福島・熊本の両方で被災したわんこ「ラブ」ちゃんを知っていますか?

福島・熊本の両方で被災したわんこ「ラブ」ちゃんを知っていますか?

知っていますか?東日本大震災と、先日の熊本地震、両方を体験したわんちゃんがいることを。福島にて被災し、熊本へ移住した「ラブ」でしたが、今回また大きな地震を体験してしまいました。2度目の大きな地震にあい、「ラブ」は大丈夫だったのでしょうか?

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福島・熊本の両方で被災したわんこ「ラブ」

ラブ

これまで日本各地で大きな地震があり、それぞれの地震を各地で体験したわんちゃんは多いと思います。
ですが、大きな規模の地震を二回も経験したわんちゃんは「ラブ」だけではないでしょうか?

福島で被災した後、福島県大熊町から熊本への移住をしてきた「ラブ」は、新しい飼い主さまの梅崎さんと、いつも通りの平穏な生活をしていました。
ところが先日の熊本地震で、また大きな揺れを体験してしまった「ラブ」。
震度6や5などの余震が続き、人間ですら「怖い」「揺れていない時も揺れている気がしている・・・」「不安で眠れない」など、不安になっていたのに、熊本にて地震があったとき、「ラブ」はどんな心境だったのでしょうか。。

飼い主さまが語る、「ラブ」の地震時の様子

「ラブ」は、とてもお利口さんなわんちゃんで、
「雷も台風も怖がらないのに地震は怖がるんんです。。東日本大震災の時のことを覚えているんですかね・・・」
と「ラブ」を見ていて飼い主さまは感じたそうです。

本震があった4月16日には、梅崎さんのお家ではブロック塀が倒れました。
その時は「怖かったのか、ラブは塀の外に飛び出していた」そうです。。
あれほどの震度でしたし、夜におこったこともあり、不安も倍増だったのかもしれません。
ですが、「ラブ」は徐々にですが落ち着きを取り戻していきました。
幸いにも被害が少なく、瓦がずれるなどの被害があった程度だったので、なんとか自宅で過ごせており、「ラブ」は安心した様子で家族にじゃれついて過ごしているそうです。

地震を察知する犬や動物たち

警戒する犬

ウチの愛犬もそうですが、私が地震を体感する前からウロウロしだして、揺れる直前には普段吠えない愛犬が吠えまくりました。
私はなぜ吠えているかわからず、「どうしたの?」と声をかけようとしたら、揺れ出して、「あぁ!!」と驚きました。

犬はもともと野生のオオカミでしたし、危険を察知するために、顎を床やベットにのせて眠ります。
これは振動で敵が来ないかを察知するためです。
ペットとして生きる現代のワンちゃん達にも、その名残はありますよね?

そして、ウチの愛犬は、地震の揺れを体感してからは、「揺れ」に敏感になってしまい、警戒態勢に入ってしまうようになりました。。
地震の揺れを覚えているから、大型トラックが通っただけのちょっとした揺れをも敏感に感じとっているように私は見えます。

「ラブ」は福島と熊本で2回も大きな地震に遭いました。
私は、「ラブ」は福島での震災を覚えていて、熊本地震の際にそれを思い出し、とっさに逃げたのではないかと思います。

今は家族と穏やかに過ごしているそうですが、「ラブ」は不安を抱えた家族の気持ちを理解して、家族と触れ合い、家族の不安を取り除いてくれている気がしてなりません。

犬は自分の不安を抱えきれずパニックになる子もいますが、落ち着いてからは飼い主さまたちのためにと、頑張ってしまうところがあります。
もしかすると「ラブ」はご家族のために頑張っているのではないかと、お話をきいた時には感じました。

熊本地震での犬猫などのペットの保護状況など

東日本大震災の際に、
「ペットをどうするか?」
「同伴は?」
などメディアでもたくさんとりあげられていました。
そのお陰か、今回の震災では避難所へ一緒に避難できるようにもなり、メディアでも「ペットと一緒に避難所に!」など取り上げられていますが、実際はペットOKとしていた避難所でも、一部のマナーの悪い飼い主さまのせいで、その避難所ではペットが中に入れなくなってしまいました。
他にも、犬アレルギーの人が避難者にいるからと、仕方なく飼い主さまも車ですごす生活をしてる方もいます。

避難所に入れないペット

(※続きは次のページへ)

「ラブ」を保護してくれたのは、熊本の保護団体だった!

東日本大震災の、東京電力福島第1原発事故で、福島県大熊町の元飼い主伊藤さんが、数日で戻るつもりで「ラブ」を自宅に残して避難しました。
ですが事故は収束せずに、翌月に大熊町で保護された「ラブ」を預かったのが、なんと!熊本市の動物愛護団体「チームにゃわん」代表で梅崎さんの三女の恵美子代表だっということです。

この「チームにゃわん」は、熊本地震の避難先で飼育できないとされた猫10匹を飼い主から一時預かりするなどの活動を続けています。

現在、熊本の保健所など公共の犬猫管理施設も、地震後の保護などで収容能力がもう"いっぱいいっぱいに近づきつつある”と県担当者も話しているそうですが、「チームにゃわん」でも連携する団体から新たに子猫5匹を保護したそうです。
今後は更に、保護施設などの飼育環境の悪化や感染症のまん延防止も考えて、新たに猫12匹も保護する予定とのこと。

犬も猫もそうですが、保護施設にいるから安全ではないのです。
地震による不安やストレス、それらによって免疫が低下して真菌に感染したり、飼育環境によって病気が発症してしまう場合もあるのです。

保護されているペット

保護されている猫

まとめ

抱きしめる

「ラブ」を想うと、胸が苦しくなります。
ウチの愛犬ですら心をみだし、地震がおさまってからは、私の膝にのって離れなかったり、私が寝ていたら、背中にのぼってきたりと、初めての行動がたくさんありました。
それなのに「ラブ」は二度も大地震を経験したのに、ご家族といつも通りの生活をしています。

まだ余震も続く中、本当は不安な気持ちもあると思います。
ですが、犬の力とは不思議なもので、私達飼い主を支えようとそばにいてくれたりします。

震災に遭われた方は、ご自身やご家族のことで精いっぱいだと思いますが、どうかあなたの愛犬を抱きしめてあげてください。
元気にしていても、声をかけて一緒になって楽しく過ごすと、犬の心は自然と落ち着きを取り戻します。

そして、震災に遭われていない方は愛護団体や保護施設の現状もぜひ知ってください。
個人の動物病院でも飼い主さまと一緒に避難所として提供して、保護して治療までしている動物病院もあります。

復興が進んでも、犬や猫たちの生活が元に戻るには、時間がかかることも、どうか理解いただけたらと思います。

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