ドッグフレンドリーの国
イギリスはとても緑の多い国です。
そのため、ウォーキングをしているイギリス人をとてもよく見かけます。
そして犬を飼っている人なら、もちろん一緒に連れて行くのが普通です。
今回、ウォーキング中に見つけた少し変わったドッグフレンドリーなものを撮ってみました。
犬専用のゲート
これはドッグゲートと呼ばれています。
人間用のゲートの隣に小さい犬専用の扉があり、取っ手を持ち上げて犬が通します。
人間は階段をまたげばいいのですが、人が犬を持ち上げる必要がないように犬用ゲートが作られたそうです。
とくに体重のある大型犬にはとても便利ですよね。
今度は壁の一部に小さな扉を発見!
これは犬専用として作られたわけではないそうですが、犬も通れます。
本来はキツネや野生の動物が反対側に行くのに使うそうです。
犬だけでなく、すべての動物にも優しい国ということがわかりますね。
犬用のごみ箱
犬のフンは自然が多いところでも絶対そのままにして帰ってはいけません。
飼い主さんの責任が問われますので、きちんと袋に入れて持ち歩いているところを見かけます。
人間用のゴミ箱に捨てても問題はないのですが、犬専用ゴミ箱があちこちに設置されているのでこちらに捨てます。犬用は、普通のゴミ箱とは違いフタが付いているので匂いが外に出ず、見た目もスッキリです。
掲示板に貼られてるポスター
犬連れの飼い主さんがよく行く散歩コースの入口には、犬関係のポスターが張られています。
内容は「犬を探してます」であったり「犬のトリミングをします」「ドッグウォーキングします」というものが多いです。どれも飼い主さんに役立つものばかりです。
犬の取扱いに関するサイン
散歩道によっては、牛や羊が放し飼いになっている場所もあり、飼い主さんはできる限りの安全を把握しておく必要があります。
そして、犬を犬らしく生活させるためにもイギリス社会の中では愛犬のしつけが徹底的に行われており、犬のノーリードの散歩風景を見る機会がとても多いことに気付きます。
散歩するうえで犬にはリードを必ず着ける必要があるのか、もしくは必要な時だけリードを付ければいいのか等は標識に書いてあります。「リードが必須でない」=「すべて飼い主さんの判断」です。
このことにより、犬を飼う責任を更に認識させられるのはいいことではないでしょうか。
さいごに
イギリスの散歩中に見つけたドッグフレンドリーなものはいかがでしたか。
愛犬とのお出かけはとても楽しいものです。
そして、どこにいても愛犬が心地よく過ごせるようにというのは、すべての飼い主さんの願いではないでしょうか。もし、普段の生活のちょっとしたなかに犬専用の何かいいものを見つけたら、わたしたち飼い主にとっては嬉しい限りですよね。
犬とわたしたち飼い主にとって、どれも素敵なものだと思いませんか。
また、このような公共の場の物は地区の税金で支払われてるそうです。なんだか動物たちへの気配りと優しさにとても心が温まりますね。