昼夜徹して連続3件の過酷な保護活動。全ては犬と飼い主の笑顔のため!

昼夜徹して連続3件の過酷な保護活動。全ては犬と飼い主の笑顔のため!

1頭は空き家に放置された犬、もう1頭は飼い主が探す迷い犬、さらに1頭は未確認。犬の保護3案件のため、ロスアンジェルスの町と砂漠地帯を行き来する、体力的に厳しい保護活動でした。

お気に入り登録

首に巻き付いた鎖がのどを締め上げていた

通報・発見

「ロッキー」は閉鎖された家の、鍵のかかった裏庭に、水も食べ物もない状態で放置されていました。

不動産仲介業者が犬を見つけ、保護団体HOPE FOR PAWS に連絡してくれたのは幸運でした。

接近

ロッキーは侵入者に対して戸惑い、右往左往します。根気よく呼びかけて食べ物を見せると寄ってきて食べましたが、跳ね返るように逃げてしまいます。

首から下がる鎖は…?。

この日はレスキュー案件があと2件あったので、その場を離れなければなりませんでした。

「明日、必ず戻る」と約束して、ロッキーが寒い夜を屋内で過ごせるように、鍵のかかっていない家の引き戸を開けてあげました。

すると、アラーム作動!

不法侵入で逮捕か?と心配しましたが、結局、警備員も警官も現れませんでした。やれやれ。

屋内では、まだ人を信用しないロッキーが、うなり、噛みつく素振りをみせています。

落ち着いて犬に向き合う必要があります。うなったり、鼻にしわを寄せるたびに、「だめ!(No!)」と一喝。

ここで興味深い現象が。ロッキーを落ち着かせるため、「お座り!(Sit!)」と言ってみると、ロッキーは尻尾を振り始めたのです。かつて、人から聞いたその言葉のリズムを思い出したのかもしれません。

ロッキーはここから一気に、嬉しくなってしまいました。「人だ!人が遊びにきてくれた!」というように、跳ね回って喜びます。

この時、首にきつく食い込んだ鎖をはずすことができました。

するとロッキーは「ヒャッホー!!」と、ぐるぐる走ります!

その他の保護案件が2件

いったんロッキーを置いて、夜の平原へ2番目の犬を探しに行きましたが、14時間かけても、残念ながら見つけることはできませんでした。すべての保護が完了するとは限らないのです。

それから今度は「リビー」という、8日前に失踪したジャーマン・シェパートの捜索が続きます。そちらもまた大変。6時間をかけて、やっとリビーをケージトラップで確保しました。この子は無事に、飼い主の元へ戻ることができるでしょう。

ロッキーの元へ

リビーを町の病院に連れて行き、その足でまた、ロッキーの待つ家へ引き返します。

ロッキーは絶好調。

「また人が遊びに来た~!嬉しい~!」ビューン!

ビューン!

ロッキーはまだ1歳未満、ロットヴァイラーという牧羊犬種のミックスです。走るの、遊ぶの、大好き!

その後

ロッキーの保護にも協力してくれた女性が、一時預かりをしてくれたそうです。ロッキーの有り余るエネルギーを発散できる環境で愛情を注いでくれる、最高の里親さんが見つかったことを、願ってやみません!

そして今回の3件連続の保護活動、本当にお疲れさまでした。

動画を見ることは保護活動支援につながります。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org

▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。