捨て犬
ゴミ捨て場
ルーマニアのトランシルヴァニアのゴミ捨て場で子犬が捨てられているのが発見されました。
子犬
子犬は固く結ばれたゴミ袋に入れられていました。
ひどい状態
子犬の足は骨折していました。
子犬は飢餓状態で脱水症状も起こしていました。
更に頭部にひどい怪我を負っていました。
殺意
子犬は、酷く殴られていました。
たぶん、誰かが仔犬を殺そうとしたのでしょう。
子犬はすぐに『トランシルヴァニア アニマル ケア』に運ばれました。
治療
最初に獣医師は、子犬の腦の腫れに対処しました。
それから彼らは子犬に寄生していたウジ虫を取り除きました。
脳卒中
子犬は頭部外傷により脳卒中を起こしました。
でも、治療のおかげで助かりました。
命名
子犬は『アノラ』と命名されました。
それは”光“という意味です。
”生きるためにあらゆる意思を尊重する”という意味が込められています。
里親
その後、アノラはイギリスに行きました。
とても暖かい家族に迎え入れられました。
手術
やがてアノラの足の手術が行われました。
アノラは順調に回復し、ちゃんと歩けるようになりました。
最後に
アノラは、虐待を受け殺される寸前まで追い込まれた子犬でした。
でも、そのことがきっかけとなり、発見され、治療を受け、最終的に海を越えて素晴らしい家族と巡り合うことができました。
命が脅かされ、大けがをして苦しまされた末に、やっと掴んだ幸せでした。
それは、アノラをなんとか助けようと動かれた人々がつないだ命でした。
人間には大きく分けて三種類の人たちがいます。
他の命を傷つけたり殺そうとする人、何にもしない人、そしてなんとか命を救おうとする人。
あなたはどの人になりたいですか?