犬も心が疲れることがある
犬も人間と同じように、心が疲れてしまうことがあります。
お留守番のストレスや散歩で受ける刺激、飼い主の感情を敏感に感じ取ることも犬にとってストレスの要因になるのでしょう。
一見すると明るく元気いっぱいの犬でも、じつは心に疲労がたまっていることもあるのです。心が疲れたまま過ごしていると、健康にも影響がでてくる可能性があります。
犬の心の疲れはしっかりケアしなくてはいけません。
愛犬の心を休ませるためにできる飼い主の配慮
愛犬の心を休ませてあげるためには、飼い主の配慮が必要となります。
では、具体的にどのような配慮をしてあげると良いのでしょうか？
1.寝ている時はそっとしておく
愛犬が寝ている時は、触ったり声をかけずにそっとしておきましょう。
スヤスヤと眠っている愛犬を見るとつい触りたくなってしまうかもしれませんが、グッと我慢してください。
動物にとって睡眠は、生きていくために必要不可欠です。犬も質の良い睡眠を取ることで、体だけでなく心の疲労も回復することができます。
人間でも疲れて寝ている時に起こされると、不機嫌になってしまいますよね？愛犬が寝ている時は「疲れを取っているんだな」と思って見守ってあげましょう。
2.犬が落ち着く環境を作る
愛犬の心を休ませるためには、犬が落ち着く環境を作るようにしてあげてください。
騒がしい場所や人の出入りが激しい場所では、犬は落ち着くことができません。
もし家の中を静かな環境にするのが難しい場合は、クレートやケージを利用しましょう。クレートやケージを犬の居場所になるようにしつけをしておけば、犬は中に入って安心することができます。
狭い場所に閉じ込めるのは可哀想と感じるかもしれませんが、犬は暗くスペースが限られた場所の方が落ち着くんですよ。
ケージに布などをかけて暗くするのもおすすめです。
犬にもたまには落ち着く環境で、ひとりの時間を過ごさせてあげましょう。
3.マッサージする
犬の心を休ませるにはマッサージも効果的です。マッサージされることで犬の体の血流が良くなり、そこから生じる気持ち良さにより、リラックスすることができます。
犬は低い場所から飼い主を見上げることが多く、特に首回りが凝りやすいといわれています。首の付け根をマッサージすると気持ち良さそうにしてくれるはずです。
顔や頭も触ってあげるとうっとりした表情をしてくれますよ。
犬に初めてマッサージする時は、短時間から慣らすようにしてください。決して力は入れず、さすったり優しくつまむようにしてあげましょう。
マッサージだけでなく、ただ犬の体を撫でるだけでもOKです。飼い主さんとスキンシップを取ることは、犬にとって癒しの時間となります。
まとめ
愛犬の心を休ませてあげるためにしたい「飼い主の配慮」3選をご紹介しました。
ストレス社会と言われる私たち人間からすると、犬は「のんきで羨ましい」と感じるかもしれません。しかし実際は、犬も心が疲れてしまうことがあります。
愛犬の心を休ませることができるのは飼い主さんだけです。愛犬が心を休ませることができるように、この記事を参考にケアしてあげてくださいね。
