ドッグフードメーカーが行ったデートアプリに関するアンケート
アメリカのドッグフードメーカーが行ったアンケート調査の結果が話題を呼んでいます。アンケートの対象は「デートアプリのユーザー」2000人。なぜドッグフードのメーカーなのにデートアプリ?と思われるかもしれませんが、「出会いと恋愛と犬」はなかなか深く結びついていて興味深いのです。そしてこのメーカーの名前は「I and LOVE and YOU」このテーマにぴったりですね。
さて、どんな回答が出てきたのか、ご紹介していきます。
デートアプリでの出会いと犬
アンケートに回答した2000人のうち、約半数が犬を飼っていました。そして犬を飼っている人のうち63%が「プロフィール写真に犬と一緒に写ることで、マッチングの率がアップした」と答えています。
しかし、犬と一緒のプロフィール写真の相手にアプローチした人の5人に2人は「本人よりも犬に会いたくてアプローチした」と答えたそうです。「ひどい!」と思うか「あ〜わかる」と思うか、複雑なところです。
それだけではありません。39%の人が実際には犬を飼っていないけれど、友人の犬を借りてプロフィール写真を撮ったと答えています。デートアプリのプロフィール写真で犬と写っているからと言って警戒を緩めてはいけないということですね。けれど、犬を借りて写真を撮った人のうち、デートをした相手に本当のことを伝えたら53%の人が「大変腹を立てた」ということでした。無理もないですね。
悪だくみはうまくいかないもので、犬を借りた人の58%は「プロフィール写真が実際とかけ離れている」という項目に当てはまり、49%は「自己紹介や経歴が不誠実」という項目に当てはまっていたそうです。
恋愛事情と犬
アンケート調査では、犬が恋愛の相手との関係にどのように影響するかについても回答を求めました。
- 何らかの形でペットが原因に関わっている別れを経験した 37%
- 別れた相手よりも、その人が飼っていたペットに会えないのが辛い 69%
- 別れた後に、ペットが自分に見捨てられたと思うのではないかと心配 53%
- パートナーのペットから離れたくないため関係を維持している 31%
- 別れた後もペットの親権を共有している 50%
「子は鎹(かすがい)」ならぬ「ペットは鎹」どころか、もはやペットが恋人よりも上位に来ているとも言える回答が続出しています!
また、このアンケートが行われたのがバレンタインデーの前だったので、それに関する質問項目もありました。
- バレンタインデーは恋人よりもペットと一緒に過ごしたい 60%
何と半数以上です!ペットへの熱い気持ちはよくわかりますが、自分が選ばれない恋人の立場だったりすると辛いですね。
まとめ
ドッグフードメーカーが2000人のデートアプリユーザーを対象に実施した「デートアプリと恋愛と犬」に関するアンケート調査の結果をご紹介しました。
皆さんは「信じられない!」と思われたでしょうか、それとも「あ〜わかるわかる」とうなずいたり、クスッと笑ったりしたでしょうか。「わかる〜」と思った方は、このアンケート結果を友人同士で見るのは良いけれど、恋人と一緒に見るのは避けた方が無難かもしれません。念のため!
《参考URL》
https://www.iandloveandyou.com/blog/2020/dogs-and-dating-profiles
https://www.studyfinds.org/furry-cupids-63-of-online-daters-with-dogs-landed-dates-by-putting-pooch-in-profile-pic/