抜けてしまうかもしれません。
首輪が外れてしまうかもしれません。気づかないうちにハーネスが劣化しているかもしれません。
そんなもしもの時、しっかりとその場にとどまれるよう訓練していれば安心です。
事故にあってからでは遅いのです。大切な家族を守ってあげられるよう、しっかり覚えさせて下さい。
まとめ
どうでしょうか?沢山あるように見えますが、どれも犬が外に出ないでできることばかりです。
最初は思った通りにできないかもしれません。でも犬は飼い主の愛情を深く感じ取ることができます。
少しずつ繰り返していけば、きっと大丈夫。可愛い犬のために頑張って下さい。
最後に、犬は飼い主さんと楽しいことが共有できるからこそ散歩が大好きなのです。
仕方なくという思いではなく、元気に犬と散歩できることを幸せに思いながら、これからの散歩ライフを楽しんでくださいね。