誰も触れない野良犬を迎え入れ
大阪府富田林市で保護犬シェルター、犬の問題行動のリハビリトレーニングセンターを運営をするポチパパさん。『殺処分ゼロ』を目指すポチパパさんの『愛の手』は日々多くの犬達、そしてその家族の心を救っています。
殺処分が確定していた野良犬
今回、ポチパパさんが迎え入れたのは、保健所で殺処分が確定していたという白いわんちゃん。
ポチパパさんの見立てでは『野犬ではないが、野良犬歴が長かったのだろう』とのこと。
ひどく人を警戒しており、唸る咬むで誰も触ることさえできなかったといいます。
腰は引き、唸り続ける
ポチパパさんは、この子は紀州犬が入ったミックスであろうこと、恐怖心から攻撃的になってしまうのであろうことを説明。
警戒させないようそっと寄り添い様子を見ます。
去勢手術の麻酔時につけてもらったという首輪の締め直しを行うため、警戒心が解ける時を焦らずじっと待つポチパパさん。
背中を向けてリラックスさせる
『正面から目を見て近づくなんてもっての他』。できることなら背中を向けて近づき、犬の左側につくのがおすすめなんだそう。
そして少しずつ少しずつ…焦らず、ゆっくりと犬の体に触れていきます。
「咬む可能性が高い。ぶっつけ本番なので噛まれた場合はカットします」と、動画の冒頭で説明していたポチパパさんですが…。
首輪の閉め直しと触れることに成功!
「人間側もリラックスすることが大切。恐怖を感じていることが犬に伝わると、余計な不信感を抱かせてしまう」そう語りながらそっとそっと…体へと手を伸ばしていきます。
無事、体に触れ首輪を閉め直すことに成功!
場数を踏んできた自身でも、この瞬間はかなり緊張するそうです。
少しずつリラックス…?
この動画の撮影中には咬まれずに首輪を閉め直すことに成功したポチパパさんですが、実はそれまでに一度咬まれかけたそうです。今後リハビリをしていくとのこと。
心なしか、わんちゃんもリラックスし始めているように見えますね。咬むと分かっていても愛おしそうに優しく語りかけ、寄り添ってくれるポチパパさんの気持ちが少しは伝わっているのかもしれません。
今、一匹の野犬の未来が明るく照らされはじめました。ポチパパさんの愛の手によるリハビリが始まります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:ポチパパ ちゃんねる【保護犬達の楽園】
ポチパパ ちゃんねる【保護犬達の楽園】
▼▼ Facebook ▼▼
https://www.facebook.com/yoshihiro.kitamura.121
▼▼ Twitter ▼▼
https://twitter.com/pochipapa_