防衛本能をむき出しに威嚇する犬
通報・発見
足に怪我をして怯えている犬がいると、食べ物を与えていた男性から保護団体 HOPE FOR PAWS に救助の要請がきました。
現場を探すと、広い駐車場でターゲットの犬を発見しました。
犬はすごい勢いで逃げていきます。保護メンバーのロレータさんが本気のダッシュで追いかけます!
捕獲
ロレータさんは走りながら輪のついたひもで犬をつかまえると、犬は激しく抵抗します。
恐怖心で一杯で、今にも噛みつきそうに威嚇してきます。小型犬とはいえ、扱い注意です。
柔らかいリードも首にかけました。
犬はまだ興奮状態で我を忘れ、食べ物をくれていた男性にも噛みつく素振りを見せます。
犬が疲れてきたところで食べ物を与えると、すぐに食べ始めました。
これでずいぶん落ち着き、素手で触れるようになりました。
足に怪我をしているということなので、負担がかからないように持ち上げて車に連れて行きました。
治療と手術
麻酔で眠らせて全身の毛刈りです。
レントゲン撮影をしたところ、骨盤がつぶれているのがわかりました。
これでよく激走したものです。
骨盤の手術を終え、エリザベスカラーをつけたマシクは、まだ麻酔で朦朧としている様子です。
手術後の様子
それから3週間後。マシクは一時預かり先で療養しながら、里親に巡り合う日を待っています。
体毛はまだ短いですが、全身真っ白です。おやつをもらったり、仲間の犬たちとキャッキャしている姿を動画でご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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