捨て犬
段ボール箱
わずか生後約2週間の仔犬たちが段ボール箱に入れられて、道路わきに捨てられていました。
乳飲み子
まだ母親が必要な乳飲み子たちです。
それなのに、母親から無理やり引き離し、しかも段ボール箱に押し込んで道路わきに捨てるなんて、死ねというようなものです。
いったい誰がこんな惨いことを平気でできるのでしょうか?
セルビア
残念ながら、南東ヨーロッパ、バルカン半島中西部の内陸に位置するセルビア共和国では、このような捨てられる動物たちがまだ無数にいます。
幼い
子犬たちは、4匹の女の子と3匹の男の子でした。
子犬たちは、シェルターに収容するには小さすぎました。
ミルク
何故なら、子犬たちは2時間おきにミルクを与えなければならないからです。
そのため、子犬たちは、一時預りさんのところに連れて行かれました。
一時預り
一時預りさんは、子犬たちに2時間おきにミルクを哺乳瓶で与え、暖かい寝床を作ってくれました。
子犬たちは暖かい寝床で安心して寝むりにつくことができました。
最後に
この子たちがその後どうなったのかは、動画にはありませんでしたが、犬のレスキューをされている団体が救出してくれたようなので、きっと乳離れした後に、それぞれ里親さんを見つけてくれたと思います。
避妊・去勢することがまだ浸透していない場所であっても、こうして命を助ける人たちがいるということに救われる気持ちです。
日本も他人ごとではありません。このように避妊・去勢をせずに、生まれたら捨てる人たちはまだまだいます。
そういう、命に対しての無情の行為がいつかこの世からなくなることを心から願っております。