ジョンへの手紙
私が3歳の時、「犬を飼いたい」と何度も親にお願いしましたが、マンションの事情から犬は飼えず、おじいちゃんおばあちゃんの家で「私の犬」としてあなたが来てくれました。
おじいちゃんおばあちゃんの家は飛行機でないと行けない距離でしたので、年に数回しか会えませんでした。
でも、私がいつも久しぶりに会いに行くと必ず覚えていてくれてたよね。
わたしとジョンの思いで
小学生の頃の絵日記を見返すと、どのページにもジョンが描かれています。
それだけあなたは特別で、遠距離でしたが大切な愛犬でした。
私も成長して学年も上がるにつれ、あなた白髪も増えておじいちゃん犬になりました。
中学生の時に、あなたが肝臓の病気で虹の橋を渡ったとおばあちゃんから連絡があり、一晩中ベッドの中で泣いていました。
ジョンへのお礼とこれからの私
幼い頃から動物と関わる仕事をしたいという気持ちがありましたが、あなたのおかげで獣医師になりたいという強い決心ができて、現在は大学で獣医学を学び将来の夢に少しずつ近づいています。
小さい頃は、散歩の時はあなたに引っ張られて転んだり、大切なぬいぐるみをダメにしたり色々な思い出がありますが「夢」をどうもありがとう。
これからも天国から暖かく見守っていてください。
たくさん勉強してたくさんの動物の命を救えるように頑張るね。
ユーザーのコメント
女性 匿名
愛犬が人生を導いてくれて、さらに前を見て、勉強に励んで行けるなんて、羨ましいほど素晴らしい人生ですね。
必ず、立派な獣医師になられるでしょうね。