ドッグランデビューでありがちなトラブル4選

ドッグランデビューでありがちなトラブル4選

生まれて初めて愛犬をドックランに連れていく日。それがドッグランデビューです。トラブルなく楽しい時間を過ごすためには、どんなことに気を付ければよいのでしょうか?今回は、ドッグランデビューでありがちなトラブルについて、ご紹介したいと思います!

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ドッグランデビューに適した子犬とは?

ドッグランで走るトイプーとキャバリア

ワクチン接種が終了してから

子犬は、母犬から免疫をもらって生まれてきます。けれども、成長するにしたがって様々な病気に対する免疫が切れていき、それを補うためにワクチンを接種します。他の犬からの病気の感染を防ぐためのワクチン接種が全て完了し、それから一か月後からドッグランデビューできます。また、外出して他の犬や家族以外の人間と触れ合ったり、ペットホテルに預けたりする場合も同様です。

他の犬と上手に挨拶できる

飼い主さんとだけ接している子犬をいきなりドッグランに連れて行っても、「犬同士の挨拶」が上手にできません。例えて言うと、全く言葉が通じない小さな子供を、大人の中に放り込んで「勝手に遊んでおいで」というのと同じことです。ドッグランデビューの前に、散歩や外出などでほかの犬と上手に挨拶できるように練習をしたり、子犬ばかりの社会化のためのレッスン「パピーパーティ」に参加したりして「犬の言葉を理解できる子犬」としての経験を積んでおきましょう。

「まて」「おいで」を完全にマスターしている

初めてリードを外されて、自由自在に走り回って楽しんでいる愛犬を飼い主さんが追いかけて捕まえることはかなり困難です。ドッグランデビューをする前に、愛犬の動きを制御する「マテ」と、愛犬を呼び戻すための「おいで」あるいは「こい」を必ずマスターしてから、ドッグランデビューに臨みましょう。

ドッグランデビューに必要なもの

ドッグランで走っているコーギー

ワクチン接種が完了している証明書

他の犬からの感染を防ぐために、ワクチン接種を完了させておく必要があります。

狂犬病の予防接種が完了している証明書

ドッグランによっては、1歳未満の子犬の場合、狂犬病の予防接種をしていなくても入場できる場合があります。ドッグランデビューの場所として希望のドッグランがあるなら、前もって問い合わせておきましょう。

エチケット袋

ドッグランによっては、犬が排便した袋まで用意してくれている場所もあります。けれども、飼い主の常識として愛犬のエチケット袋は必ず持参しましょう。

飲み水と容器

ドッグランには、水道と水を飲むための器を置いてくれている場所が多いです。けれども、まだ抵抗力の弱い子犬ですから、汚いお水を飲んでお腹を壊したり、ほかの犬の病気が移ったりするリスクがあります。ですから、ふだん飲んでいるお水と使い慣れた自分の器を用意しておきましょう。

ドッグランデビューに適したドッグランの条件とは?

芝生を走ってジャンプするシーズー

犬の大きさによって使用できるドッグランが決められている

一口で犬「犬」と言っても、かなり個体差があります。最も小さなチワワの成犬で1.5~3キロ、逆に最も大きな犬として、グレートデンは45キロ~60キロもあります。これだけ大きな個体差があると、大型犬がじゃれついただけでも小型犬にとったらとても大きな衝撃を受けることになります。

また、遊びではなく大型犬が本気で小型犬に襲い掛かったら、大怪我だけでなく、数秒で命を奪われてしまうほどの力の差があります。体が大きくて、しっかりと社会化ができている友好的な犬でも、相手が好戦的な犬ならケンカにならないとは言い切れません。大切な愛犬を守るためにも、犬の大きさによってエリアを分けているドッグランを選ぶべきだと思います。

清潔で設備が整っている

ドッグランの中に糞尿が放置されている、水飲み場などが汚れている、柵などが壊れている…と言ったドッグランは、きちんとした管理がなされていない可能性があります。

例えば、無料で使える高速道路のサービスエリアにあるドッグランは、使用している人のモラルや高速道路の管理会社によってある程度糞尿の処理や、設備の管理がなされていますが、何か犬同士、飼い主同士のトラブルになったときは、全て自己責任になります。けれども、しつけ教室や、動物病院などが併設されているドッグランだと、犬が気持ちよく遊べるようにこだわって整備されています。

また、ドッグランにドッグトレーナさーさんや訓練士さんが常駐しているといった場合もあります。そういったドッグランだと、トラブルを未然に防ぐこともできますし、楽しくドッグランで遊ぶためのアドバイスなどを受けることもできます。

ドッグランデビューでありがちなトラブル4選

ドッグランでおすわりをしているゴールデン

1.呼んでも戻ってこない

ドッグランが楽しすぎ、愛犬のテンションが上がりすぎてしまうことがあります。そうなると、ふだんならきちんとマスターしていたはずの「よびもどし」や「まて」などの指示に全く従わずに、走り回って捕まえることができません。ドッグランの利用時間が過ぎているのに、愛犬が捕まらない、また、愛犬を追いかけている間に飼い主さんが転倒して怪我をする恐れもあります。

2.ほかの犬と上手に遊べず飼い主さんから離れない

せっかくドッグランに来たのに、ほかの犬と遊べず、怖がってしまって飼い主さんの側から離れない…という内弁慶なコもいます。

3.ほかの犬とケンカになる

じゃれあいと本気の区別がつかずに、本気のケンカになったり、ケンカをしている犬に八つ当たりされたりと言ったトラブルも起こりえます。

4.マウンティングをされる、あるいはしてしまう

愛犬がほかの犬にしつこくマウンティングをするために追いかけまわしたり、逆に他の犬にマウンティングするために追いかけまわしたりして、そのことがきっかけでケンカに発展することがあります。

まとめ

舌を出してドッグランで遊ぶ二匹の犬

ドッグランは、運動不足解消だけでなく、愛犬の「思い切り走りたい!」という動物的な欲求を解消できる場所です。飼い主さんも愛犬も楽しい時間がたくさんすごせるように、上手なドッグランデビューを目指しましょう!

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