犬のはかり知れない能力
このにおいは!ほら、ジュースをどうぞ。
糖尿病患者にとって、血糖値の管理はとても大切です。低血糖になっても気づかずにいると、意識を失って倒れてしまう危険があり、命にもかかわります。
さてこの無邪気な表情のコーリー。彼は糖尿病の飼い主の体臭や息のにおいの微妙な変化から、低血糖を察知して知らせる訓練された介助犬、「低血糖アラート犬」なのです!というか、そのトレーニング中なのです!すでにその特技を身に着けていますので、訓練の様子を見てみましょう。
この感受性の高いお鼻で、微妙なにおいをかぎわけてしまうのです!すごいですね。
トレーニングでは、女性が低血糖の状態の時に身に着けていたTシャツをつかいます。それじゃあ、さらににおいは薄くて、コーリーにとっては難易度が上がりそう。
このTシャツをビンから出して、今、着ているセーターの下に押し込みます。そして何気ない日常の風景を演出して、ノートを開いて何か書いている演技をしていると…
コーリーは低血糖のにおいを察知!すかさず女性の太ももに鼻先をポン!ポン!と何度も押しつけて知らせるのです。すごいぞ、コーリー。
それだけではない
低血糖のお知らせに続き、コーリーはペットボトルの甘いジュースをくわえて持ってきてくれました。低血糖で動けないかもしれない飼い主さんに、「ほら、これをお飲みなさい」とすすめてくれるのです。それを飲むことで、すみやかに血糖を上昇させることができます。すごいぞ、コーリー!
低血糖アラート犬が低血糖を感知できる精度は約7割程度という研究結果もあるそうです。なま身の犬に100%を求めるのは酷なこと。それを知った上で犬と上手に生活すれば、糖尿病をわずらう人にとって、生活の質が格段に向上するのではないでしょうか。
殺処分対象になる犬たちをこういった介助犬に訓練することで、犬の命を守る活動も少しずつ広がりを見せているようですよ。
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