犬が『家の中』でマーキングをしてしまう3つの理由!やめさせる方法はある?

犬が『家の中』でマーキングをしてしまう3つの理由!やめさせる方法はある?

家のあちこちでマーキングをするのをやめさせたい。こうしたお悩みをお持ちの方は多いでしょう。今回は、「室内で飼っている」、「トイレトレーニングが完了している」、「成犬」。この3つに当てはまる犬に限定したマーキング対策をご一緒に考えてまいりましょう。

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記事の提供

日本初ウェディング専門ペットシッター会社【銀座INPET】代表。犬の心を大事に育てるメソッドを推奨。過去に警察犬嘱託訓練所、USトレーナーズキャンプ参加等、様々な訓練経歴を持つ

マーキングと排尿のちがい

茶プードルと女性

マーキングついてお話をする前に、はっきりと分けたいことがあります。それは、マーキングと排尿のちがいです。当たり前のことですが、人と同じように犬も膀胱に尿がたまれば自然と尿意を感じ、決められた場所(トイレシーツなど)でまとまったおしっこをします。これが排泄です。

しかし、これとは別に、おしっこはそれほどたまっていないにも関わらず、家の柱やテーブルの脚などを目掛け少量の尿をひっかけること。この行為を「マーキング」と、ここでは呼びます。

マーキングの目的

白い床ジャック

では、いったいなぜ犬はマーキング行為をするのでしょうか。答えはひとつ、【におい付け】です。もともとは、情報伝達のために犬に備わった生まれつきの本能的な機能ですが、家の中であちこちにおしっこをひっかけられては困りますね。

「なんとかやめさせる方法はないの!?」と、その方法を探るために、まずご自身の犬のタイプを知ることが必要です。それではタイプ別にみていきましょう。

タイプ別、マーキングの理由

トイレシーツミニピン

1.不安タイプ

来客や、変わったできごと、不慣れな場所に代表されるような「不安」を感じたときに、犬はマーキングをする傾向にあります。人にとってはそれほど普段と変わりないことでも、においや音などに敏感な犬にとっては「不安」と感じる材料があったのかもしれません。

このように、自分自身ではコントロールできない不安な気持ちを、マーキングという形で解消している場合があります。このタイプの犬は、クレートトレーニングがおすすめです。「どんなに不安な状況下であったとしても、ここに居れば大丈夫なんだよ」。という、愛犬だけの安心スポットを教えることが効果的です。

2. 注目タイプ

個々の持つ性質や育て方により差がありますが、あまりにも相手にされずさみしさが募れば「注目されたい」。「かまってほしい」。という欲求が生まれるてもしかたがありませんね。その行き場のない感情を、マーキングという行為で発散させていることがあります。

このタイプは愛情が欲しい子が多い傾向にありますから、まずは愛情がたっぷり行き届いているかをチェック。最近、二頭目の犬を迎えたとか、お子さんが生まれた、など、飼主さんの気持ちが他に向いたタイミングでマーキングが始まったという例もあります。

そうした場合の回復ポイントは、スキンシップなどによる信頼関係の強化です。「いつもいつも注目されていなくても大丈夫、ちゃんとあなたを思っているからね」。という気持ちで愛犬の心を満たしてください。

3.オレ様タイプ

自己主張からのマーキングは、気が強めなオレ様タイプによく見られます。このタイプの犬はマーキングの際、自分を少しでも大きく強く見せようとするあまり、後肢を高々と上げるのが特徴です。中には逆立ちをしながらマーキングするほどの強者まで。

なにもそこまでに自己主張をしなくてもいいのに…。と、飼主さんは思われるでしょうが、オレ様タイプの犬は「これこそが我が使命」。と言わんばかりの熱量で日々マーキングに励んでいるのです。

そんなオレ様な犬に効果的なのは「きほんトレーニング」です。意外だと思われるかもしれませんが、きほんの「き」、であるオスワリ、フセ、マテを、日常に取り入れてみてください。例えば、部屋のドアを開ける前、ごはんの前、などに行うことをお試しください。強い自己主張をグッと下げるには、飼主の指示に従うよろこびを取り戻すことが効果的だからです。

まとめ

叱られているチワワ

さて、あなたの犬はどのタイプだったでしょうか。今回は分かりやすくタイプ別にしてみましたが、上記の3つに当てはまらない方も、ミックス型の方もいらっしゃったことと思います。

いずれのタイプにおいても共通するのは、叱ってはいけないこと。
叱ることで解消されるタイプは無いどころか、叱りの言葉がマーキングをエスカレートさせる場合もあります。

「わざとやっている」。「さっきの仕返しだ」。などと、愛犬にネガティブな感情を持つ前に、マーキングをしたときの状況や、信頼関係をもう一度見直してみるのが先決です。少し遠回りだと思われるかもしれませんが、その気持ちと気づきは、愛犬との心地よい未来に必ずつながっていきます。

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