どうしてペットロスは辛いのか?
大好きな愛犬がいなくなってとても寂しい
愛犬が亡くなってしまった時に、ペットロスになる人はたくさんいるそうです。ペットロスになる原因は人によって様々ですが、共通していることがいくつかあるといえます。その1つとなるのが『愛犬がいなくなってとても寂しい』というものです。
ペットロスになる人はみんな愛犬のことが大好きで、愛犬のことを『自分の子供』『自分のパートナー』と感じている人たちばかりだと思います。それほど大切にしていた愛犬がいなくなってしまったら凄く悲しくなるのも当然といえるでしょう。私は今までに2匹の愛犬と1匹のフェレットが旅立つのを見送った経験がありその時にペットロスになったことがあります。ですので、愛犬がいなくなってしまった時の辛さや寂しさはとても分かります。
愛犬がいなくなってからずっと、食べ物が食べられなくなる。何もする気がおきない。何をしても楽しくない。ネガティブなことばかり考えている。つねに愛犬のことを考えている。もし、あなたがそういった状態になっていたらそんなにも心が疲れ果ててしまうくらい、愛犬をちゃんと愛してあげられていたということになります。ですので、あなたからするととても辛いことになってしまいますが、少なくとも愛犬は愛情をたくさん感じながら幸せな日々を送れていたといえるのではないでしょうか。
愛犬が生きがいになっていた
「愛犬が生きがい」「愛犬がいればそれだけでいい!」そう感じている人はペットロスになる可能性がとても高いそうです。愛犬を中心とした生活が当たり前になっていると、愛犬が旅立ってしまった時に生きがいがなくなってしまって、心が空っぽになってしまいがちになります。さらに、やっかいなことにペットロスは飼い主が愛犬に依存している度合いが強いほど重症化しやすくなるそうです。
なんらかの後悔が残っている
ペットロスになる人の中には、愛犬への後悔が原因となっていることもあるそうです。例えば、愛犬と生活していると少なからず「こうすれば良かった」「別の方法を試せばよかった」「さっきは厳しくしすぎたな」といった何らかの後悔ってありますよね。そういった後悔がたくさんあると、愛犬が旅立ったあとに自分を責める材料となってしまい、立ち直れなくなることがあるそうです。
ちなみに私の場合だと、愛犬にもっと優しく接してあげればよかった。フェレットが亡くなった時にもっと一緒にいてあげればよかった。といった後悔がずっと残っていて、今でも時々苦しめられることがあったりします。
ペットロスはどうすれば乗り越えられるの?
少しずつ気持ちを切り替える
ペットロスを乗り越えるためには『少しずつでも気持ちを切り替える』ことが大切といえます。しかし、愛犬と一緒に暮らした生活はあなたにとって当たり前の生活や習慣となっているので、すぐに切り替えることがとても難しいと思います。ですので、時間をかけてゆっくり気持ちを切り替えていくことが大事といえるでしょう。
気分転換をする
気持ちを切り替えるためには気分転換が効果的となります。例えば、好きなミュージシャンのライブに行ったり、友達とお出かけしたりするのはどうでしょう?自然あふれる場所でノンビリしたり、旅行に行くのも良いと思いますよ。気分転換してもすぐにはネガティブな気持ちは取り除くことができませんが、少しずつリフレッシュすることで前に進むことができると思いますよ。
悲しくなった時は思い切り泣く
ペットロスになっている時は、とてつもなく寂しくなって泣きたくなることがあると思います。そういう時は我慢せずに思い切り泣きましょう。少し恥ずかしい暴露になってしまいますが、私も自分の子供だと思っていた愛犬やフェレットが亡くなった時は、何度か夜中に思い切り泣いたことがあります。
人間は泣くと、気持ちがスッキリしたりポジティブな気持ちになりやすいそうです。泣くことで、涙と一緒につらい気持ちが体から流れ出てているのかもしれませんね。
同じ経験をもつ人と話す
知り合いに同じ経験をもつ人がいる場合はその人と話をするのも効果的といえますよ。お互いに愛犬が亡くなった経験をもっていると相手のつらい気持ちがわかりますし、どうやって寂しさを乗り越えたのかアドバイスをもらえることもあったりします。また、ペットロスの経験者と話すことで「つらいのは自分だけじゃないんだ」と気づくことができ、ペットロスを乗り越えるきっかけになることもあったりするそうですよ。
まとめ
愛犬が大好きな人は、愛犬が旅立ってしまった時に少なからずペットロスになってしまうことでしょう。ペットロスになるのはいけないことではないと思います。むしろ、それだけ愛犬のことをちゃんと愛してあげていたという証となるので、ある意味良いことなのかもしれません。ただ、あなたがずっとションボリしていると愛犬が心配してしまうと思いますので、気持ちを切り替えれそうになったらシッカリ前を向いてまた歩き出しましょうね。
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