犬嫌いになってしまう理由
ペットのなかでも大人気なのが犬や猫。私は4歳になるフレンチブルドッグと暮らしていますが、犬派の方は犬の忠実で人懐っこく、愛嬌があるところなどを好み、本当の家族のように大切に育てている方が多いと思います。私自身も愛犬は今やなくてはならない大切で愛おしい存在です。
過去のトラウマが原因に
そんな私も実は昔は犬があまり得意ではありませんでした。理由は小学校1年生の時、白い小さな野良の子犬に噛まれた経験があるからです。噛まれたとはいっても、履いていたズボンの裾を少しかじられた程度で怪我などは一切ありませんでした。でも残ったのは犬に対しての恐怖心だったのです。
犬を嫌いになってしまうのは、私のように噛まれた経験からトラウマになっている方も多いのではないでしょうか。何十年か前は、現在よりも野良犬が多かったので追いかけられて怖い思いをしたり、うるさく吠える声に嫌気がさしたりと、犬に対してマイナスなイメージがつねにあるのかもしれませんね。
犬に興味はあるけど恐怖心で苦手な方はもちろん、犬嫌いだけど結婚や家族との同居で犬との生活が始まる方などに、犬嫌いを克服する方法をお伝えいたします。
犬嫌いを克服する方法3つ
1.犬の習性を知る
1度でも犬に噛まれた経験があり、恐怖心から嫌いになってしまった方には、犬の習性を少しでも知っていただけたらと思います。もし、幼い頃に噛まれたのなら、その状況もはっきりと覚えていないかもしれませんが、犬は初対面の人が突然触ろうとすると、怖がってしまう子もいるのです。気の弱い子だと自分を防御するために噛んでしまう可能性も…。
また急に距離を縮められるのを苦手とする子もいて、そばに寄っていくと警戒して激しく吠えてしまうこともあります。まずは、ある程度の距離をたもち、少しずつ近寄って警戒している気配がなければ、自分の手のニオイを嗅いでもらい、ゆっくとアゴの下やわき腹付近を撫でてあげると比較的安心してくれるかと思います。
また、犬は大きな音も苦手なので、大きな声で接してくる人には苦手意識を持つこともあります。犬に噛まれたり、吠えられた時に犬が苦手に感じる行為をとってはいませんでしたか?犬の習性や苦手なものを少しでも理解することで、犬が感じる「嫌な事」をしなくて済むので犬からも噛んだり、吠たりと人が感じる「嫌な事」をしなくなってくれると思います。犬の習性を少し理解する事で犬に対して安心感を持つことが出来るのではないでしょうか。
2.大人しい犬と触れ合ってみる
そもそも子供の頃から動物を飼う家庭ではなく、犬と触れあう機会もなければ、未知の生き物として苦手意識を持ってしまうものかもしれません。友人や知人で犬を飼っている人がいる方は、おもいきって犬と触れあう機会をつくってみましょう。
きちんとしつけをされている家庭犬は、突然噛んだり吠えたりなど、人が不快になるような事はほとんどしないはずです。性格が大人しく、しっかりしつけが出来ている犬と触れあう事で、犬に対する恐怖心も薄れていくはずです。
3.犬の本や動画を見る
私が犬に対する苦手意識を克服できたのは恐らくこの方法だと思います。特に克服しようという気持ちで見ていたわけではないですが、犬を含めた動物番組や犬の映画などを自然の流れで見る機会が多く「犬っていいなぁ、飼いたいなぁ」と言う気持ちが芽生えてきました。子供の頃に噛まれて以来、犬に対してはちょっとした恐怖心がありましたが、何度か感動するような映画や本を見る事で恐怖心から憧れの気持ちへ変わっていったのです。
犬嫌いを克服するにはやはり優しさや感動、また可愛らしさを感じる映画や本などが良いようです。盲導犬や救助犬など、人を手助けしてくれるものがお勧め。今では気軽に動画サイトでも色々な感動できる物を見ることが出来るので、時間のある時のチェックしてみてください。
まとめ
人には好き嫌いがあるので、犬が嫌いなこと自体はもちろん悪いことではないと思います。何かしらの理由があって、犬嫌いを克服しなくてはいけない状況の方にとっては、もしかすると深刻な問題かもしれませんよね。努力の甲斐あって犬嫌いを克服できたら、今までと違う新しい世界も見えくると思います。楽しみながら克服していけると良いですね。