食べ物に寄ってくるが人を警戒する犬
通報・発見
足に怪我をし、皮膚病に侵されて飼い主に捨てられた「ドウギ―」。
保護を依頼された保護団体 HOPE FOR PAWS の代表エルダッドさんは、道路を歩くドウギ―を発見し、食べ物でおびき寄せます。
食べ物につられて寄ってはくるのですが、すぐに後ずさって離れてしまします。
ついには手から直接食べますが、気を抜かず、いつでも後退できるような雰囲気です。
ドウギ―は特にひもを警戒しています。
保護がうまく行く時は、手から食べている犬の首が輪に入ったところでひもをしぼって確保完了となるのですが、ドウギ―は、そうはさせてくれません。
エルダッドさんはドウギーとの距離を縮めるために2時間以上そこに座っていました。でも信用してもらうことはできませんでした。
「犬を虐待するのはほとんど男性なので、自分が男性であることも障害になってしまいます。」
困っているところに、おばあさんが通りかかりました。
女性ならうまくいくかな?と、この人にひもを渡して確保を頼んでみました。
すると、10分もせずにすんなりと成功!
犬は人の性別を見て判断することもあるのですね。
お互いにお疲れさまでした。
車に乗った時にはすっかり信頼関係を築いたようですね。
これから病院で足の怪我や皮膚病の治療が始まるでしょう。
それから
ドウギ―の捕獲を依頼した別の保護団がドウギ―を引き取り、里親が見つかるまで世話をします。ほのぼのする保護活動の全容は動画でご覧ください。
この動画は2010年に公開されているので、ドウギーは今では約10歳年を取っています。よい里親の元で穏やかに暮らしていることを願います。
HOPE FOR PAWS もこの当時から9年を経て、経験を積んだメンバーは、捕獲の際の技術も度胸もよりよくなっているようです。今ならたぶん、おばあさんに頼らずに瞬時につかまえることでしょう!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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