どんなときに動物病院に行くの?
動物病院というと、病気の時にお世話になるイメージがあるかもしれません。しかし、そんなことはありません。
健康管理で困ったときや普段から予防をしたり、健康管理のために行く場所でもあります。
具体的にどんな時に行ったらいいのか知ったら、愛犬の健康管理がもっとスムーズになるかもしれません。
病気のとき
まず思いつくのが病気になった時でしょう。
具体的な嘔吐や下痢などの症状が見られる場合や、飼い主さんが違和感を感じた際に動物病院を受診することはどんな子でも経験し得ることです。
症状や違和感の原因を究明し、解決のために治療をすることが目的の通院になります。
予防のとき
わんちゃんの場合、狂犬病予防注射、混合ワクチン接種、ノミダニ予防、フィラリア予防などのすべき予防がたくさんあるため、予防で受診をする頻度も多い傾向があります。
愛犬自身の健康を守るためにも、愛犬が他のわんちゃんの健康を害してしまう原因にならないためにも予防はきちんと行わなければなりません。
狂犬病予防接種や混合ワクチン接種は子犬の時期を除いて1年に1回、ノミダニ予防やフィラリア予防は地域によって決められた期間、もしくは通年で行なうことが一般的です。
普段から状態を見てもらいたいとき
「動物病院は病気のときにだけ行くもの」というイメージを持っている飼い主さんも多いかもしれません。
普段から健康管理のためにアドバイスを受けるための受診をすることも実は大切です。
例えばお家ではなかなか難しい爪切りや肛門腺の処置、体重管理などで月に1回など決めて受診することもおすすめです。
特に成長期の子犬ちゃんなどはどの程度きちんと成長できているかという確認と、まだ飼い主さんも慣れない爪切りなどの身のまわりのケアで、お家では不安な面が病院で解消も出来て、より安心できると思います。
どうやってかかりつけの病院を探したらいい?
地域にもよりますが、町の中にはたくさんの動物病院があります。
どのような方法で探したらよいでしょうか?
わんちゃん仲間の口コミ
わんちゃんがお散歩に出るようになると、徐々にご近所でわんちゃんを飼っている飼い主さんたちとのネットワークが出来るようになることが多いです。
飼い主さんの口コミから、病院の雰囲気や混雑状況、先生の雰囲気など情報を得られるでしょう。口コミだけで決めることは難しいですが決定する際の要素として、参考にできます。
インターネットなどで探す
現在は、ほとんどの動物病院がホームページを持っています。
検索サイトなどで地域や開院時間、専門とする科などを調べてみると、動物病院の写真なども併せて調べられることが出来るケースが多いです。
まずはある程度絞り込むための方法として便利です。
実際に電話をかけてみる
ある程度行きたい病院が決まっている場合、細かく知りたいことを直接電話をして聞いてみても良いでしょう。
ただし、診察時で混雑している時などは、病院も忙しく、ゆっくりと対応できない場合もあります。
初診前の質問事項など、聞きたいことや今お話することは可能かということを電話の際にまず話してみて、忙しそうであれば改めるということも必要です。
近いところ
普段生活している中で、目にしている近くの動物病院であれば、雰囲気もわかりやすく、小型犬であればいざという時に抱きかかえて連れて行くことも出来るので安心かもしれません。
近くの動物病院であれば、普段からお散歩のついでに健康管理のために立ち寄って受診しやすいということもメリットです。
まとめ
動物病院は病気の時に行く場所、獣医さんって怖いのでは…と動物病院の敷居を高く感じている飼い主さんも多いかもしれません。
しかし獣医師や看護師は健康や病気の専門家として、愛犬の健康管理の最適なパートナーになってくれる可能性が高いです。
動物病院の条件だけでなく、在籍する獣医師や看護師も併せて、飼い主さんに合うところが見つけられると、より健康管理や病気の際も安心できて、愛犬との生活が楽しくなるはずです。