性格が正反対な凸凹コンビ
通報・発見
2年以上、路上生活を送る2匹の犬の保護依頼に、保護団体HOPE FOR PAWS が出動しました。
どうやらこの辺りは、ちょっと危険な香りが漂う地域のよう。犬たちは物を投げつけられたり、時にはナイフで脅されたりしたようです。連絡をくれた男性も、放送禁止用語を発して口が悪いですが、この犬たちには情が移ったよう。
メスは尻尾を振って保護団体メンバーを大歓迎してくれました。
パートナーのオスは気後れしています。左右の耳のアンバランスがキュート。
家の裏の狭いすき間に逃げ込みましたが、少しだけ触らせてくれました。うまく行くでしょうか?
保護
奥から世話をしていた男性も来て、はさみうちのかっこうです。犬がためらっているうちに、するっとリードを首にかけました。
この男性、自分では世話しきれないから、名前もつけなかった、と思わず涙。そんな男性を、犬も振り返って見つめています。
「この子はあなたに感謝しますよ」と、保護団体メンバーは、犬より男性を慰めています。
緊張して動かないオス犬「ジョージ」を抱え上げて、車へ連れて行きました。重そう…。メスの「アイリーン」は男性のリードで元気よく歩いています。2頭のギャップがおもしろい。
アイリーンは自分から車に飛び乗り、すっかりリラックス。一方のジョージは、ケージの中で縮こまっています。怖いけど、仲良しのアイリーンが一緒にいてくれてよかったね。
ケア
病院で、まずは体を洗います。アイリーンはどこまでも朗らかで嬉しそう。周りを明るくしてくれるタイプの女の子ですね。
ジョージの足の骨にガンが見つかり、命を助けるために、手術で足を切断しなければなりませんでした。ジョージが萎縮していたのは、痛みや動きづらさなども原因かもしれません。
3本足になったジョージは、訓練施設でアイリーンと再会。一緒に家庭犬としての訓練を受けることになりました。
この2頭を一緒に引き取ってくれる里親さんを探すそうです。
その後
訓練施設では人への接し方などを練習しますが、何よりジョージの萎縮した心を開放してあげたいですね。動画では少し、その兆しが見えてきます。
アイリーンとジョージのでこぼこコンビ、それに口が悪くて涙もろいあの男性!の動画をご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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