即死の可能性も!交通事故に遭いやすい『犬の散歩の仕方』4つ

即死の可能性も!交通事故に遭いやすい『犬の散歩の仕方』4つ

愛犬との楽しいはずのお散歩で、一瞬の気持ちのゆるみで事故に遭ってしまう可能性も。交通事故に特に遭いやすい『犬の散歩の仕方』をご紹介いたします。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

交通事故に遭いやすい『犬の散歩の仕方』をやめて愛犬を守りましょう

バイクのタイヤの前に立つダックスフンド

愛犬とのお散歩中、車や自転車と接触しそうになり、ヒヤリとしたことはありませんか?犬の交通事故は、好奇心旺盛で行動に落ち着きがない一歳未満の犬に特に多いと言われています。交通量が多い道路でなくても、交通事故は突然やってくることがあります。事故の大きさにかかわらず、愛犬の命が危険にさらされてしまう可能性もあります。

交通事故はどんなにこちら側が気をつけていても、100%防ぎきることはできないものかもしれません。しかし、飼い主さんがほんの少し工夫すること、また意識を変えるだけで、散歩中の交通事故をできるだけ防ぐことができるでしょう。交通事故に遭いやすい犬の散歩の仕方をしないことが大切です。

即死の可能性も!交通事故に遭いやすい『犬の散歩の仕方』3つ

横断歩道を歩く犬

1.ノーリード

ほとんど見かけることはありませんが、まれに犬にリードをつけずにお散歩をされている方がいます。ノーリードには、お散歩中に限らず、目を離したすきにお庭から脱走してしまった、ドライブ中に車から降りるとき、リードをつける前に飛び出してしまったなど、飼い主さんのちょっとした不注意でノーリードの状態で犬が外を歩いてしまう場合と飼い主さんがわざとリードをつけることなく犬を散歩させている場合とがあります。

わざとノーリードでお散歩をさせている飼い主さんは、「呼び戻せばすぐに戻ってくる」「私から離れることはい」「急に走り出すことはない」「老犬だから動くのもゆっくりだし」など、日頃の愛犬を見ていて、リードなしでお散歩させても大丈夫だという自信があるのだと思います。

しかし、犬は突然の大きな物音に驚いて急発進するように走り出すこともありますし、普通に歩いただけだとしても、車を運転している方、また自転車に乗っている方が犬の存在に気づかずに事故につながる可能性もあります。飼い主さんがリードを短く持ってお散歩していれば防ぐことができるような事故も多いと思います。

また、ほとんどの自治体で犬をノーリードで散歩させることは条例違反となります。リードは愛犬の自由を奪うものではなく愛犬の安全を確保するためのものです。また、どんなに小さくてもかわいらしい犬であっても、犬に対して恐怖を感じる方もいます。ノーリードであればなおさらです。周囲の方に迷惑をかけないことは愛犬の安全にもつながります。

リードは愛犬を守るために必ずつけましょう。

2.犬が車道側を歩く

小型犬で特に使っている方が多い伸縮リードですが、周囲に人や車、自転車などがいない広い場所で犬を遊ばせる時に自由に伸び縮みさせて使うのは良いでしょう。
しかし、歩道や道路を歩いている時に伸縮リードを長く伸ばした状態にすることは犬や飼い主さんにとって危険であるばかりでなく、周囲の人にとっても危険や迷惑になります。
犬がリードが伸びる範囲で好き勝手に歩き回るだけでも良くありませんが、さらに犬と飼い主さんとの距離がとても長くなっていて飼い主さんが犬がどこで何をしている、どんな状況にいるかに全く注意を払わないで犬を散歩させている方もたまに見かけます。
そんな状態では犬が事故に巻き込まれたり他人に対して迷惑をかけることを防ぐことができず、さらに長く伸びた細いリードが周囲の人を危険にさらすこともあります。
広い場所で遊ばせる時以外では、伸縮リードが伸び縮みできる状態では使わず、通常のリードと同じように丁度良い長さに固定して使いましょう。

3.犬が車道側を歩く

日頃、愛犬とお散歩するとき、愛犬は飼い主さんの左側にいますか?それとも右側にいますか?飼い主さんの利き手が右手の場合には、利き手である右手が自由に使えるように、左手にリードを持ち、飼い主さんの左側を愛犬が歩くのが理想的なお散歩といわれています。

盲導犬や警察犬など訓練が必要な犬であれば、いつでも人の左側について歩くことは重要ですが、一般家庭で飼われている犬であれば、必ずしも左側でなければいけないということはありません。家庭犬の場合は、安全でお散歩しやすい方法が一番になります。

意識していただきたいのは、愛犬に車道側を歩かせないこと。リードをつけていても犬自身が突然、車道に飛び出してしまう危険性があります。また、小型犬や超小型犬など体高の低い犬は、車や自転車を運転している方が気づけないことも。車の運転中にはどうしても死角になってしまう範囲があります。人の存在(飼い主さん)に気づくことはできても、小さな犬の存在に気づくことができず、犬だけを轢いてしまう事故も起こっているそうです。

4.夜間のお散歩

真夏の暑い時期の熱中症防止のため、また飼い主さんのライフスタイルによっては夜にしかお散歩に連れて行ってあげられないこともありますよね。しかし夜は、車を運転している方や自転車に乗っている方はもちろん、犬の存在が歩行者からも気づかれにくくなる時間。人の目線よりもずっと低い位置にいる犬の存在に気づかない人は多くいるでしょう。周囲から見えづらいということは、交通事故のリスクが高くなるということになります。

愛犬との夜のお散歩は周囲の人の目につくよう、目立つ服装を意識しましょう。夜用のお散歩グッズとして反射板やライトを利用した商品が販売されているので、それらを使用するのもおすすめ。愛犬には反射材が使用されている首輪、また蓄光タイプの首輪、ハーネスにつけるライトなどをつけることで、周囲に犬の存在をアピールできます。飼い主さんもダークカラーの洋服はさけて、派手な色味の洋服を着たり飼い主さんも反射板を着用したりするとより安心です。

まとめ

飼い主とお散歩中の犬

愛犬が交通事故に遭うなんて、恐ろしくて考えたくもないですが、決して他人事ではありませんよね。いつどこで起こってもおかしなことでなありません。お散歩中に長めにリードを持ってしまうと、犬が自由に行動できる範囲が広すぎて車道に出てしまう危険があります。この行動、実は運転している人から見ても怖いと感じることがあるようです。

犬のリードを長く持つのは、場所によっては愛犬への危険性が高まってしまうだけではなく周囲への配慮がかける行為になってしまいます。ロングリードを使ったりリードを長めに持ったり、伸縮リードを伸び縮みさせて犬の自由度を上げるのは、公園などの自分たちと周囲の人々両方の安全を確保できる場所だけにしましょう。

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