愛犬が交通事故に遭ってしまった時に飼い主がするべきこと3つ

愛犬が交通事故に遭ってしまった時に飼い主がするべきこと3つ

あなたは愛犬の命を守ることができますか?『愛犬が交通事故に遭ってしまった時に飼い主がするべきこと』についてまとめました。交通事故に遭ってしまった他の犬を発見した時にも、ぜひお役立てください。

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愛犬が交通事故に遭ってしまったら…

診察台に横たわるゴールデンの頭に触れる手

愛犬の交通事故。決して、起きてしまってはならないことです。万が一、愛犬が交通事故に遭ってしまったら、どのように対応するべきか、あなたは理解していますか?

愛犬の安全と命を守ることは、飼い主としての義務であり責任です。愛犬が交通事故に遭ってしまったとき、どのようにすべきかをよく理解することができていれば、取り乱すことなく、冷静に適切な対応ができます。“うちの子が交通事故に遭うことはない”という考えは捨て、飼い主としてするべきことについて一緒に考えてみましょう。

そして、他の犬が交通事故に遭ってしまったときにも、ぜひ対応してあげてください。

1.意識の有無を確認する

愛犬が交通事故に遭ってしまった時は、まずは、意識の有無を確認しましょう。意識がある場合、犬は、パニックを起こしてしまいます。何が起きたのか理解することができないからです。強烈なカラダの痛みに耐え難いからです。意識の有無によって、次にするべきことの注意が必要です。

2.安全な場所へ移動させる

愛犬が交通事故に遭ってしまった時は、交通量の多い少ないに関係なく、その場からすぐに離れ、犬を安全な場所へ移動させなければなりません。しかし、意識があり、パニックを起こしてしまった犬は、簡単に移動させることができないことがあります。大暴れしてしまったり、飼い主さんの手を本気で噛んでしまうことがあります。

きっと、飼い主さん自身もパニックを起こしているはずです。カラダに触れられることや抱っこされることを拒否し、暴れたり噛みついたりする場合には、飼い主さんが身に着けている衣類などを使って、お互いの安全を守ってください。

3.動物病院へ連れて行く

愛犬が交通事故に遭ってしまった時は、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。その場で可能な応急処置を考えるかもしれませんが、犬が交通事故に遭ってしまった場合、意識の有無に関係なく、応急処理にはほとんど効果はありません。飼い主さんにできることは、速やかに動物病院へ連れて行くこと、これだけです。

万が一のときのために…

横断歩道を渡る小さな犬

心臓マッサージや人工呼吸は必要か

愛犬が交通事故に遭ってしまい、意識がなく、呼吸をしていない場合、心臓マッサージや人工呼吸を行うことを考える方が多いのではないでしょうか。しかし、犬が交通事故に遭ってしまい、意識がなく、呼吸をしていない場合でも、心臓マッサージや人工呼吸を行うことにほとんど効果はありません。意識がないこと、呼吸をしていないこと、心臓がとまってしまっていることには、心臓ではなく、他に原因があることがほとんどだからです。

動物病院をリストアップしておくと良い

かかりつけの病院が休診日であるかもしれません。診療時間外であるかもしれません。連絡が取れないかもしれません。万が一のときのため、かかりつけの動物病院だけではなく、その他の動物病院についても普段から情報を得ておくと良いです。日曜日や祝日にも診療を行っている動物病院はないか、かかりつけ以外の患者の緊急時を受け入れてくれる動物病院はないか、などです。

動物病院の公式ホームページを見てみると、診療について詳しく掲載されていることがありますので、ぜひご確認ください。近隣の動物病院の連絡先を携帯電話の中に入れておくだけでも役立ちます。

私は、愛犬の緊急時、日曜日であったため、かかりつけの動物病院が休診しており、連絡がつかなかったことがありました。万が一のときのためにと、携帯電話に登録していた動物病院の全てに電話をし、診療をお願いしました。

どんなに危険な状況にあっても、かかりつけでなければ受け入れてくれない動物病院も存在しました。事前にしっかり情報を得ておくこと、確認しておくこと、準備しておくことが必要だと感じました。

まとめ

道路の白線の上に横たわる黒い犬

愛犬が交通事故に遭ってしまった時に飼い主がするべきことは、まず、

  • 意識の有無を確認する
  • 安全な場所へ移動させる
  • 動物病院へ連れて行く

この3つです。改めて考えてみると、私たち飼い主にできることはほとんどありません。その場での応急処置を考えますが、ほとんど効果がないからです。とにかく、速やかに動物病院へ連れていくこと、これが何よりも大切なことです。そして、それ以上に重要なのが、愛犬を交通事故に遭わせてしまわないことですね。

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