困難を乗り越え永遠のお家を見つけた野良子犬
『犬の国』ネパールで暮らす大の犬好き日本人ご夫婦が撮影した野良犬達の姿。それは日本では見ることのできないものばかり、そしてそのどれもが自由で愛に溢れたものでした。
交通事故で傷を負った子犬
先日「交通事故で傷を負った子犬を発見…この小さな命を救いたい!」の記事で紹介した交通事故で傷を負って動けなくなっていた子犬は現在どうしているのでしょうか。『マロ』と名付けられた子犬は、緊急保護された後に受診した病院で『パルボウイルス』に感染していることが発覚、そのうえ怪我による痛みで水も食べ物も受け付けない状態が続いていました。
辛い絶食を伴う入院生活
しかし、奇跡的にも受け入れ先の動物病院でその症状はみるみるうちに回復。無事、退院することができたとのこと。ご夫婦の姿を見つけたマロちゃんは『寂しかったよ』と言わんばかりにクゥン…と鼻を鳴らして必死で擦り寄ります。
野良犬から保護犬へ
そしてマロくんは、野良犬から保護犬へ。その証として首輪がプレゼントされました。とはいえ、ネパールでは多くの野良犬が自由に、時に人々の手を借りながら自由に暮らしています。そのため、日本に比べると野良犬というよりも地域猫(犬)のような存在に近いようですね。
自信に満ちた表情に
怪我をして身動きできなくなっていた時の姿が嘘のように、マロくんは力強く自信に満ちた表情をしています。『帰る場所がある』そう感じているのかもしれませんね。
抱っこで甘えるマロくん
『早く帰ろう』『そばにいてね』そう何度も確認するかのように落ち着きのなかったマロくん。抱っこしてもらうと落ち着いたようです。マロくんの物語はまだ始まったばかり。今後も活躍も期待したいですね!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:野良犬ふれあい広場 Aodog