穏やかなピットブル
通報・発見
ずっと路上で暮らしているピットブルのメス「ロージー」の保護依頼で、保護団体 HOPE FOR PAWS が現場入り。
ロージーを食べ物でおびき寄せると、難なくケージトラップに確保できました。
保護団体リーダーのエルダッドさんは、犬のふくれた乳房や行動から、妊娠あるいは出産後であることに気づきました。乳房からはミルクが出ます。
けれどロージーは妙にリラックスして、動こうともしません。
子犬はもう、何かの理由でいないのかもしれません。
ロージーを自由に歩かせて、子犬の元へ誘導するように仕向けますが、ロージーは気がない感じ。
やっぱり、子犬はいないのでしょうか。
放置されたトラックの下のゴミの山に近づきます。ここが子犬の居場所?と思いきや、ゴミの上で、またリラックス。やっぱり残念ながら子犬は生き延びられなかったのでしょう。
1時間ものんびりしていたので、もういいね、行こう、となりそうです。
でもやっぱり心配なエルダッドさんは、スマホで子犬の鳴き声を聞かせてみたのです。すると…
ロージーの表情が変わってさっと立ち上がり、動き出しました。これは…。
どんどん歩くロージー。
時おり、エルダッドさんを振り返ります。
その表情は、焦りでしょうか、不安でしょうか。そして…
いましたよ~!女の子2匹、男の子3匹でした。
これ、置いていかなくてよかったですねえ。
それにしても、さきほどまでのロージーの気のない態度は、子犬がぐずるまでのんびり過ごしていただけなのか、それとも、人を子犬から遠ざけようとする作戦だったのでしょうか?皆さんは、どう思いますか?
さあ、帰ろうね。
その後
ロージー親子は預かり施設に引き取られ、里親探しが始まります。
施設で授乳中のロージーを動画でご覧ください。むちむち、もふもふの子犬のお尻、必見です!
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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