高速下の排水管に居ついた高齢犬を保護。そして結末は?

高速下の排水管に居ついた高齢犬を保護。そして結末は?

高速道路下を通る排水管にいる大型犬を保護しようと、警察や消防まで出動してくれましたが、失敗してしまいました。その後、保護団体が保護に成功。犬の身元も判明します。

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狭い土管を中腰で移動…ツライ!

通報・発見

町の排水管の中を大型の犬がうろついていたのを見た人の通報で、警察や消防がかけつけましたが、犬はすでに立ち去った後でした。

ロスアンジェルスの保護団体HOPE FOR PAWSが緊急のメッセージを受け、保護に乗り出します。

犬の姿はまだ見えませんが、逃走経路として考えられるすき間をプラスチックフェンスでふさぎました。

土管の上は高速道路の合流地点で、車の流れが激しいところです。犬をつかまえそこねて外へ飛び出し道路へ出てしまうと非常に危険な場所とわかります。

前方の穴のあたりに眠っている犬を発見し静かに忍び寄ろうとしましたが、敏感な犬は起きてしまったようです。

そのまま穴の中へ消えて行きました。外へ逃げなくてよかったです。

まっすぐな土管の向こうのすき間はすでにふさいであり、仲間が見張っています。犬は真ん中で止まってしまったよう。

保護団体リーダーが狭い土管に入りました。中腰で壁に手をつきながら少しずつ歩いている様子。これ危険じゃないですか?犬が恐怖心から襲ってきたら、ひとたまりもない…。

それに、この人、腰にヘルニアを抱えているんです!苦労して前進するその先には、小さく犬のシルエットが浮かんでいます。

接近・確保

近づいてきました。いったい何メートル移動したのでしょう。腰に負担…。

犬は幸い、荒ぶる様子はありません。とまどっています。

やっと明るい所で犬の姿が見えました。体のあちこちが傷ついているようです。

こんな感じで、土管の反対側にあいた狭いすき間を、プラスチックフェンスでおおっているのです。

人には狭すぎですが、犬は抜けられる幅ですね。

ワイヤリードを頭から通すとビクッとしましたが、大人しく座っています。

さあ、ここからどうする?と思ったら…

リーダーの頭の真上のマンホールのふたが開いたじゃないですか!

なんだ、最初から、ここから入ってはさみうちすればよかったのでは?というのは、後からわかることなんですよね!

高齢の、本当にとっても大人しい子でした。ひとえにラッキーです…。

ただ、岩のように座ったまま、動かないー。

穴の下まで引っ張って、前足を地上の仲間に持ってもらい、1、2、3!リーダーが後足を持って押し上げました!

地上ではすぐにケージに入れて、保護活動に参加する仲間たちは「ヤッター!」。犬はまわりをキョロキョロ。

素性判明

マイクロチップスキャナーを当てると、この子にはチップが埋まっていました!「マックス」という名前で、8年前にシェルターから引き取られた子であることが判明しました。

2週間前に打ち上げ花火に驚いて逃げ出したのです。すこぅし、認知症も始まっているかも、しれませんね。

それから

時々あるパターンは、登録者に連絡すると「あ、もういらないです。適当に処分してください」などという、非情で無責任な言葉。

マックスの場合はどうだったでしょう?ドキドキ…。動画をご覧ください!(ご安心…大丈夫です!)

そして教訓1:マイクロチップを埋め込むべき!

教訓2:打ち上げ花火の日は、犬の安全を厳重に注意!


※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org

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https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia

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