愛犬が尻尾を噛まれた!お散歩中に起きたまさかの出来事

愛犬が尻尾を噛まれた!お散歩中に起きたまさかの出来事

365日ほぼ毎日愛犬とお散歩をしていると、思わずクスッと笑ってしまうようなことから冷や汗が出てしまうようなことまで実に様々な出来事に遭遇します。その中でも愛犬が尻尾を噛まれるという冷や汗が止まらなかった出来事をご紹介します。

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お散歩中に尻尾を噛まれた愛犬

柴犬の尻尾

それは昨年の夏のこと。
『たまには気分を変えて…』と思い、少しお散歩コースを変えて愛犬とのんびり歩いていたら、一戸建てのお宅の駐車スペースで洗車をしている方がいらっしゃいました。柵のない駐車スペースはテニスのネットのようなものでぐるりと囲われており、洗車をしている方の傍らには小型犬の姿がありました。

私と愛犬が駐車スペースの前を通りかかるやいなやそのわんちゃんが物凄い勢いで吠えてきてそれだけでもビックリしてしまったのですが、もっとビックリすることが起きました。

なんと!そのわんちゃんが吠えながら猛スピードでネットをくぐり抜け、愛犬の方へ突進して来たのです!そして愛犬の自慢のフサフサの巻き尾に「ガブリ」と噛みつき、そのまま離れてくれませんでした。

私はもうビックリを通り越してパニック状態。大声で「ちょっと!!!」と叫び、愛犬が反撃に出ないようにリードを短く持つのがやっとでした。
私が叫んだあとに洗車をしていた飼い主さんがやって来て小型犬を愛犬から引き離したので大事には至りませんでしたが、尻尾を噛みつかれた愛犬はマズルに皺を寄せて唸っていたのでリードを短く持っていなかったら反撃に出ていたかもしれません。

一歩間違えれば大惨事に…

愛犬にケガはない様子だったのでそのままお散歩を続けましたが、お散歩の間中私の心臓のドキドキは治まりませんでした。心臓をドキドキさせながら私は『流血するような大惨事にならず本当に良かった』と思いました。

愛犬は柴犬。当然小型犬よりも体格も大きく顎の力も強いです。
一度、愛犬におやつをあげるときに誤って親指をガブリと噛まれたことがあるのですが、爪に穴が開いて内出血をし、かなり痛かったです。あの顎の力で小型犬を噛んでいたらケガを負わせていたかもしれません。また逆に、噛みついてきたのが中型犬や大型犬だったら愛犬の方がケガを負っていたかもしれません。

私は愛犬とお散歩する時はしっかりとリードを短めに持って他犬とトラブルが起きないように気をつけていますが、まさかこんな風に危険が降りかかって来るとは思いもしませんでした。

小型犬の飼い主さんは軽い気持ちで簡易的に駐車スペースを囲い、わんちゃんを放していたのでしょうけれど一歩間違えれば大惨事になっていたかもしれません。

この体験を通して思うこと

この出来事以来そのお宅の前は通らないようにしているので、その後小型犬の飼い主さんが駐車スペースでわんちゃんを放すのをやめたかどうかは分かりません。でも、しっかりとした柵や塀などがないのにわんちゃんを放すのは絶対にやめてほしいです。他犬や他人に危険が及ぶ可能性があるだけでなく、放れたわんちゃん自身も危険です。

この体験を経て私自身も反省したことがあります。それは私がパニック状態になってしまい、冷静に対処できなかったことです。

愛犬の体重は9キロありませんから抱っこすることが可能です。たまに遭遇するノーリードでお散歩するわんちゃんを遠くから確認できたときは、愛犬を抱っこしてトラブルを回避しています。ですが、愛犬が尻尾を噛まれた時はパニックになってしまってとっさに抱っこすることができず、リードをギリギリまで短く持つのが精一杯でした。

小型犬を引き離したあと飼い主さんが「すみませんでした」と謝っていたのですが、その時私は口を開くと暴言を吐いてしまいそうだったので無言のままただ飼い主さんを睨みつけその場を去ってしまいました。非常に感じの悪い態度を取ってしまい、反省しています。

きちんと謝罪を受け入れ、冷静に「脱走できる状況でわんちゃんを放すのはやめて下さい」などと言えたら良かったのに…と今は思います。

まとめ

お散歩中の柴犬

愛犬とのお散歩でヒヤリとしたことは何度かありますが、突進してきた小型犬に愛犬が尻尾を噛れるという体験をした時は、夏だというのに冷や汗が止まりませんでした。お互いにケガがなく本当に良かったのですが、

もし噛みついてきたのが中型犬や大型犬だったら…?
もし愛犬が反撃に出て犬同士ケンカになっていたら…?
もし小型犬が噛みついた相手が小さいお子さんや高齢者だったら…?
もし小型犬が突進していったのが車やバイクに向かってだったら…?
もし小型犬が脱走したまま迷い犬になっていたら…?

…そう考えると、例え自宅の敷地内であっても脱走できる状況下でわんちゃんを放すのは、ノーリードでお散歩させるのと同じぐらい危険なことではないでしょうか。

お庭などに一時的にわんちゃんを放す時は是非、脱走できる隙間などはないか、他犬や他人、そして放れたわんちゃん自身に危険が及ぶことはないかチェックしてから放して下さい。

大事には至らなかったもののこの体験によって、愛犬とのお散歩中にもどんなトラブルが起きるか分からないと実感しました。愛犬を守るために、私たち飼い主はどんな状況においても慌てず冷静に対処できるように心構えをしておかなくてはいけませんね。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    20代 女性 シッポ

    筆者さんの可愛い柴犬ちゃんが噛まれたという事で、こちらまで心が痛みました。謝るなら、初めからノーリードにしないで欲しいです。私もノーリードの犬がいたら、愛犬を抱いていますが、心の中ですれ違う度にイライラしています。
    大事に至らなくて良かったですね。
  • 投稿者

    40代 女性 匿名

    うちは柴犬ですが、攻撃的な性格ではないのですが、他のワンちゃんと出合ったときは、絶対こちらからは近寄っていかない、好意を持ってくれたら向こうから来てくれるのを待ちます。それでもやはりリードは短く、いつでも引けるように。
    来てくれるということは、飼い主さんのOKも出ているということなのでこっちまできてくれて相性が悪そうならそこで折角きてくれたのにごめんね~と言ってバイバイします。柴は特に勘違いもされやすい犬種なのでこちらで気を付けるようにしています。
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