犬が人間を傷つけてしまった悲しい出来事
飼い犬の秋田犬に腕を噛まれ死亡
2017年4月北海道で79才の女性が、飼い犬に右腕を深く噛まれ、出血性ショックにより亡くなる事件がありました。犬は3才の秋田犬の雄でした。犬は鎖でつながれていましたが、女性がエサをやる際に噛まれたものとみられています。
ゴールデンレトリバーが生後10カ月の女児に噛み付く
大きく報道された事件なので、記憶にある方が多いのではないでしょうか。
2017年3月東京八王子市の男性宅で、飼い犬のゴールデンレトリバー(オス4才)が、男性宅を訪れていた生後10カ月の女児を噛んでしまう事件が起こりました。ハイハイしていた女児を、家の中で放し飼いにされていた犬が、男性らの目の前で噛み付ついたとみられています。女児は病院に搬送されましたが、約2時間後に死亡しました。
ド―ベルマンが散歩中の男性とトイプードルを襲う
2010年愛知県での出来事です。男性(90才)が愛犬のトイプードルと散歩中に、突然現れた大型犬に襲われる事件がありました。大型犬は約50メートルほど離れたお宅で飼われていた雄の1才のド―ベルマンでした。オリから逃げ出したものと見られています。トイプードルに襲い掛かろうとするド―ベルマンから愛犬を守ろうと止めに入った際に転倒した男性は頭蓋骨骨折の重傷、トイプードルはド―ベルマンに噛み殺されました。
犬はどうして噛んだ?襲った?
どうして噛むの?襲うの?
ストレスフルな状態
北海道の飼い主の腕を噛んでしまった事件では、3才と若い雄の秋田犬は老夫婦によって飼われ、満足に散歩に連れて行ってもらえてなかったと書かれている記事がありました。真偽はわかりませんが、充分な運動をされておらずストレスが溜まった状態は、犬を凶暴化させてしまう原因となり得ます。
驚いて噛んでしまう
ゴールデンレトリバーが女児に噛み付いてしまった事件では、遊びに来た女児の動きを普段目にしていませんから、何らかの動作に驚いてしまったのでは?という見方があるようです。犬は驚いた時に、逃げる犬もいれば、思わず噛み付いてしまう犬もいます。
本能
犬には狩猟犬だった頃の狩猟本能や、闘争本能、テリトリー本能などが備わっています。
未然に事件・事故を防止するために
- 愛犬をストレスに晒さない
- 噛み癖は徹底的にトレーニング
- 放し飼いは絶対NG
- 来客やお子さんがいるときはケージへ
まとめ
環境省によると、犬の噛み付き事故のほとんどが飼い犬によるものだそうです。飼い犬による咬傷事故は年間4,000件近くも起こっているのだそう。
その事件のほとんどは、適切なしつけで防げたものや、飼い主の注意で防げたものです。
「うちの犬に限って大丈夫」という過信はありませんか?
犬はやはり動物です。どんなタイミングでタガが外れるかわかりませんし、興奮のスイッチが入った犬を操縦するのはとても大変なことです。
「小型犬だから大丈夫」とも言えません。犬の顎の力は相当のものです。家族ではなく、他人を傷つけてしまったら。ほかの犬を怪我させてしまったら。
最近では法的なトラブルにまで発展することも少なくありません。
充分なしつけをした上で、さらに充分すぎるほどの配慮が必要です。
愛犬との幸せな生活は、飼い主の責任があってこそです。
ユーザーのコメント
40代 女性 トイプー 雄 5ヶ月半
最初に週3回半日トレーナーさんのもとで預かっていただき訓練し、少しずつ自宅に来てもらう方法にシフトしていき飼い主もその時点で習って行く方法をとりました。
まだ始めたばかりですが、犬の元々もっている気性もあるので素人判断では難しい場合がある事を痛感しました。
また外飼いと室内飼いでは室内飼いの方がやはり躾は重要に思います。
確かに費用は掛かりますが、愛犬と飼い主おたがいの幸せの為に選択肢としてありだと思っています。
50代以上 女性 匿名
50代以上 男性 猟犬放犬禁止
20代 男性 匿名
噛み殺されました。
ドクターによる診断は首元を噛まれた際によるショック死だそうで
噛み後の穴や出血は見当たらず窒息死にみられる胃液の逆流もなかったそうです
(外傷等は病院へ運ぶ前に何度も私どもで確認しましたが確かに見当たりませんでした)
あと1時間したら葬儀屋が来て、火葬を始めるそうです。
今はただただ、悔しくて悔しくて、何をしても手つかずな状態です。
ウチの子は老犬ですが食欲旺盛で健康状態もよく、まだまだ生きられました。
ですが突如降りかかった悲劇の前に、誰も成すすべなくあっけなく死んでいきました。
相手の飼い主を恨もうにも恨めない、あくまで殺したのは彼らの犬であり
それこそ畜生なワケですから本能や習性で語られたら何も言えません。
「ただの悲劇だったね」と。
ですが、やはり腑に落ちない点はいくつかあります。
まずドッグランは小型・大型の二つに分かれており
且つ大型には誰もいなかったのに小型と混じって遊ばせていたこと。
そして2つ目は最初は付けていたリードを途中から外し離したこと。
そして3つ目は驚くことにそのビーグルは噛み癖があったこと。
ウチは今回亡くなった子の他に2匹のオスのトイプーを飼ってるのですが
その内の一番下の子にそのビーグルは最初胴体部分を噛んだのです
ただ甘噛みなのか知りませんが傷はなくただヨダレがべっとりつく程度でした。
そして4つ目は長女(今回亡くなった子)が死んだ後に相手側から私が聞いたのですが
このビーグルは引き取り犬で家に来て2か月だったそうです(ただ年齢は8歳)
そして何より悔しいのが、彼らはそのビーグルを連れ躾の旅をしていた最中だったそうです。
そのビーグルが雄雌どちらかは知りませんが、仮に雌だった場合
ウチの子は子犬を扱うもしくはオモチャを加えるように、殺されたのです。
こんな悲劇を誰が想像したでしょうか。
家族は悲しみに暮れ今日は全員が学校・会社を休みました。
朝には加害者側からも花が送られてきましたが
個人的にはそんなのもうどうでもいい
相手が何を謝罪しようが全てが空気のように軽く感じ
憎もうにも悲しく悲しくてとてもやりきれない。
なので私が今一番言いたいことは
中型犬は大型犬のドッグランへで遊ばせ
噛み癖があるならそれを直したうえで
他の犬がいる場所へ訪れて貰いたい
今回は正直な話そのビーグルを飼ってた
老夫婦の認識と管理の甘さが招いた
人災です
私は許さない、何も相手には出来ないが
絶対に絶対に許さない
30代 女性 匿名
女性 匿名
飼い主のかつてな行動のせいで言葉には表せないほどの哀しみが何年たっても消えません。その日の事一生忘れません。犬を見ると身体が震えてあの日の光景がはっきりと思い出されます。
どうか犬を飼っている皆さん。まさかは起こります。犬は悪くない。飼い主の皆さんの責任ある行動、うちの子はそんなことしないはありません
50代以上 男性 愛犬家
保険会社に丸投げしてのうのうと生活、事業をしており到底許す事は出来ません。皆さんもペット保険や
個人賠償責任保険などに加入している方がいらっしゃるとは思いますが、保険会社は営利企業ですので被害者に対してとても酷い対応をして、被害者を苦しめます。保険に入っているから安心とは思わないで下さい。
30代 女性 まつ毛
20代 男性 AM
リードしなくても大丈夫。
繋いでるから大丈夫。
うちの子は噛まないから大丈夫。
全部勝手な思い込みです。
彼らは動物で、温厚な時もあれば攻撃的な時もある。
それをしっかり意識して自分も含め、飼い主は過ごしていかないと行けないと思いました。
リードしてない、又は脱走した他所の大型犬がうちの犬を襲ってきたもんなら、その犬蹴り殺してでも守りますね。