犬の性格はいろいろ
まずは、人気もあり比較的によく見かける犬種の性格を、軽く紹介したいと思います。
チワワ
世界最小の犬と言われる歴史ある小型犬です。
でも飼い主の為にどんなに大きな犬にも立ち向かう勇敢な凛々しい犬です。
強気で甘えん坊。
いざとなったらどちらかに出ます。
トイプードル
頭の良さは天下一品、頭脳明晰です。
クールな反面、従順で冒険心に溢れています。
人といることが大好きで活気に溢れています。
シーズー
その後ろ姿はマリリンモンローと称されるほど優雅な歩き方です。
性格はとても穏やかです。
人に抱っこされていることが大大好きです。
ポメラニアン
ドイツの気候に対応できる柔らかい被毛を持ちます。
興奮すると少し甲高い声で鳴いてしまいますが、それは飼い主を守り抜くためです。
遊んでいるとちょっと歯も出てしまいますが、楽しすぎるためです。
本当は人も犬も好きです。
フレンチブルドッグ
マイペースさを忘れません。
そして素直な犬です。
いつも大きな目を見張って、ぴょこんと耳を立てて、
しっかり飼い主の話を聞いています。
飼い主はその真剣な可愛さにやっぱり爆笑してしまいます。
ミニチュアシュナウザー
小さなひげを持つ愛らしい犬です。
一見さんはお断り。
見張りをすることは買ってでます。
頑固ですが、納得したら素早く技術を習得します。
イタリアングレーハウンド
甘ったれで臆病、内気な性格と言われます。
しかしメスはオスより強いでしょう。
イタグレの場合はその内気さゆえに、オスの前では勇者のようです。
最速な走りとジャンプで遊びます。
柴犬
主人に忠実なとても一途な犬です。
日本の気候だと外でも飼えます。
主人をずっと待つことも出来ますが、遊んでもらう事はとても嬉しいです。
主人を守るために縄張りで常に気をはっています。
ラブラドールレトリバー
目指すは冷蔵庫。
一緒に覗きます。
キッチンに居座ることは一つのお仕事です。
それほど食べる事が大好き。
人の話や犬との会話にも耳を傾けます。
嫌いな人がいないことが悩みです。
泳ぎは得意です。
ゴールデンレトリバー
エレガントなダブルコートをもちます。
尻尾もフサフサです。
赤ちゃんからお年よりまで、
人と一緒に過ごせることが嬉しいです。
他の犬と過ごすことも楽しいです。
いろんな性格の犬たち
『いろんな犬2015』
「1話おっとりシーズー(マリン♀)、勝ち気なチワワ(トップ♂)」
冬のある日。
今日留守番の日です。
どんよりとした空の下、2匹は家の中で静かに過ごしています。
「マリンちゃんおはようー」トップ君(チワワ♂)、マリンのベッドにかけよってベッドの周りをテケテケ走り回ります。
「おはようトップ君。あら、今日は曇っているのね。」
マリン(シーズー♀)とトップは窓辺で外を見ています。
「ああ、僕、外に出て遊びたいなあ!最近外のお散歩してないんだよねー。」トップ君。
「あら、あたしも。最近雨続きだったからかしら。」マリンも同感です。
そこへ近所に住むフレンチ・ブルドッグの(マイ♂)が家の前を通りかかりました。
耳をピクリと動かしながらじっと見つめています。
「お!目が合っちゃった。あいつ牛みたいな模様しているよな。」とトップ君。
「私一度お外でお会いしたいわー。」興味心身のマリン。
そのまま通り過ぎるかと思いましたが、マイ君「ガウっ!」と一声吠えました。
ビックリ仰天のトップ君。
ビックリしすぎて体が硬直してしまいました。
「あらー♪」とマリン。
相手の反応が嬉しかった様子です。
そこへ買い物から帰宅した飼い主が帰ってきました。
「ただいま〜。」マリン、トップ君を置いて飼い主のところに駆け寄ります。
その後、トップも何事も無かったように飼い主に駆け寄り、一生懸命、出来事をお話しました。
「2話マイペースなフレンチブルドッグ(マイ♂)、内気なイタリアングレーハウンド(ぴょんすけ♂)」
散歩から帰宅したマイ♂(フレンチブルドッグ)。
足も体も綺麗に拭いてもらってご機嫌です。
お気に入りのベッドに行くと、同居人のぴょんすけ♂(イタリアングレーハウンド)が既に
ベッドに潜り込んでいます。
「ぴょんちゃん、次、散歩の番だよ。行っておいでよ。」とマイ。
「うううんんっっ、でもでもでも今日は寒いだろう?」
「……。…..、あっマリちゃん見かけたよ。ぴょんちゃん気に入ってるだろう?」
マイは上手いことぴょんすけを外に誘おうとします。
「うん。いや、いやいや、絶対に僕のことなんてマリちゃん知らないよ。知ってるわけないよ!」
ちょっと頑固に抵抗するぴょんすけです。
ぴょんすけの散歩に行こうと、飼い主は玄関で待っていましたが、ベッドから出て来ないので
ラジコンのスイッチON。
ぴょんすけは赤い車につられて「スタっ」と立ち上がり、行ってしまいました。
そのグレーの俊足シルエットは、近所でお散歩中のトイプードル(テディ♂)の目に止まりました。
「3話注意深いポメラニアン(ドイ♀)、みんなが大好きトイプードル(テディ♂)」
ぴょんすけ(イタリアングレーハウンド♂)の姿はもう一匹の目にも止まりました。
一軒家の番をしているいっちゃん(柴♀)です。
「あ、、、れ?ぐれーと、、、ハウンド?だっけ?」いっちゃんは呟きました。
一つ前のかどにいたトイプードル(テディ♂)は、「何あれ〜!楽しそお〜♪」とばかりに猛ダッシュして追いかけようとしましたが、飼い主に引き止められてしまいました。
「だめでしょっ!」飼い主。
「だってだってえ〜!僕も行きたかったよ」と、くりくりの目で訴えるテディです。
一緒にお散歩中のドイちゃん(ポメラニアン♀)、少々ご機嫌斜めです。
「この辺にいない犬じゃない?!もうっ許せないんだから!」と怒っています。
「ふふふふっ。」テディは怒りんぼのドイさんを微笑ましく受け止めています。
「ドイちゃんはここら辺にいる犬のことみんな知ってる物知りだよねー。」とテディは褒めます。
さあて、帰ろうか。
という声と共に、飼い主はドイちゃんを抱き上げ、テディと共に帰って行きました。
「4話強い女子柴(いっちゃん♀)」
一家を守るメスの柴犬、いっちゃんです。
寒くても暑くても、お外で家の番をしています。
時々とんでもなく行儀の悪いオスも通りかかりますが、いっちゃんの一声で必ず逃げて行きます。
「私より強いオスはいないのかしら?!」オスは斯くあるべきと、自分よりも強くなくてはいけないという意見を持つ、いっちゃんです。
「さっきの、イタグレよね?」
近所に住むスイム君(ラブラドールレトリバー)、泳ぎは上手いし仕事は出来るし筋肉もすてきなんだけど、ちょっとお調子者なのよね。
強さよりも足の早さに心惹かれた様子です。
「あれ?」
いつの間にか、グレーの空からは雪がぱらぱらと舞ってきました。
「5話愛情深いゴールデンレトリバー(エレちゃん♀)、お気楽ラブラドールレトリバー(スイム君♂)、思慮深いミニチュアシュナウザー(一見さん♂)」
「見て下さい!見て下さい!外、雪ですよゆきーっ!」一見さん(ミニチュアシュナウザー♂)が、かなり興奮気味に教えてくれています。
「しーっ!静かにしてよ。飼い主の赤ちゃん、今寝たところ何だからっ。」
エレちゃんは(ゴールデンレトリバー♀)静かな声で一見さんを諭します。
「どれどれー?寝たかな〜?」とスイム君(ラブラドールレトリバー♂)もやって来ました。
「…ソファアは今、私と赤ちゃんでいっぱいよ。悪いけどソファの下で寝転んでくれる?」
エレちゃん、子どもを守ることで少し神経質です。
全然オッケー!とスイム君は寝転んで寝てしまいまいた。
どこでもすぐに寝られるスイム君です。
フィクションです。)おわり。
まとめ
勝手なイメージで書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか。
犬種によって、おおよその傾向はあるかもしれませんが、犬の性格はそれぞれに違ってとても面白いです。
私はラブラドールを飼っていますが、お気楽で能天気な性格はラブラドールの魅力かな?と思います♪