犬と乗車できるスウェーデンの犬事情

犬と乗車できるスウェーデンの犬事情

スウェーデンでは、犬と一緒に電車に乗る事が出来るという事をご存知ですか?スウェーデン以外でも、欧米ではペットと一緒に暮らせる環境が日本より整っているみたいですよ。

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スウェーデンの鉄道では犬も席に座れます

スウェーデンの街並み

最近紹介された犬関連の記事の中で、スウェーデンの鉄道では犬と一緒に電車に乗る事が出来るという、愛犬家にとっては何とも羨ましい内容が書かれていました。

スウェーデンの電車

それも、ただ電車に一緒に乗る事が出来るだけではなく、タオルやシート等を敷けば犬を座席シートに座らせる事も許可されているというのです。
これは驚きですよね!
犬の乗車はきちんと首輪やリードを付け、飼い主が横に座るという状態であれば許可されるそうです。もちろん、指定座席のグレードによっても違ってくるようなので、事前にきちんと確認しなければなりませんけどね。

ペット先進国と日本

欧米はペット先進国

欧米の国々では日本と違って、ペットに関する意識が高い国が多いようです。
確かに、ペットフードの品質も欧米の方がレベルが高いです。
それは欧米の人たちは犬と共に生活をしてきた歴史が長い為、自然に動物と共存しやすい社会へと変化してきたのかもしれません。
日本でも番犬として犬が飼われてきた歴史は古いのですが、一般の人が家族として犬と暮らし始めたのはまだほんの最近の事。人間と犬が一緒に暮らしている歴史が浅い分、日本ではまだまだペットに対する意識は低いようです。

日本での現実

この情報を知って、皆さんはどう感じましたか?私は率直に羨ましい!と感じました(笑)。

座席に座らせてまで、電車に乗せていいというのは少しやりすぎという気もしますが、電車に乗る事が出来れば、犬と一緒に行動できる範囲ももっと広がりそうだなと思いました。
それでも最近は日本でも、ペットと一緒に行動出来る場所は少しずつ増えて来てはいると思いますけどね。

そういえば、この記事を知る前に、テレビでヨーロッパを紹介する番組を見ていた時にも、電車に犬を連れて乗車する場面を見たことを思い出しました。

ヨーロッパでは、スウェーデン以外にも犬の電車への乗車が許されている国があるようです。
現在の日本でも、ケージやキャリーバッグなどに入れる事が出来る動物ならば持ち込み可能となっている鉄道は多いです。

犬とキャリバーッグとおばあちゃん

しかしそれは裏を返せば、中型犬以上の大きさの犬を飼っている人は事実上一緒に乗る事は出来ないという事でもあります。私の愛犬は中型犬なので、やはり一緒に電車に乗る事は出来ません。ですから、電車を利用しなければ行けない場所に行く時などは、お留守番をしてもらう事が多いです。
犬を飼っている人の大半は、犬を連れて移動する時には車で出かける人が多いようですね。

車で愛犬と出かけるのも勿論とても楽しいですが、長距離だと運転するのも結構大変です。そんな時には、電車で気軽に愛犬とお出かけする事が出来たら良いなぁと思ってしまうのです。これは単なる犬好きのわがままなのかもしれませんが…。

愛犬家にとっての理想と問題点

日本において電車での犬の乗車が許可されるようになる可能性は、今の所私には分かりませんが、実現して欲しいなあとは思います。しかし、それを実現するには色々と考えなくてはならない問題がありますよね?

犬嫌いの人や犬アレルギーの人への迷惑の問題や、犬同士の吠え声やトラブルなどの問題、あとは糞尿の粗相の問題なども考えられますよね。
犬が乗車可能の車両を1両くらい指定してもらうという方法で、ある程度実現出来そうな気もしますが、清掃の問題などが鉄道会社の負担になってしまう可能性もありますね。
その場合、犬の乗車運賃を高めに取る事で対処してもらう事も考えられそうです。
また、現在の日本では、愛犬家のモラルやマナーが問われるような問題がまだまだ多く発生しています。
残念ながら、飼い犬による咬傷事故も起きてしまっているのは事実です。

ですから、この問題は根本的に愛犬家のマナーが向上しなければ難しいのかもしれません。
こう現実的に考えてみると、結構実現するには問題が山積みですね(^^;

日本は、人に迷惑を掛ける事を何より避けるという文化が根付いている国なので、やはり欧米諸国などの海外に比べると少し難しいのかもしれません。

まとめ

犬と一緒に電車に乗れるなんて、スウェーデンは何て羨ましい国なんだと思った人も多いと思います。
まだ現在の日本では実現するのは難しいかもしれませんが、将来日本でも人間と犬との共生が進み、犬がもっと社会にすんなりと溶け込んで生活が出来るようになったら良いなぁと思いました。

その為にはペット先進国のように、ペット税を導入するのもひとつの方法かなと思います。

そしてそういう社会を実現する為には、愛犬家自身がモラルやマナーをきっちりと守っていく事が大切なのでは無いでしょうか。犬を飼っている人は、しつけ教室やマナー講習会などにもっと積極的に参加しなくてはいけないのかもしれません。

犬の訓練中

やはり世の中には、犬が苦手な人や嫌いな人が居ます。
そういった人達や犬を飼っていない人達にも迷惑を掛けないように、配慮する気持ちも忘れたく無いですし、お互いにマナーを守って共存出来るようになったら一番素敵ですね。
ペットではまだまだ発展途上国の日本が、これから発展していく事を願いたいです。

仲の良い犬と人間

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