ペットによる火災が多発中!火事にならない為にできる4つの事

ペットによる火災が多発中!火事にならない為にできる4つの事

季節も夏から秋へと移り変わり、さらに冬に近づくにつれて空気が乾燥してきます。冬場は火災が多く発生する時期ですが、近年ではペットが原因で火災が起きているケースが多く報告されているのです。その原因と対策をご紹介します!

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ペットが原因の火災!?

消防士の犬

最近は朝晩と少しずつ気温が低下し、秋を感じるようになってきました。夏に比べて湿度も下がり空気も乾燥してきます。そこで気を付けたいのが「火災」ですよね。

少し目を離した隙に、思いがけない火災へ発展してしまったというケースも多く報告されています。さらに近年では、ペットが原因で起きてしまったケースも増加傾向にあるようです。

小動物や害虫が引き起こした火災や漏電などの事故が、今年3月までの5年間に78件あり、そのうち26件はペットが原因だと判明しています。

今回はその原因と対策を詳しくご紹介していきたいと思います。

実際に起きた事案

ガスコンロを誤って点火

キッチンに居る犬

従来のガスコンロは押しながらひねることでガスが点火しました。しかし最近では、押すだけで点火する便利なガスコンロが主流になってきています。

この点火スイッチを誤ってペットが押してしまい火事に至ったというケースです。大きいワンちゃんだと立ち上がった時に、前足で押してしまったり、ネコちゃんの場合は点火スイッチを踏み台にしてコンロに飛び乗ったりすることで、発火してしまうことが良くあるそうです。

携帯電話をかじって発火

携帯電話をかじる犬

充電中の携帯電話をおもちゃだと思ってワンちゃんがかみつき、そのまま放置してしまったケース。この場合かみついた事で携帯電話に穴が空き、電池パックの内部の電極がショートして発熱、その後携帯電話が膨み発火したそうです。

携帯電話だけでなく家電製品のコードをかじって漏電してしまう事案も発生しています。

ストーブの上に物を落として着火

冬場は暖房器具であるストーブ使用するご家庭も多いと思います。このストーブも火元となる場合があります。棚に置いてある物を落とすのが好きなネコちゃんは結構いるのではないでしょうか。

その落としたものが、ちょうど下にあるストーブの上に落下してしまい着火してしまったというケースです。

ペット火災の対策は?

ご紹介した実例のように、ペットが原因の火災を起こさない為にはどうすれば良いのでしょうか。
次は自宅での対策方法をご紹介します。

1.ペットゲートを取り入れる

柵越しの犬

一番の火災原因がやはりスイッチ型のガスコンロを誤って点火してしまうケース。報告されている現場では、ガスコンロやキッチンの上にペットが好きな食べ物を置いていることが多々あったそうです。

その美味しそうな匂いに誘われてペットがキッチンに入ってきてしまいますよね。まずは、火元になりうるキッチンなどにペットを侵入させないことを優先させましょう。

キッチンの入り口にペットゲートを付けることで対策が可能です。ペットゲートでなくとも赤ちゃん用の柵でも代用ができます。

2.外出時の徹底管理

外出時にペットをゲージにいれない飼い主さんも多いと思います。その場合は、家電製品のプラグを抜く、ガスの元栓を閉めるなど外出前にそれぞれ危ない箇所はないかチェックした方が良いでしょう。

3.配線カバーを付ける

家電製品のコードには配線カバーをつけてペットがかじっても大丈夫な状態にしておきましょう。配線カバーも種類が色々でオシャレなものも出てきています。部屋の雰囲気に合うものを探してコーディネートしてみるのも楽しそうです。

4.物の置き場所を考える

ペットの手が届きそうな位置にはなるべく携帯電話などを置くのは避けた方が良いです。またストーブなど火元の上の棚にも物を置くことは控えたいところです。難しい場合は、ヒーターガードなどを設置して物が落ちてきても着火しないようにしておきましょう。

まとめ

消火器を持った犬

いかがでしょうか。ペットが原因の火災、大惨事になってからでは遅いですよね。留守にする場合も、在宅中でも少し気をつけるだけで未然に防げることがあるはずです。

今一度、家の中を確認してペットにとって危険な場所がないか、対策できることはないか考えてみてはどうでしょうか。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 女性 ベータママ

    この対策は無意味です。
    危ないものを犬から隔離や隠すことは一見良い対策のように見えますが、犬がやる気になったら一瞬で瓦解してしまいます。

    例えばペットゲートですが、コンロを触れる高さまで動けるのは大型犬にしぼられ、大型犬であれば市販のペットゲートの高さは簡単に越える気になれば越えられてしまいます。
    それに越えるのに失敗した際には犬がケガをする可能性があります。

    ですから火事等の重大事故にならないようにするには隔離や隠すのではなく、犬に心理的結界を引く方が安全ですし、飼い主が不在でも一度引かれた結界は破られることはないのです。
    このライターさんは心理的な結界というものを理解していないと思われます。

    心理的な結界を引く方法として簡単なのは、トラップです。
    わざとダイニングや台所とリビングの境界のダイニング側にフードを少し撒きます。
    犬は臭いで寄ってきますが、越えようとしたら注意し、境界線の手前で待たせます。
    「穏やかに」待てたら特級のご褒美(臭いの強いチーズとかがお勧め)をあげ褒めます。
    ランダムにトラップを繰り返すと、犬はそこに境界があり、行くと注意され、行かないと褒められると理解します。これは拾い食いや異食、破壊行為の防止にもつながります。

  • 投稿者

    50代以上 女性 匿名

    この対策、全然無意味じゃ無いですよ〜(^^)
    我が家では、凛ちゃん(生まれつきチョット大きめのトイプーの女のコ)が、リフォーム後の新しいコンロに手が届きますからねぇ。
    我が家では、孫対策の赤ちゃんサークルが重宝してますよ。

    ぽみさん、これからも有意義な情報宜しくお願いしますね。
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