1匹だけ寂しく居残り
通報・発見
住宅地に捨てられた3匹の犬について、保護団体HOPE FOR PAWS に連絡が入りました。
彼らは売りに出されている空き家に住み着いているそうです。2匹は人懐こく、近所の人が飼うことにしました。
残る1匹「ムーンバ」は、怖がりで、おどおどしています。
保護
ケージトラップを仕掛けて、ムーンバをつかまえることにしました。来た、来た。
食べ物だけ拾って、フタが閉まる前に脱出する切れ者の犬もいますが、ムーンバったら、すんなり入って、すんなりつかまってしまいました。「あれ~?」という感じに、前足で押していますよ。
いっちょ前に吠えていますが、なんだか、迫力に欠けるムーンバ。でもちらっと牙を見せたりして。
しばらくなだめていると、伏せの姿勢になりました。
これ、「降参」「受け入れ」のサインですね。食べ物も手から受け取りました。
近所の人も一安心して、ケージの運搬を手伝ってくれました。
移動の車中では、ムーンバの表情も穏やかです。
体調に問題はなかったよう。
何よりも、人に対する信頼回復が大切です。犬のトレーニングセンターで、心のリハビリ開始です。
その後
トレーニングセンターで、人や犬と時間を共有し、リードで歩く練習をし、ムーンバはすっかりリラックスしてうれしそう。
顔がおっかないハスキーちゃんと、楽しそうにたわむれています。よい家庭犬への道が開けました。里親さん、きっと見つかりますよ!
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org
▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia