熱射の乾燥地帯で
通報・発見
アメリカの乾燥した平野で、数ヵ月にわたり白いシェパード系雑種犬が目撃されていました。
3人の女性たちが車で訪れては食べ物を与えてきましたが、保護はできませんでした。
気温が40℃前後まで上がる一帯で、このまま単独で生きて行くことはできません。
保護団体 HOPE FOR PAWS に保護依頼です。
暑くてのどが渇いているのでしょう。
泥水を出ては戻り、体を浸して水を飲んでいます。
乗用車やトラックが高速で走る道路の付近でもあり、危険です。
追跡・確保
だだっ広い場所で追い詰めることもできないため、やむを得ず、夕暮れが迫る中、麻酔銃を使うことになりました。
獣医師が万全の態勢を整えて、犬に麻酔弾を放った!犬は驚いて走り、その先で倒れてもがいています。
麻酔ってこのように効くんですね…。
移動病院になっている獣医師の車で「ヴィーナス」に応急処置を施し、宿泊するホテルに移動します。
ホテルの部屋で意識が戻ってくるヴィーナス。
HOPE FOR PAWS のリーダー、エルダッドさんが夜明け前から朝まで慰め、ヴィーナスはすっかり落ち着きました。
ケア
翌日、町の病院でシャワータイム。
顔面直撃シャワーやがっつりごしごしタオルドライなど、案外、大胆にやってます。
ドライヤーをかけると、真っ白ふわふわになりました。
それから
ヴィーナスは一時預かり施設に引き取られました。
砂漠のコヨーテのようにも見えたヴィーナスの捕獲劇と、飼い犬の表情を取り戻していく過程を動画でご覧ください。
ちなみに、現在は里親が見つかり、幸せに暮らしているようですよ。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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