ぶるぶると震える小さな体
通報・発見
繁殖に使われた末に捨てられた犬がいるとの通報が入りました。
保護団体 HOPE FOR PAWS が向かうと、2軒の家の隙間で身を縮める小さな犬を発見。
乳房が垂れています。出産年齢の限界が近づいたため、遺棄されたということでしょうか。
忌むべき現実です。
保護
とてもおびえ、震えています。
この小さな体で、どんな事を経験しなければならなかったのでしょう。
布のひもをかけ、優しく抱え上げます。
名前を「ブレイヴ」としました。
ごく最近に出産をした形跡がありますが、ミルクは出ず、子犬の音声にも反応しません。
子を育てる準備はすでに頭と体が放棄している証拠です。
あるいは、ミルクが出なかったために、捨てられた…?
いずれにしても、もう誰も、君を「子犬を生む機械」にはしないよ。
病院
病院で検査を受けましょう。
スタッフのお姉さんの腕に素晴らしい模様が入っているのは、ロスアンジェルスですからね…。模様があろうがなかろうが、犬に優しいお姉さんは素晴らしい。
体を洗います。
ブレイヴの体温が高いため、ぬるい水を使っているそうですよ。きめ細やかな対応です。
その後
一時預かり家庭で他の犬たちと一緒に生活した数ヵ月で、ブレイヴの恐怖心をやっと拭い去ることができました。
砂浜を生き生きと駆け回る小さく勇敢なブレイヴを動画でご覧ください。
字幕では、さらによいニュースが知らされます。なんと、一時預かりさんがブレイヴと離れがたく、そのまま…!
英語の “adopt” (アダプト)は、素晴らしい意味ですよ!
日本では現在、町のペットショップで犬を簡単に購入できます。その裏で、「産む機械」、「種犬」、「売れ残り」、「返品」はどうなるのでしょう。
里親を待つ犬たちは数えきれないほどいることも、忘れないでいたいものです。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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