犬の葬儀にかかる費用まとめ お供え花などの料金感について

犬の葬儀にかかる費用まとめ お供え花などの料金感について

愛犬のもしもの事は考えたくないものですが、飼い主として把握しておかなければなりません。ここでは、最新の犬の葬儀の流れやかかる費用、お供えの花などの事情について詳しくご紹介いたします。

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犬の葬儀の流れと選ぶ内容

ペット霊園で伏せている犬

愛犬のもしものときが来たら、どのような形で葬儀を執り行うのか決めなければなりません。最近では、人間のように火葬に立ち合ったりお墓を用意したりすることもできます。まずは、葬儀の流れや内容を把握していきましょう。

1.ペット葬儀社に連絡をする

多くの場合は、愛犬が亡くなった日の翌日や2日以内に火葬を行う選択をしています。葬儀について相談できる一例は以下の通りです。

  • 自治体
  • ペット霊園
  • ペット葬儀場

お住まいの自治体に連絡をすると、火葬の手配や案内をしてもらえます。犬の死亡届や鑑札の返却方法なども聞いておくといいでしょう。納得した葬儀にするためにも、あらかじめ葬儀社を探しておくことをおすすめします。

2.葬儀内容内容を決める

愛犬をどのような形で火葬をするのか決めましょう。主な方法は以下の3つ。

  • 合同火葬
  • 個別火葬
  • 立会い火葬

多くの方は合同火葬を選択していますが、愛犬の骨を持ち帰りたい方は個別や立会い火葬を選ぶことになります。

3.迎えが来るまで安置する

葬儀を執り行う日が決まったら、迎えが来るまで自宅で安置します。愛犬の体を清め、季節に応じてドライアイスの用意を。棺は不要なケースが多いですが、葬儀社によっては用意されたり、自分で用意したりすることもあります。

4.迎えの車に納める

葬儀社のお迎えが来たら、その場でお別れをして送り出します。立会いを行う人は直接火葬場へ。

5.規定日に火葬を行う

決めた日に火葬を執り行います。

6.納骨堂やペット墓を利用する

合同火葬はその後納骨室で供養されますが、その後遺骨を受け取り納骨堂やペット墓へ納骨する選択もあります。

7.ペットの死亡届を役場に提出する

愛犬が亡くなってから、30日以内に届出をすることが義務付けられています。自治体のHPから申請書をダウンロードの上、郵送で申請することも可能なので忘れずに行いましょう。

犬の葬儀にかかる費用の相場

ペットのお墓

愛犬との別れはどのように行うかで費用が変わります。万が一のときに慌てないためにも、犬の葬儀にかかる費用相場について把握しておきましょう。

火葬の費用の相場

犬の火葬は合同か個別によって違います。

  • 合同火葬…4000円~2万円
  • 個別火葬…1万~3万円
  • 自治体…1000円~1万円

小型犬ほど安く、大型犬ほど2万~3万円多く見積もる必要があります。自治体に依頼することもできますが、火葬方法や埋葬場所は地域ごとに違うのでよく確認してください。

お供えの花の相場

棺に入れる花の用意は自由なので、用意しなければかかりません。自分で用意することももちろんできます。ペットの場合は仏花にこだわることはなく、カラフルなお花で彩る方も多いです。迷う場合は、白菊やユリを選んでみてください。

骨壺費用の相場

個別火葬に限り、愛犬のお骨を拾って持ち帰ることができます。その場合は、ペット用骨壺を購入することになります。

骨壺…1~6000円
体の大きさに合わせて値段も上がります。

位牌費用の相場

中にはペット用の位牌も用意する方もいます。

位牌…7000円程度
ペット用仏具ショップへオーダーすることも可能です。

納骨堂やペット墓の費用について

一例として、3年ごとに2万円前後を更新料として支払う納骨堂があります。

ペット墓を利用する場合の費用の一例。

  • 墓地使用料…8万~30万円
  • 管理費(年間)
  • 卒塔婆代…3000円~
  • プレート代…5000円~

あくまでの一例ですが、人間とほぼ同様の内容の費用がかかることが多いです。

犬の火葬や棺に一緒に入れられるもの

犬の形をした雲

愛犬との最後の別れ、火葬をする際に思い出のものを一緒に入れて天国へ持っていってもらうことができます。一緒に入れられるもの、残念ながら入れられないものは以下の通りです。

  • タオルや洋服
  • 写真
  • おやつ

燃やせるものなら、基本的に添えることができます。愛犬のお気に入りのものを入れてあげましょう。棺に入れられない注意したいものがこちら。

  • 金具の付いたもの(首輪リード)
  • プラスチック製のもの

愛犬の首輪は金属がついているため、入れることができません。ペットの遺品供養を行う寺院などでお焚き上げを行うという方法もあります。そのときにぜひお考えください。

まとめ

ペットの葬儀

愛犬のもしものときは精神的につらいですが、きちんと天国に送り出してあげたいものです。そのためにも、葬儀について頭の片隅に入れておきましょう。

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