人が嫌いじゃない、けど怖い。
通報・発見
カリフォルニアで、荒涼とした砂漠地帯に遺棄された犬の保護依頼が入りました。食べるものを探して、頻繁に高速道路を横断しているとのこと。非常に危険です。
保護団体HOPE FOR PAWS が到着すると、タイヤ修理の作業所に身をひそめる犬を発見しました。
作業所は無人。鍵がかかったフェンスの中にいる犬に声をかけていると、センサーが作動して、アラームが鳴り響きました!
所有者に連絡し、犬を保護しに来た旨を説明します。その間に、犬は囲いの外に出てしまいましたが、遠くへは行かずにフェンスの周りをうろうろしています。
わかったのは、実はこの所有者が、この犬に食べ物を分け与えていたこと。それで生き延びていたのです。所有者もほっとしたでしょう。
保護
ケージトラップを仕掛けて、食べ物でおびき寄せることにしました。
人と車が少し離れると、犬はケージを調べるように周りをうろつき、恐る恐る中へ入りました。3、2、1、あ、出た。
動画を見ていると緊張します。気を取り直して、もう一度。3、2、1…
ガシャン!フタが落ち、犬をとらえることができました!
犬、驚いて跳ねます。ごめんね。
人が近づくと、「キラ」は思ったより落ち着いていました。素手で触れても大丈夫です。
ケア
町の病院で、体を洗いましょう。
さっぱりして、すっかりリラックスしたキラ。
その後
ラブラドール・レトリーバーの保護、里親探しに力を入れている一時預かり施設が、キラを預かってくれました。
続いて朗報です。間もなく里親さんがみつかり…しかも、その家庭でかっこいい黒ラブのボーイフレンドまでできたのですよ!
砂漠でびくびくしていたキラが、今ではすっかり落ち着いて、幸せに暮らしています。その姿を動画で是非ご覧ください。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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